私は、どちらかというと浪費家タイプです。
節約はしたいけれど、衝動買いしてお金を散財してしまうので、毎年同じようなものを購入しては後悔するという悪循環な日々を送っていました。
とくに秋冬はお金を使いやすい季節。
毎年のように後悔していたムダ出費とともに、効果のあった対策法を紹介します。
10年分の小銭貯金にリスクあり わが家が消化できた方法2つと他の有効な使い道5つ
1. イベント商品
秋冬はハロウィンやクリスマスなどイベントが多く、関連グッズなどもたくさん販売され、ついつい購入してしまうという人も多いのではないでしょうか?
ハロウィンのイラストがついたカップなどの食器類やコスプレ衣装は、ハロウィンが終われば食器棚やタンスの肥しになってしまうことが多いです。
効果のあった対策
季節を感じるもので四季を楽しみたいときは、
- いつも食べるお菓子やケーキをイベント使用のものにしたり、
- 長期間飾れるグッズを購入します。
たとえば、サンタクロースではなく雪や雪だるまをあしらったグッズであれば、12月頃から2月頃まで飾れることが可能です。
また、100均など単価の安いものを購入したり、小さいサイズのモノを選択したりして、購入費と翌年までの保管スペースを最小限に抑えています。
保管スペースでいえば、何度でも貼ったり剥がしたりができるウォール壁紙やジェル状のシールなども、かさばらずにしまえるのでおすすめです。
節約できた金額は?
以前は毎年のようにハロウィンやクリスマスグッズを購入しては1~2年で捨てていたので、最低でも3,000円ぐらいは節約できていると思います。
2. セール商品
寒い冬には、あたたかい服をたくさん購入したくなり、割引商品やセール品を見るとついつい購入していました。
けれどコートやダウン以外の分厚い冬物は、着る期間が短く保管スペースを取るばかりか、翌年になると流行りが変わっているというケースもあり後悔することも多かったです。
効果のあった対策
割引商品やセール品を購入するときは、できるだけ黒や白などのコンサバ色にし、流行りのないシンプルな形のものを選ぶことで翌年も着ることができます。
また、薄手で重ね着できるものを購入すれば、傷んだり飽きてきたりしたら春や秋に部屋着として活用可能です。
節約できた金額は?
以前は毎年のようにふかふかの服などを割引やセールで購入し、保管スペースに困って翌年までに処分するということを繰り返していました。
家族の分も含めると、年間3,000~1万円分ぐらいの節約です。
どうしてもふかふかの分厚い服が欲しいときは、衣類の圧縮袋などに入れて保管スペースを最小限に抑え、夏などほかの季節には目に入らないようにしています。
3. フリースなどのあったかグッズ
ついつい購入してしまうカワイイ柄のフリースなどのあったかグッズですが、冬が終わると置き場所に困ることも多いのではないでしょうか?
ひざ掛けフリースも1,000~1,500円ほどするものが多いですし、冬物は生地の関係もあってか、他の季節商品よりも値段が高い傾向にあります。
効果のあった対策
価格ではなく、暖かさや生地の質なども吟味しながらお気に入りのものを買い、長く使うようにしました。
売り場で飛びつきたくなる商品をみつけたときには、商品の手触りや質などを確認。
そして、いったん売場から離れて、いま自宅にある冬物グッズの処分と引き換えにしてでも購入するべきかよく考えるように心がけています。
節約できた金額は?
以前は、毎年のようにフリースや手袋を購入していたので、家族分もあわせて最低でも3,000円以上は節約になっているでしょう。
4. 福袋
冬といえば、福袋。
中身がわからないことや、福袋でしか手に入らないという特別感にワクワクし、購入しては後悔することが多かったです。
効果のあった対策
中身のわかる福袋のうち、自分が絶対に食べるものや使うものだけを購入しています。
魅力的な福袋は本当にたくさんありますが、そのなかには自分が食べないものや使わないものが入っていて、まわりの友達や家族にもあげられないものが多いです。
昔は毎年2~3個は購入していた福袋ですが、ここ数年は1つも購入していません。
節約できた金額は?
イベント気分で購入していた福袋ですが、1個が3,000円だとしたら、年間9,000円も節約したことになります。
秋冬のあるある出費を見直して節約
秋冬はイベントも多いですし、衣料品は生地も厚くなるためほかの季節よりも割高な商品が多いです。
私も今回の記事であらためて出費を書き出し、節約できた最低金額を合計して驚きました。
以前と比べ、実に1万2,000円も節約している計算です。
皆さんもぜひ、毎年の出費を見直しながら節約につなげてみてくださいね。(執筆者: 山内 良子)
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