金欠の時の最終手段として、「メルカリで不要品を売って現金化する」という方法が使えます。
しかしメルカリでものを売ったとしても、すぐに現金化できなければお金が必要なタイミングに間に合わないかもしれません。
そこでまず、メルカリでものを売った時に現金化できるまでどのくらいの期間が必要なのかを知っておけば、万一の事態に対処できるようになるはずです。
今回はメルカリで現金化する際に、どのくらいの日数がかかるのかについて説明していきます。
【メルカリ】狙っていた商品が買われそうなとき 「横取り」OKとNGの境界線はこれ
できるだけすぐに売りたい時は値下げを敢行!
金欠でメルカリを使う際には、まずはすぐに売れるようにしなければなりません。
メルカリですぐ売れるようにするための一番の方法は、値引きです。
一定の金額を値引きすると検索した時に上位表示されやすくなりますし、すでにいいねをつけているユーザーに通知が届きます。
できるだけ高い金額で売りたいという気持ちも分かりますが、緊急時はある程度の値引きをしてすぐに売るのが正解です。
ではここから、例として4月1日にメルカリの商品が売れて支払い済みになったとしたら、最短で現金化できるのは何日なのかの計算をしていきましょう。
売れてから発送するまでの時間は0〜1日
メルカリで物が売れたら、商品を梱包してからコンビニまで持ち込んで発送することになると思います。
この場合、コンビニに宅配便業者が何時に集荷に来るかによって発送にかかる日数が変わってきます。
例えば筆者の最寄りのセブンイレブンはお昼過ぎの2時くらいに集荷していますので、その時間までに発送すればその日にドライバーに集荷してもらえますが、午後2時を過ぎてしまうと翌日の午後2時まで発送が止まってしまいます。
急いで現金化したいというのであれば、事前にコンビニに何時に宅配便業者が集荷に来るのかを聞いておいても良いでしょう。
時間を把握しておき、ドライバーの集荷前に梱包を済ませられれば、発送までの時間は最短となり、4月1日に発送できます。
発送の時間は1日
宅配便の配送は自分の居住地と地域と購入者の居住地によって若干異なります。
基本的にほとんどの地域であれば翌日に配達されますので、発送の時間としては集荷の翌日で1日と考えておけば良いでしょう。
例えば東海地方に住んでいる筆者は、北海道や九州などと取引をする場合、2〜3日、場合によってはそれ以上の時間がかかることもあるようです。
そのため急いでいる時は予定を把握できるように、購入者の居住地を相手の出品物情報からチェックしておきましょう。
一般的な宅配便の配送時間を考えると配送にかかる時間は最短で翌日になりますので、4月2日に到着となります。
受け取りから評価の時間は1日〜
次のアクションは、購入者の受け取りです。
配送の状況はメルカリの取引情報をチェックすれば、配送中なのか受け取り済みなのかが確認できます。
しかし仮に早い時間に受取済みになっても購入者が昼間は仕事をしているとなると、商品を開封して中身をチェックするのは夜になります。
商品を受け取ってから中身を確認してから受け取り評価をしますので、夜に受け取った場合は評価が翌日になる可能性もあります。
購入者が評価を済ませてくれれば、こちらが評価して取引は完了となります。
すぐに評価してもらえれば配送されたその日に受け取り評価をしてもらえますので、最短で4月2日に取引が完了します。
振込申請から入金までは1日〜
取引が完了すれば売上金を自分の口座に振り込み申請できます。
振込申請をすれば銀行に現金が振り込まれますので、それを引き出せば現金化の完了です。
ただしメルカリは振込申請を済ませても、即時に口座に売上金が振り込まれるわけではありません。
メルカリでは振込申請をしてから実際に振り込まれるまでの振込スケジュールというものがあり、これは、月曜から木曜日までであれば午前8時59分以前に振込申請をすれば翌日に口座に振り込まれるというものとなっています。
午前9時以降に申請をした場合は翌々日となり、週末をはさむ金、土、日曜日は翌週の月曜日、火曜日となり、申請してから少し時間がたたないと現金化できません。
ですから最短で月〜木曜の午前8時59分までに振込申請を済ませれば、翌日には現金化できますので、4月2日に取引が完了し、翌日4月3日の午前8時59分までに振込申請を済ませれば、4月4日に銀行に売上金が振り込まれると言うことになります。
つまり、メルカリでものが売れてから現金化できる一般的な最短の日数は「3日」が目安になると言うことです。
最短でうまくいけば3日で現金化可能
しかしこの3日というのはすべてがスムースに進んだ場合の日数となりますので、例えばコンビニの集荷時間が過ぎていたり、評価してもらうのが遅くなったり、配送に時間がかかったりといったことが起こると、それぞれ1日程度ずつ時間がプラスされるということになります。
さらに週末をはさんでしまうと振込申請から振り込まれるまでの時間が3〜4日加算されることになってしまいます。
メルペイを利用すればすぐに現金代わりにも
もし現金が必要な理由の支払いに、メルペイ払いが使えるのであれば、時間がかかる振込申請が省けるため、売上金ができた時点で支払い可能となります。
最近ではメルペイに対応したお店も増えてきますので、緊急時にはメルペイ払いも考慮して見てはいかがでしょうか。(執筆者:メルカリ取引700回以上 石神 里恵)
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