電気代の高騰に加え、政府による7年ぶりの節電要請が出されるなど、今年の冬はいつもより節電への意識が高まっています。
そこで活躍するのが、消費電力の少ない暖房グッズです。
「部屋にひとりしかいないので、自分だけ温まりたい」
「暖房を使うほどではないけれど、じっとしていると寒さを感じる」
「暖房の温度を下げて節電するために、手軽に温まれるグッズを使いたい」
こんな時に使える暖房グッズと、効率的な使い方を紹介します。
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1. 電気ひざ掛け
電気ひざ掛けは、電気で発熱する大判のひざ掛けです。
電気ブランケットとも呼ばれます。
ひざに掛けるだけでなく、肩にかけたりくるまったりと温めたい場所を選べるのが便利。
デスクワークやリラックスタイムなど、さまざまなシーンで活躍します。
- 電気コードやスイッチ部分を外して丸洗いできたり、
- 高温でダニ退治機能がついていたりするもの
など、長く衛生的に使える商品が人気です。
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電気代のめやす
1時間あたりの電気代:最大約0.8円
参考商品:椙山紡織 電気ひざ掛け毛布
効率的な使い方
そこまで寒くないときは、電気を入れずにひざに掛けておくだけでも暖をとれます。
すぐに温かくなるので、使い始めは強モードにしておき、温まってきたら温度を下げて使うとさらに電気代が節約可能。
寒さが厳しいとき、私は電気ひざ掛けで足をぐるっとくるんで使っています。
低温やけどにならないよう、温度調節に気をつけてください。
2. 蓄電式湯たんぽ
お湯を入れて使う昔ながらの湯たんぽのほかに、ここ数年は電気で温める「蓄電式の湯たんぽ」も人気です。
お湯の入れ替えが不要なので、オフィスなど自宅以外の場所でも使い勝手がよいのが特徴。
柔らかい素材のものは体にフィットして使い心地がよいです。
寝るときに布団の中を温めるグッズとしても活躍するので、プライベートな時間でも重宝します。
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電気代のめやす
電気料金:約2.5円
参考商品:威風堂 充電式湯たんぽ ポカウォーマー
効率的な使い方
蓄電式湯たんぽに電気代がかかるのは、蓄電している間だけ。
と、効率が良いです。
座りながら使うときは、膝においたり腰にあてたりしながら使います。
湯たんぽの上からブランケットをかけると、湯たんぽが冷えにくく温かさが長持ち。
座った姿勢で足裏にあてると、特に冷える足元を温められます。
足元を温めるときは、大きめのブランケットでひざから覆うようにすると、熱が逃げにくいです。
3. デスクパネルヒーター
持ち運びやすい暖房器具として人気のパネルヒーター。
中でも、デスク下用タイプのパネルヒーターは折りたたんでコンパクトになるなど手軽さが好評です。
とくに、足元を3方向から温めるタイプのデスクパネルヒーターは、まるで1人用のこたつのよう。
パソコン仕事や試験勉強など、座る時間が長い人の強力な相棒となるでしょう。
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電気代のめやす
参考商品:Miriyon 遠赤外線デスクヒーター 省エネパネルヒーター
1時間あたりの電気代:約3.8円
参考商品:Miriyon 遠赤外線 デスクヒーター
効率的な使い方
足元をしっかり温めてくれるデスクパネルヒーターは、ブランケットと併用するとより温かさが増します。
足がぽかぽかしてきたら、設定温度を下げて消費電力を減らしてください。
体に直接触れるのではなく足元の空気が温まるので、ふわふわのフットウォーマーなどと一緒に使うのもおすすめです。
この冬は、節電を意識しながら暖をとろう
節電は心がけたいけれど、我慢のしすぎや無理は禁物です。
消費電力の少ないグッズを使って、しっかり温まりながら節電に努めてください。(執筆者:元銀行員、FP2級 福島 怜実)