この夏は、夏休みの宿題や秋の学校祭バザーに出す手作り品にできる「レジンアクセサリー」を家で作ってみませんか。
レジンアクセサリー作りに必要な道具や材料の大半は100均で調達できます。
また、家にある工具などを活用すれば、制作費用を最小限に抑えることも十分可能です。
そこで、ハンドメイド愛好家の視点から
・ 100均で調達できるレジンアクセサリーの道具や材料
・ 3大100均チェーンのおすすめ商品
・ レジンアクセサリーに使う道具や材料の費用の具体例
について詳しく解説します。
※記事中の画像はすべて筆者撮影
レジンアクセサリー作りに使う道具や材料はすべて100均で調達できます。
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道具
まずは道具から紹介します。
作業用シート
シリコンやジェルなど、固めたレジンを簡単にはがせる素材のシートです。
硬化用ライト(UV・LED)
レジンは晴れの日にひなたに出せば数分で固まりますが、曇りや雨の日は固まるのに時間がかかります。
そんな時に便利なのがレジン硬化用のライトです。
写真のような硬化用ライトが100均では一般的ですが、ダイソーでは330円の異なるタイプも販売されています。
シリコンモール
シリコン製のレジン型。型にレジンを流し込んで固めた後、型から外します。
ピンセット
小さなパーツをつかむ時に使います。
先がとがったもの
つまようじ、目打ちなど。レジンを均等にしたり気泡をつぶしたりする時に使います。
ピンバイス
固めたレジンに穴を開ける場合に使います。
使い捨て手袋
レジンが手に直接触れてかぶれるのを防ぎます。
薄手のゴム製がおすすめです。
材料
次は材料です。
レジン液
100均には透明(クリア)や色付きのレジン液が豊富にあります。
4~5gのボトルやチューブが一般的ですが、ダイソーでは330円で大容量(20g)のボトルが販売されています。
レジン着色料(上写真左)
一般的には透明のレジン液を着色する際に使います。
封入パーツ
押し花、ラメ、ストーン、シェル、金属、シールなど、レジンの中に封入するパーツです。
アクセサリーパーツ
イヤリングやチェーン、各パーツをつなげるマルカンなどの総称です。
金属フレーム
作品によっては使うこともあるパーツです。
以上のものがそろえば、さまざまなレジンアクセサリーを作れます。
材料や道具の品ぞろえは100均によって違う! 3大チェーンのおすすめ商品は?
レジンアクセサリーの材料や道具はチェーンや店舗によって品ぞろえがまちまちです。
ここでは、一例として100均3大チェーンのおすすめ商品を挙げていきます。
1から材料をそろえるなら「セリア」がおすすめ
1から材料をそろえるなら「セリア」がおすすめ。道具や材料の種類が豊富です。
また、セリアのレジン液は固まりやすさや黄変しないことで以前から定評があります。
UV-LEDライトや工具はダイソーがおすすめ
工具などの道具を買うならダイソーがおすすめです。
個人的には330円の手芸用ニッパー(写真右)は非常に使いやすいと感じています。
また、330円のUV-LEDライトもハンドメイド愛好家の間では話題になっています。
≪画像元:ダイソーネットストア≫
ダイソーの公式サイトによれば、UVライトが6個つきで4万時間使用可能。
ボタンの押し方で照射時間を変えられます(60秒/120秒)。
また、口コミ情報によれば、110円の商品より早く固まるようです。
なお、他の100均にはない大容量のレジン液(20g330円)もあります。
おしゃれなパーツをお探しなら「キャンドゥ」がおすすめ
キャンドゥではおしゃれなパーツが数多く見つかります。
その中にはプロのハンドメイド作家が愛用するものも含まれています。
このようにそれぞれ異なる特徴を持っているため、個々のニーズに応じて各100均を使い分けるのがおすすめです。
100均材料でレジンアクセサリー作り! 道具と材料の費用はどれくらいかかる?
最後に、100均レジンアクセサリーの費用について具体例を挙げながらお伝えします。
レジンアクセサリー作りに必要な道具の費用
レジンアクセサリー作りに必要な道具をすべて100均でそろえた場合の費用は以下の通りです。
UV-LEDライト | 110円 |
先がとがっているもの(つまようじなど) | 110円 |
ピンセット | 110円 |
ラジオペンチ | 110円 |
ニッパー | 110~330円 |
作業用シート(シリコンシートなど) | 110円 |
シリコンモール | 110円 |
ゴム手袋 | 110円 |
合計 | 880円~1,100円 |
一見高そうに思えますが、工具など家にあるものはそれを活用すればOK。
家にないものだけ買えばかなり購入費を抑えられます。
レジンアクセサリーの材料費(例)
材料費はどのようなアクセサリーを作るかで大きく異なります。
ここでは一例として、私が作ったアクセサリー(初心者向け作品)の費用をお伝えします。
「猫とお花のキーホルダー」
金属フレームのお花とちょうちょの部分にボトルから直接好きな色のレジンを流し込んで固め、丸カンでフレームと大きなカニカンをつなげました。
<材料費の内訳>
金属フレーム | 110円 |
レジン液 | 330円(3色使用) |
丸カン | 110円 |
キーホルダー(3個入り) | 110円(1個使用) |
合計 | 660円 |
私はレジン液を3色使いましたが、1色使用なら合計440円ですみます。
なお、金属フレーム以外の材料は余るので、次回以降はもっと材料費が安くなります
たとえば、家にシールがあればこんなアクセサリーも作れます。
※シリコンモール使用。アクセサリーパーツは別のものでもOKです。
このような形で余った材料を活用すれば、費用を最小限に抑えながら複数のアクセサリーを作れます。
「ステイホーム再び」のこの夏休みは、ぜひ親子でレジンアクセサリー作りに挑戦してみてください。(執筆者:大岩 楓)
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