10月14日は鉄道の日です。
これに向けてJR東日本、とりわけSuicaではさまざまなキャンペーンを実施していますので、紹介しましょう。
(来年3月中を予定)「障がい者用Suica」の発行開始
≪画像元:JR東日本≫
現状では、ICカードで駅を出る際に有人改札を通らないと、障がい者の方は運賃の割引を受けられません。
ICカード専用の無人改札が増えてきており、当事者たちから改善要望が出ていました。
そのため、2023年3月中に、障がい者用Suica、障がい者用PASMOの発行が開始される予定です。
障がい者本人だけでなく、任意の1名分の介護者用Suicaも発行されます。
障がい者本人がすでに持っているSuicaやPASMOを、障がい者用に切り替えることもできますが、Apple PayのSuica、モバイルSuica、Apple PayのPASMO、モバイルPASMOを、障がい者用に切り替えることはできません。
JR東日本のSuicaエリア内のみどりの窓口、りんかい線の定期券発売窓口、PASMO鉄道事業者の窓口などで購入できます。
自動改札で割引を受けられる
≪画像元:JR東日本≫
自動改札機またはバス運賃機で割引運賃が自動精算されますが、念のため障害者手帳などは携行した方がよいでしょう。
普通運賃としてだけでなく、定期券としての利用も可能です。
本人用・介護者用を同時かつ同一行程で乗車する場合に利用可能で、本人用・介護者用を別々または単独で利用することはできません。
利用可能エリア
≪画像元:JR東日本≫
SuicaまたはPASMOが利用可能な、以下のエリアの鉄道・バス事業者で使えます。
・ 首都圏Suica・PASMOエリア
・ 新潟Suicaエリア
・ 仙台Suicaエリア
・ 青森・盛岡・秋田Suicaエリア
Suica・PASMOエリア以外で、障がい者用Suica・PASMOだけで割引を受けることはできません。
逆にSuica・PASMOエリア以外の障がい者用交通系ICだけで、Suica・PASMOエリアで割引を受けることもできません。
(来年3/31まで)「タッチでエキナカ」で入場券分を全額還元
≪画像元:JR東日本≫
JRE POINTに登録したSuicaを入場券代わりにして入場できる「タッチでエキナカ」が始まりました。
10月5日~2023年3月31日の期間中、JRE POINTに登録したSuicaを入場券代わりにして入場します。
改札内対象店舗で、JRE POINTに登録したSuicaを使い合計1,000円以上の買い物をしてください。
入場から2時間以内に、入場時と同駅の自動改札機を出場すると、入場券額相当の140ポイントが翌々月中旬に還元されます。
(12/31まで)+300ポイントのチャンス
≪画像元:JR東日本≫
さらに、12月31日までにエントリーの上で条件を満たして、JRE POINTに新規でSuica登録をしてください。
5人に1人の割合で、JREポイント300ポイントが2023年2月頃に当たります。
キャンペーンの注意点
対象駅は、東京駅、品川駅、上野駅、大宮駅、立川駅、日暮里駅、横浜駅、赤羽駅、新宿駅、千葉駅、津田沼駅、西船橋駅、海浜幕張駅の13駅です。
買い物対象の商業施設(改札内)は、グランスタ東京(東京駅)、ルミネ新宿 LUMINEⅡ(新宿駅)などです。
詳しい対象施設は、こちらで確認してください。
Suica以外の交通系ICは対象外、Suicaであっても定期区間内やIC企画乗車券の有効区間内の駅での利用は対象外です。
こども用Suicaでも参加できますが、還元ポイントは半分の70ポイントです。
(11/30まで)「J-Coin Pay → モバイルSuica」へのチャージで10%還元
≪画像元:みずほ銀行≫
8月29日~11月30日の期間中、「J-Coin Pay」からモバイルSuicaにチャージしてください。
チャージ金額の最大10%分のJ-Coinボーナスが、チャージ後30日以内に還元されます(上限は500J-Coinボーナス/期間)。
J-Coinボーナスは、J-Coin Pay加盟店での支払いだけでなく、モバイルSuicaへのチャージにも利用可能です。
(11/30まで)「ビューカード→モバイルSuica」への初チャージなどで500ポイントのチャンス
≪画像元:JR東日本≫
9月16日~11月30日までの期間中にエントリーの上、ビューカードで以下のいずれかの条件を満たしてください。
・ モバイルSuicaでのチャージ利用
・ 各種定期券の購入
・ グリーン券の購入
Apple Pay、Google PayでのモバイルSuica決済も対象です。
抽選で1万名に、JREポイント500ポイントが2023年1月中旬以降に当たります。
キャンペーンの注意点
2022年9月15日以前の過去1年以内に、上記の条件を行っていない方が対象です。
「iiマーク」のある提携他社の発行するカード、ビュー法人カードはキャンペーンの対象外となります。
モバイルSuicaでのオートチャージは対象外です。
(10/31まで)Suica残高での買い物1万5,000ポイントのチャンス
≪画像元:JR東日本≫
9月27日~10月31日の期間中にエントリーの上、JRE POINTに登録したSuicaの残高で、対象店舗でポイントの貯まる買い物を行ってください。
抽選でJREポイントが12月中旬に当たります。
・ 1万5,000ポイント:100名
・ 5,000ポイント:200名
・ 500ポイント:1,200名
期間中にJRE MALLにてモバイルSuicaネット決済で買い物すれば、当選確率2倍です。
NewDays、いろり庵きらく、ベックスコーヒーなどの詳しい対象店舗は、こちらで確認してください。
(11/13まで)仙台エリアでのSuicaの残高利用で1万ポイントのチャンス
≪画像元:JR東日本≫
9月26日~11月13日の期間中、JRE POINTに登録したSuicaの残高で、対象エリアでの鉄道利用(BRT、タッチでGo!新幹線も対象)や買い物を合計4,000円以上行ってください。
鉄道利用のみ、買い物のみの利用でも、4,000円以上ならばOKです。
抽選で150名に、JREポイント1万ポイントが12月下旬に当たります。
モバイルSuica利用、または10月8日~10月16日の利用のいずれかを満たすと当選確率2倍、両方満たせば当選確率3倍です。
キャンペーンの注意点
≪画像元:JR東日本≫
JR東日本仙台支社管内のエリアが、対象エリアです。
NewDaysや対象エリア内の駅の商業施設が対象となりますが、詳しくはこちらをご覧ください。
Suica定期券の区間内利用、無記名式Suicaは対象外です。
「鉄道の日」には様々なイベントを開催予定
10月14日の鉄道の日、今年は鉄道開業から150年の節目のため、各地でイベントが開催されます。
≪画像元:JR東日本≫
JR東日本エリア内の16か所では、「駅に隠れた150匹のポケモンを探そう」というイベントが開催されます。
≪画像元:JR東日本クロスステーション≫
150周年限定グッズなどの販売もあるようですので、感染対策を十分にしてお出かけしましょう。(執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁)