2021年12月から業務スーパーで電子マネー「Gyomuca」が始まり、ちょうど1年が経過しました。
開始当時は2店舗でしか使うことができなかったため、がっかりした方も多いでしょう。
「順次追加予定」となっていた店舗数は1年経った今どうなっているのでしょうか。
この記事ではGyomucaの現在の状況をお伝えすると共に、Gyomucaを使うことができる店舗の近くに住んでいる筆者が、1年経ったGyomucaの使い勝手についてお伝えします。
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1店舗増も…広がらないGyomucaの対応店舗
2022年12月現在のGyomucaの対応店舗はフレッシュ石狩伊川谷店、天下茶屋駅前店、フレッシュ石狩稲美店の3店舗のみです。
開始当初はフレッシュ石狩伊川谷店、天下茶屋駅前店の2店舗のみでしたので、1店舗増えたのですが、相変わらず兵庫県・大阪府のみとエリアはほとんど広がっていません。
「業務スーパーアプリ」の説明文によると順次拡大予定とありますが、このペースだと全国的に使えるようになるのは当分先になりそうです。
≪画像元:業務スーパー≫
クレジットカードより低いGyomucaの還元率
Gyomucaは1000円チャージして5ptもらえ、100pt貯まると100円分の電子マネーとして使うことができます。
つまり1pt1円で還元率は0.5%です。
年会費無料のクレジットカードでも還元率1%を超えるものがあるため、正直あまりお得感は感じません。
アプリの説明では「その他、カード取扱店において指定された商品またはお買い上げ金額等によりポイントが付与される場合があります。」との文言がありましたが、私の知る限り特定商品購入でのポイント進呈や、支払いによるポイント還元はないのが現状です。
筆者が1年間Gyomucaを使ってみた感想
たまたまGyomuca が使える店舗に通っていたため、Gyomucaが発表されてすぐ業務スーパーアプリをダウンロードし、Gyomucaを使い始めた筆者ですが、正直に言うと現在は全くGyomucaを使っていません。
使っていない理由は2つです。
(1) 支払いが面倒
私が通っている店舗ではGyomucaはレジでチャージが行えず、専用の機械で事前に行っておく必要があります。
専用のチャージ機に戸惑う年配のお客様も多く、順番を待つことも多くあり、時間のロスを考えるとGyomucaの利用がついつい面倒になってしまいました。
(2) クレジットカードが使える
業務スーパーにはクレジットカードの取り扱いがない店舗も多いのですが、私が通っている店舗を含め、Gyomucaが使える店舗はすべてクレジットカード対応店舗です。
おそらく電子マネーであるGyomuca対応するレジは全て同じもので、クレジットカードにも対応しているのだと思われます。
私が使っているクレジットカードは楽天カードなので、還元率は1%とGyomucaより高くなります。
チャージしておく手間やバーコードをかざす手間もないので支払いもずっとスムーズ。
残念ながら、Gyomucaを使うメリットが全くないのです。
Gyomucaは使わないが「業務スーパーアプリ」は使う
現在の状態だと「クレジットカードは使わない」かつ「Gyomuca対応店舗の近くに住んでいる」人しか使うことができないGyomuca。
しかしそのGyomucaを使うために落とした「業務スーパーアプリ」はセールをオンタイムで知ることができたり、チラシをいつでも見ることができたりと業務スーパーユーザーには便利なアプリです。
最近はオンラインショップも始まりました。
残念ながらオンラインショップもまた神奈川県内しか対応しておらず対象外の地域の方には使えないのですが、商品を検索してパッケージ写真を表示できるため店員さんに商品を尋ねるときなどには地味に活躍しています。
思った以上にサービス拡大の速度が遅く、手探りのGyomucaと業務スーパーアプリ。
とはいえ、少しずつではありますが進化していっています。あまり期待しすぎず、気長に待つのがよさそうです。(執筆者: 岩崎 はるか)
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