送料をかけて取り寄せたり、物産展でしか手に入らないお菓子もあります。
しかし取り寄せたり、物産展に出向くよりも、カルディに行けばお目当てのお菓子が手に入る可能性大です。
今回は珍しいお菓子がたくさんあるカルディの中から、お取り寄せとしても有名なお菓子4つを紹介します。
送料や物産展への交通費を節約しながら、お目当てのお菓子を手に入れてください。
1.「紅芋サーターアンダギー」257円(税込)
沖縄の名菓「サーターアンダギー」は、ときどき無性に食べたくなるお菓子です。
沖縄物産展では必ず売っている、定番のお菓子です。
筆者は、物産展でみつければ必ず買っていましたが、最近は見送ることが多くなりました。
なぜならば、値段が高いからです。
サーターアンダギーは、小麦粉と砂糖と油を使っています。
すべての食材が値上がりしたものばかりです。
それに伴って、サーターアンダギーも昔よりかなり値上がりしていました。
以前は5個入りの袋が650円程度でした。
しかし最近は、900円近くまで値上がりしています。
カルディに「紅芋サーターアンダギー」があります。
物産展で見かけるものよりもかなり小ぶりなサーターアンダギーが、70g(筆者の袋には10個入っていました)入っています。
257円ならば、躊躇せず買える値段です。
製造者は沖縄県糸満市にある会社です。
安いサーターアンダギーの中には「これは単なるドーナッツではないか」と思うものもありますが、カルディの「紅芋サーターアンダギー」は本場沖縄で作られ、密度が濃く、表面が固いイメージ通りのサーターアンダギーです。
紅芋の風味は強くありません。
2.「くるみとキャラメルのクッキー」388円(税込)
スイスの伝統菓子「エンガディナー」は、くるみとキャラメルがクッキーにはさまれたお菓子です。
鎌倉の名菓「クルミッ子」と似ています。
「クルミッ子」は、5個入りで767円(税込み)なので、ちょっとぜいたくなお菓子です。
無印良品でも以前はエンガディナーを発売していましたが、ひと口サイズが8個入って250円でした。
カルディに「くるみとキャラメルのクッキー(エンガディナー)」という商品名で登場したお菓子があります。
クルミッ子よりも1センチほど小さいエンガディナーが、4個入って388円です。
カルディのお菓子の中ではかなり高いお菓子ですが、クルミッ子や洋菓子店のエンガディナーと比べれば、かなりお手頃な値段ではないでしょうか。
はさまれているキャラメルの層は、クルミッ子と比べると薄めです。
はさまれているくるみの量も、クルミッ子より少なめです。
しかし、自分だけのおやつとしてときどき食べるならば、カルディの「くるみとキャラメルのクッキー(エンガディナー)」が買いやすいかもしれません。
3.「スノーボールクッキー」598円(税込)
≪画像元:キャメル珈琲≫
カルディの冬季限定お菓子の定番といえば「スノーボールクッキー」です。
真っ白いコロンとしたクッキーが店頭に並ぶと、「冬がきた」と感じます。
スノーボールクッキーは、砂糖と小麦粉とバターとコンスターチと塩と香料のみで作られています。
ほとんどのお菓子がバターからマーガリンに置き換えられていく中で、スノーボールクッキーはバターを使っています。
シンプルな材料で勝負できる高品質のお菓子です。
スノーボールクッキーは、無印良品の「ブールドネージュ」190円(税込)に似ています。
無印良品のブールドネージュは通年で販売されているため、手に入りやすいメリットがあります。
単価もカルディのスノーボールより安いです。
しかし無印良品のブールドネージュは、調整油脂が使われたり乳化剤が使われたりしています。
やはりコストを考えると、シンプルな材料だけで勝負することは難しい時代なのかもしれません。
カルディには「アレを食べたいけど送料がかかるからカルディで買おう」と思うお菓子がたくさんあります。
スノーボールクッキーは
「他ではなく、カルディのスノーボールクッキーを食べたい」
と思うお菓子です。
スノーボールクッキーは冬季限定です。
4. ちょっと残念「サクッとポテチョコ」158円(税込)
カルディの季節限定のお菓子に「サクッとポテチョコ」というお菓子があります。
ポテトスナックとチョコレートの組み合わせといえば、ロイズのポテトチップチョコレートを思い出す人も多いのではないでしょうか。
ロイズの商品は、催事で見かけることもありますが、食べたいときにはオンラインショップで購入することが多いです。
ロイズの商品はすべてクール便のため、送料がとても高くなります。
カルディで似たお菓子が買えるならば、送料を節約できます。
しかし、ロイズのポテトチップチョコレートをイメージして「サクッとポテチョコ」を食べると、ちょっと残念な思いをするかもしれません。
塩気が違います。
どちらかというと、コーンスナックをチョコレートでコーティングしたお菓子に似ています。
「アレに似ているもの」で値上げを乗り切ろう
ときどき無性に食べたくなるお菓子も続々と値上がりし、買うときに躊躇するようになりました。
カルディには、小分けにしたりミニサイズにしたりすることで値段を抑えたお菓子があります。
「節約のために買わない」のではなく、上手に楽しみながら「アレに似ているもの」を探して値上げの波を乗り越えてみてはいかがでしょうか。(執筆者:美大卒 式部 順子)