マイナポイントは1人当たり、最大2万円相当のポイントが貰え、マイナンバーカードを取得していれば子どもも対象。
しかし、子どもの分のマイナポイントをもらうのは、少し複雑です。
先日手続きを終えた筆者の体験を紹介します。
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マイナポイントはなぜ貰えるのか?
≪画像元:マイナポイント事務局≫
マイナポイントは、新規取得等で5,000円分、現在行われている第2弾で更に7,500円分×2で15,000円分。合計で20,000円分/1人が貰える大きな事業です。
マイナンバーカードの普及および、健康保険証・公金受取口座を紐づけての管理を目的としているようですがやらない理由がないほどお得なキャンペーンとなっています。
しかし「いつかやろう」と思っていた方は急がねばなりません。
本事業の対象となるためには2022年9月末までのマイナンバーカードの申し込みが必須なのです。既にマイナンバーカードは持っていて、マイナポイントの申請だけがまだの方も2023年2月末までの申し込み期限が設定されているため、忘れないうちに対応しましょう。
子どものマイナンバーカード申請時の注意点
身分証明書にもなるマイナンバーカード、子どもは0歳から申請可能で15歳未満は法定代理人が代わりに申請する必要があるため親が手続きをする事となります。
以下、筆者の体験談を交えて申請時と受取時の注意点を列記します。
注意点1:申請方法は複数ある
マイナンバーカード作成時の申請は役所の窓口での申請だけでなく、郵送やオンラインでの申請ができます。
窓口では待たされる時間も長いため小さなお子さんを連れてだと不便なはず、郵送かオンラインでの申請をお勧めします。
顔写真が必要なのですが免許証やパスポートなどを想像してつい、証明写真のようなしっかりした写真を撮ろうしますが、
- 直近6カ月以内に撮影し
- 顔が正面を向いていて帽子を被っていない
- 背景がない
であれば何でも良いとされています。
筆者は娘が2歳のお祝いに写真館で撮った写真を使い問題なくカードになりました。
スマートフォンなどでも撮影可能なので、お住いの自治体のWEBサイトの注意事項をよく読んで、安く済ませましょう。
注意点2:受取時は本人同行の必要
自治体ごとに違う可能性が高いのですが、多くの場合作成されたマイナンバーカードを受け取る際に本人同席=子どもが一緒に受け取りに行く必要があるとされています。
子どもと親の予定を合わせて、役所の対応時間中に行くので、早めに予定を調整しないといけません。
マイナンバーカード受取対応窓口を土日祝や夜間でも行っている可能性があるため、自治体のWEBサイトをしっかりご確認ください。
注意点3:公金受取口座は子ども名義
マイナポイントの受取には公金受取口座の申請が必要ですが、こちらは子どもの名義でなければいけません。
マイナンバーカードを作成後にいずれかの銀行で子ども専用の口座を申請、開設しておかねばマイナポイントの申請もできません。
恥ずかしながら筆者はこのことをすっかり忘れており、申請画面まで進んでから口座開設を始めました。
マイナンバーカード受取にも子どもと予定を合わせないといけないので、あまり時間を取られないよう銀行口座開設はインターネットで完結できる銀行がお勧めです。
マイナポイント受取だけでなく、今後も送金などで使うはずですので、振込手数料が発生しないよう親と同じ銀行か、振込手数料が少ない楽天銀行などを選ぶと良いでしょう。
注意点4:マイナポイント受取対象は親と違う決済サービスであること
こちらも知らないと困ってしまう条件で、親と子はマイナポイントを受け取る対象とする決済サービスを別々にしなければなりません。
親がPayPayで既にマイナポイントを受け取っていた場合、子どもの分を申請する時はsuicaやau Payなど違う物を選ぶ必要があるのです。
電子マネーがだいぶ普及して来た昨今であれば恐らく問題ないでしょうが「suicaしか使ってない!」といった人も稀にいますので、この機に作るようにしましょう。
注意点5:決済サービス毎に受取方法・タイミングが違う事を理解する
≪画像元:マイナポイント事務局≫
対象決済サービスの注意点をマイナポイントWEBサイト等で見れば分かるのですが、決済サービス毎にその詳細がかなり異なります。
筆者自身はau Payを選んだところ数日でポイントが付与されましたが子どもの分を選択したsuicaは翌月中の付与となっており、知らなければ不安だったと思います。
決済サービスによっては「申請した」だけでなく「受け取る」作業をしないと受け取れないケースもあるようなので、かならず申請前に詳細をチェックしましょう。
諦めず手続きを進める
決済サービスを選ぼうとしてもそれぞれの違いが複雑だったり種類がありすぎたり…。
普及させるための事業で大盤振る舞いなのは分かりますが、詳しくない人からすると煩雑過ぎて逆に嫌になってしまいそうです。
申請ができた方は、家族の分を諦めずに手続き進めてお得を最大限に享受する事をお勧めします。(執筆者:遠藤 記央)
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