クレカなどのポイントは使った金額に対して付与されますが、ポイントのためだけにしたくもない買い物をするのは、本末転倒です。
使った金額ではなく、積み立てた金額に対してポイントが付与される「IDARE(イデア)」をご存じでしょうか。
今回はIDAREを徹底解説します。
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「IDARE」はボーナスがもらえるスマート積立アプリ
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「IDARE」は、ボーナスがもらえるスマート積立アプリです。
最近では、スマホ決済も後払い決済に積極的に進出していますが、後払いは支払期限に遅れがでたり、負債を抱え込んだりするリスクを避けられません。
IDAREは、自分の力でしっかり積み立てたお金で購入することを重視しています。
IDAREの利用方法
IDAREの利用方法は若干特殊ですので、しっかりと確認しましょう。
【STEP 1】まずは目標を立てよう
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なんのためにお金をいくら貯めるのか、まずは目標を立てましょう。
旅行・結婚・趣味などさまざまな目的から選べますが、あくまでも動機付けです。
絶対ではないので、思いつかない人は「とりあえず」という選択肢でも選んでください。
【STEP 2】積立ルールを設定しよう
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目標を設定したら、次はそこに至るまでのルール作りをしましょう。
- 目標金額
- 積立頻度
- 目標達成の目安など
を決めます。
最初に決めたルールが厳しいようならいつでも変更できますので、アプリ上のためる画面の「目標・積立設定の変更」から変更してください。
【STEP 3】放っておく
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ルールを決めて自動積立を設定したら、何もする必要はありません。
ルールに従い、IDAREが自動で積み立ててくれます。
最大2%分のボーナスももらえる
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IDARE最大のメリットは、「ボーナス」が付与される点です。
毎月の平均残高(日次ベースで計算)に対して、
されます。
定期預金の金利を考えれば、かなりの高利回りですね。
残高とは?
- 自動積立
- 手動入金
- 友人からの送金
- ボーナスからの入金
によって増加した金額の総額が「残高」です。
全ての残高に有効期限はありませんので、安心してください。
ただし、過去にボーナスから入金した残高は、付与対象残高に含まれません。
残高の使い方は「Visaのお店で使う」「送金」の2通り
定期預金だと満期になるまで預金を引き出せないため、急にお金が必要になったら解約しなければなりません。
その点、IDAREは目標金額に達していなくても残高を使えます。
残高の使い方は、
- Visaのお店で使う
- 送金
の2通りです。
リアルカードを発行すればVisaのお店で使える
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リアルカード(発行費用900円)を発行すれば、Visaの街のお店だけでなく、Visaに対応しているネットショップでも、残高を使えます。
タッチ決済機能も搭載されており、Visaのタッチ決済に対応した街のお店では、スピーディーな会計が可能です。
セキュリティコードもありますので、ネットショッピングでも十分に利用できます。
3Dセキュアにも対応
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バーチャルカード、リアルカードの両方とも、IDAREでは3Dセキュアに対応しています。
従来の3Dセキュアは事前に設定したパスワードを入力する方式ですが、IDAREの3DセキュアはEメール、SMS、自動音声通話から選べます。
これにより不正利用のリスクも低くなりますし、パスワードを覚える手間がありません。
(11/26まで)リアルカードの発行費用が実質無料
≪画像元:Twitter≫
10月26日~11月26日の期間中にリアルカード発行を申し込むと、リアルカードの発行費用分(900円)がアプリ内ボーナスでキャッシュバックされます。
既にリアルカードを持っている人は対象外、発行可能なリアルカードは1人1枚のみです。
友人に送金することも可能
IDAREでは、 ID検索やQRコード読み取りで友人を検索し、相手に送金できます。
IDAREの注意点
IDAREは、積み立てるだけで年率2%のボーナスがもらえます。
確実にお得になるため、以下の注意点を確認してください。
【注意点1】入金した分に対してボーナスが付与される
当月に入金がないとボーナスは付与されず、既に積み立てた分はボーナス付与の対象外ですので、注意してください。
ボーナス付与は「当月の入金額の20%」が上限のため、入金がないと付与条件を満たしません。
毎月コツコツと入金することが重要ですね。
【注意点2】残高について
IDAREの残高のうち、ボーナスからの入金は送金に利用できません。
ボーナスを使えるようにするためには、ボーナスから入金する必要があります。
また、銀行の預金とは異なり、残高の補償はありません。
【注意点3】本人確認をしないと機能が制限
IDAREは、本人確認をしなくても利用できます。
しかし、本人確認をしないと、以下の機能が使えません。
- カード番号の変更
- リアルカードの発行
- コンビニ・ペイジー入金
さらに、本人確認をすると、上限額が以下のようにアップします。
- 保有限度額:10万円→100万円
- 決済限度額:5万円/日→50万円/日、12万円/月→100万円/月
- チャージ限度額:3万円/日→30万円/日、12万円/月→100万円/月
- 譲渡限度額:3万円/回→10万円/回、10万円/月→30万円/月
本人確認は本人確認書類の撮影だけで完了し、郵送の手間がありません。
【注意点4】利用できない可能性があるお店・サービス
以下のようなお店・サービスでは、利用できないかもしれません。
公共料金
携帯電話料金
定額料金
保険料
宿泊施設
ガソリンスタンド
飛行機の機内販売
高速道路料金
一部のタクシー
「おつり貯金」「修行」に使うのもあり
今回は、ボーナスがもらえるスマート積立アプリ「IDARE」を紹介しました。
積立というと、まとまったお金が必要なイメージがありますが、IDAREは少額の入金もOKです。
お釣りを貯めて500円くらいをチャージできます。
また、一定金額の利用でお得度が増すクレジットカードの「修行」にも使えそうです。
KyashやRevolutとの相性もよさそうですよ。(執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁)
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