通常還元率は0.5%と平凡な三井住友カードですが、ボーナスポイントや割引などがあり、還元率だけではないお得があります。
しかし、そんな三井住友カードのお得に変化がありますので、紹介しましょう。
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月5万円以上利用でボーナスポイントもらえる
≪画像元:三井住友カード≫
対象カードを月5万円以上利用すると、通常のポイントに加えてもれなくボーナスポイントがプレゼントされます。
・ 毎月10日支払い:支払い月の前月25日頃
・ 毎月26日支払い:支払い月の10日頃
と、支払い日によってプレゼント時期が異なります。
家族カードの利用分は、本会員に合算可能です。
対象カード
主な対象カードは、以下の通りです。
・ 三井住友カードプラチナ
・ 三井住友カードゴールド
・ 三井住友カード
・ 三井住友カードRevoStyle
・ 三井住友カードTile
・ 三井住友ビジネスプラチナカード for Owners
プラチナプリファード、ゴールド(NL)、三井住友カード(NL、CL)、ビジネスオーナーズゴールド(NL)など、一部対象外カードがあります。
≪画像元:三井住友カード≫
プラチナ・ゴールド・プライムゴールド会員なら、月5万円以上利用で100ポイント、10万円以上で200ポイント、以降5万円ごとに200ポイントです。
それ以外の対象カードでも、上記の半分のボーナスポイントがもらえます。
対象外の支払い
月5万円利用にカウントされない利用先があります。
特に注意したいのが、SBI証券での三井住友カードつみたて投資です。
月5万円まで積立可能なことから、積立していればボーナスポイントもゲットと考えがちですが、残念ながらそれはできません。
12月支払い分で終了
2022年12月支払い分をもって、月5万円以上利用でもらえるボーナスポイントが終了します。
2023年1月以降に条件を満たしても、ボーナスポイントはもらえません。
2023年1月より「年間利用ボーナス」がスタート
≪画像元:三井住友カード≫
2022年12月で終了する「月5万円以上利用でもらえるボーナスポイント」に代わり、2023年1月から「年間利用ボーナス」がスタートします。
本会員の「カード加入月~11か月後末」を対象期間として、50万円利用ごとに2,500ポイントがもらえるというものです。
カード加入月の月末までにプレゼントされます。
カウント対象外の利用先は、月5万円以上利用でもらえるボーナスポイントと変わりません。
対象カード
対象カードは、以下の通りです。
・ 三井住友カードプラチナ
・ 三井住友カードゴールド
・ 三井住友カードプライムゴールド
・ 三井住友カードゴールドVISA(SMBC)
・ 三井住友カードプライムゴールドVISA(SMBC)
「月5万円以上利用でもらえるボーナスポイント」と比較して、対象カードがぐっと絞り込まれました。
プリファードやゴールド(NL)は、対象外です。
また、カードの種類によって年間利用ボーナスの上限が異なります。
・ プラチナ:5万ポイント
・ ゴールド:1万ポイント
・ プライムゴールド:5,000ポイント
条件を達成するとカード年会費が割引される
≪画像元:三井住友カード≫
三井住友カードには、以下の3つの条件のいずれかを満たすと、年会費割引特典があります。
・ 1年間でWEB明細で6回以上請求
・ マイ・ペイすリボで1回以上手数料支払い or 前年度累計買い物金額が100万円以上
・ VisaとMastercardの2枚持ち
ゴールドは最大6,700円引き
≪画像元:三井住友カード≫
例えば、三井住友カードゴールドは、以下のように年会費が変動します。
・ 通常年会費:1万1,000円
・ WEB明細で6回以上請求:9,900円
・ 累計買い物金額が100万円以上300万円未満:8,800円
・ WEB明細+累計買い物金額が100万円以上300万円未満:7,700円
・ 累計買い物金額が300万円以上:5,500円
・ WEB明細+累計買い物金額が300万円以上:4,400円
最大6,700円引きと、かなり魅力的です。
年間利用額に応じた年会費割引が終了
しかし、累計買い物金額に応じた年会費割引は、2023年2月~2024年1月の年会費支払い分への適用をもって、終了します。
2023年2月支払い分以降の利用は、累計買い物金額の対象となりません。
≪画像元:三井住友カード≫
ただし、「三井住友カードゴールド(NL)」で適用される年間100万円以上利用で年会費永年無料は、継続されますので安心してください。
カードの利用状況を改めて確認しよう
従来のボーナスポイントは、毎月一定金額以上利用しないと、ボーナスポイントがもらえませんでした。
改定後は、一気にドカンと使ってもボーナスポイントがもらえるようになります。
しかし、対象カードは絞り込まれ、毎月10万円以上利用する人にとってはもらえる年間ボーナスポイント数が減少します。
自分のカードライフを分析して、使い続けるかを考えてみましょう。(執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁)
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