食品に電気代、ガソリン代と価格高騰化が止まらない現在の日本。
出費を抑えたくても以前のように簡単にはいかない…と頭を抱えている方が多いのではないでしょうか。
節約が上手くできないのであれば、思い切って新たな仕事をスタートし、収入を増やすというのも安定した生活を送るために必要な対策です。
しかし、専業主婦や子育てに追われている方の場合、働きたくても時間が限られているためそう簡単にはいかないものですよね。
そこでおすすめなのが今話題のフードデリバリーサービス、「UberEats(ウーバーイーツ)」です。
どちらかと言うと男性の配達員が多いイメージがあるかもしれませんが、UberEatsをはじめとしたフードデリバリーサービスの配達員として働くのは忙しい生活を送る主婦にとって非常にメリットが多いんです。
こちらではUberEatsの魅力や基本的な仕組み、上手に稼ぐポイントについて紹介します。
YouTubeで「月収5万円」を超えるまでに要した期間、収益化の分岐点、現在の単価
UberEatsの仕組みについて
UberEatsとは簡単に説明すると”出前代行サービス”のこと。
従来の出前は飲食店側が自店舗で雇ったスタッフに配達をさせていましたが、アプリを通じて料理の注文が入るとその都度UberEatsに登録している一般人に配達依頼(※指名制ではなく、料理を運ぶ配達パートナーはランダムで決まります)ができるため給料制の従業員を雇うことなく、低コストでお客さんに出前ができる仕組みとなっています。
また、配達パートナー自身も隙間時間を使って好きなタイミングで稼ぐことができるため、飲食店側だけでなく、両者のニーズを同時に満たすことができる、まさにWin×Winなサービスと言えます。
UberEatsの配達パートナーとして働くには18歳以上で、日本で就労できるという条件が整っており、料理を運ぶために使用する自転車もしくはバイクを所持さえしていれば誰でも気軽に働くことが可能です。
そしてUberEatsの配達パートナーは、UberEats側に雇われるという形ではなく、個人事業主としての扱いとなります。
完全歩合のような形態で、パートやアルバイトなどの給料制の従業員と違って配達をこなせばこなすほど収入を増やすことができるという点も魅力の一つです。
UberEatsの報酬について
UberEatsの報酬は、配送料(基本金額+配送調整金額)+インセンティブ(ブースト、クエスト)-サービス手数料(配送料の10%)で決まります。
1件あたりの報酬はインセンティブの発生回数だったり、配送地域ごとに基本金額が違うため状況によって異なりますが、約300~500円程度が相場です。
また、配達自体は1件15分程度で完了するため、時給に換算すると1,200~2,000円ほど稼ぐことが可能です。
スピード勝負の仕事ではありますが、コンビニやスーパー等で働くよりも短時間で効率良く収入を増やせる職業と言えるでしょう。
下記では報酬の中身についてより詳しくチェックしていきましょう。
基本金額
基本金額は受け取り料金・受け渡し料金・移動距離といった3つの要素で構成されている配送料の基準となる料金のことです。
配送調整金額
配達調整金額は基本金額に加えて、通常より配達員が少なく需要度が高い時や交通状況が混雑していたり、店舗での待ち時間が長い時に追加で支払われる料金です。
インセンティブ(ブースト、クエスト)
ブースト
ブーストは注文が多い時間帯や場所で配達する際に基本金額が1.2倍や1.4倍等に上がる仕組みのことで、特に11:00~14:00、18:00~21:00といったランチタイムやディナータイムが狙い目です。
ただし、発生する場所や時間帯は週によって異なるのでアプリ上でこまめに確認することをおすすめします。
クエスト
クエストとは天候や配達回数に応じて発生するインセンティブ(追加報酬)のことです。
クエストの内容はタイミングや人によって異なり、期間自体も1日のこともあれば週単位の時もあります。
サービス手数料
サービス手数料は配達員パートナーがUbeEats側に支払わなければいけない手数料で、基本金額の10%分の金額となります。
その他(チップについて)
UberEatsはアメリカ発祥のフードデリバリーサービスということもあり、チップをもらえることも!
もらえるタイミングは注文したお客さんが渡したい時で、天候状況が悪かったり、配達場所がわかりづらかった時など感謝の気持ちを示す手段としてアプリ上、もしくは手渡しで配達パートナーに渡せるようになっています。
一般的なバイトやパートはボーナスがでないことがほとんどですが、気前が良いお客さんに当たればチップがもらえる可能性があるので仕事のモチベーションUPにもつながることでしょう。
UberEatsの配達員として稼働するメリット
配達員として稼働するメリットは4つです。
メリット1:面接を受ける必要がない
UberEatsは個人事業主となるため、面接を受ける必要がなく、オンライン上で登録を済ませれば稼働することが可能です。
ただし、登録する際にナンバープレートの写真や自賠責保険の証明書をアップロードしたり、配達バッグを購入する必要があるので公式サイトでしっかり詳細について確認した上でアカウント作成~審査を進めていくようにしましょう。
メリット2:自分が好きなタイミングで働ける
UberEatsはシフトや出勤時間などの制約がありません。
そのため、子供さんを幼稚園に送った帰り道やひと通り家事を済ませた後の隙間時間で働けます。
「毎日稼働はできないけど、今月はちょっとピンチだから電気代や食費分だけでも稼ぎたい」という時などご自身の好きなタイミングで気軽に働くことができます。
メリット3:高度な知識・過度な接客は不要
配達パートナーはお客様の元へ商品を安全に届けるというのがメインのお仕事。
そのため、飲食店に務めているスタッフのように接客をしたり、レジや食品の発注を行う等の知識が不要なのでこういった点に苦手意識を感じている方でも働きやすい環境が整っています。
ただし、最低限の礼儀やマナーをわきまえておくと好印象となり、UberEats自体の評判が良くなるので利用者が増える大切なきっかけになると言えるでしょう。
メリット4:週に1回給料日がある
UberEatsの報酬は毎週月曜日の午前4時に締められ、前週の月曜日から稼働した分が翌々日の水曜日にアプリ上に登録している銀行口座に入金されます。
しかも、振込手数料は全てUberEats側が負担してくれるので配達パートナーはそういった面においてもストレスなく稼働することができます。
仕事にブランクがあっても大丈夫
UberEatsは自転車やバイク、手元にスマートフォンがあればいつでも働くことができると共に近年、デリバリーの需要が増加傾向にあることから、頑張り次第では企業に務めている正社員と引けを取らないレベルの報酬を稼ぐことができるサービスです。
先程文中にもありましたが、過度な接客や高度な知識、面接自体も不要なので仕事にブランクがある専業主婦でも気軽にチャレンジしやすいお仕事と言えます。
価格高騰化の影響により家計にやりくりに困っていて、旦那さんの収入だけではやっていけない…と悩んでいる方はぜひ参考にしてください。(執筆者: 池田 莉久)
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