6月19日から、楽天証券で、楽天キャッシュ決済利用の投信積立の申し込みがはじまりました。
筆者は、コンビニのファミリーマート、FamiPay(ファミペイ)で楽天ギフトカードを購入してチャージする方法がいいのではないかと考察。
計算すると約4.3%還元と、楽天カードでの最大1.0%還元よりも高かったのです。
お得なポイ活を併用した攻略法、参加すべき楽天キャッシュ・投信積立キャンペーン2つも紹介します。
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筆者が考える攻略法
先に、筆者が考える楽天証券「投信積立で楽天キャッシュ決済」の攻略法を教えます。
1. 毎月10日25日「ファミペイチャージの日」にファミペイチャージ
→ 6月25日はファミマルお茶600ml(税込100円相当額)クーポンがもらえる
2. POSAカードの「楽天ギフトカード」をファミペイで買う、0.5%還元
→ 3,000円分でファミペイポイント15ポイントもらえる
3. 楽天ギフトカードで「楽天キャッシュ」にチャージ
4. 楽天証券で投信積立により0.5%還元
→ 楽天ポイント15ポイント付与
1ポイント1円換算で、130円相当額(約4.3%)が還元されます。
ファミペイチャージの日に、JCBのクレジットカードチャージをすることで、クレカポイントもさらに付与されるため、人によっては130円相当額以上の還元を見込める場合もあります。
ファミペイチャージの日は1か月に2回あるので、1か月に6,000円だと260円相当額が還元に。
楽天カード+楽天キャッシュでの最大1.0%積立もできますが、筆者は無料クーポンがもらえる「ファミペイチャージの日」に注目。
銀行に預けていてもここまで金利が高くなることは珍しいため、お得と感じます。
※ファミペイチャージクーポンは6月25日の商品価格基準で還元額を計算しました。
6月19日からはじまる「投信積立で楽天キャッシュ決済」とは
«画像元:楽天証券»
「投信積立で楽天キャッシュ決済」とは、楽天証券で2022年6月19日からはじまった投資信託積立の新しい決済方法です。
これまで、楽天証券では、クレジットカードで積み立てるいわゆるクレカ積立で1%のポイントがついていました。
クレカ積立サービスが終了した後、楽天キャッシュでの積立を推奨していくと考えられます。
実際にやってみた験談
6月19日を待ち、実際に楽天証券で、楽天キャッシュで投資信託積立設定をしてみました。
・ 既存の積立設定を変更する場合
・ 新しく積立設定を変更する場合
この2つの例を紹介します。
【例1】既存の積立設定を変更する場合
«執筆者撮影»
投資信託を選ぶと「楽天キャッシュで積立」の表示が出ます。
筆者の場合、設定を変えないと、積立設定で0.2%ポイント還元になってしまう投資信託があるためです。
1. ポップアップの「変更に進む」をタップ
2. 引落方法の一括変更の確認画面→次へを選択
※そのままだと「クレジットカード決済、2022年9月の購入分から決済額0.2%」」
3. (未設定の場合は)楽天キャッシュの設定、楽天キャッシュ残高キープチャージ設定
4. 金額を入力して「上記金額で設定する」タップ
5. 引落方法の一括変更(クレジットカード決済→楽天キャッシュ)
6. 完了
手続きを取ることで、8月1日より楽天キャッシュで支払い、ポイント還元+0.5%設定が完了しました。
【例2】新しく積立設定をする場合
新規で投資信託を積立注文したい場合も、楽天キャッシュ選択ができます。
«執筆者撮影»
1. 積立注文をタップ
2. 楽天キャッシュ(電子マネー)を選択
3. 積立指定日、積立金額を入力、ポイント利用設定状況を確認(筆者はSPU+0.5倍条件のため「利用する」を選択中)、分配金コースを再投資型か受取型かを選び、口座選択。
4. (未設定の場合は)楽天キャッシュの設定、楽天キャッシュ残高キープチャージ設定
5. 完了
積立指定日を「毎月1日」にすると8月1日に引き落とされます。
楽天ギフトカードとは?
«執筆者撮影»
楽天証券での投資信託積立に使いたいのは、ファミマで購入できるPOSAカード「楽天ギフトカード」です。
楽天ギフトカードとは、楽天市場などの買い物などで利用できるギフトカードで、全国のコンビニなどで購入できます。
これまで「楽天ポイントギフトカード」として販売されていた商品が販売終了となり、順次、「楽天ギフトカード」販売に切り替わっていきます。
«執筆者撮影»
楽天ギフトカードは、左下に「R Cash(楽天キャッシュ)」のロゴが描かれています。
楽天ギフトカードでの楽天キャッシュチャージ方法 基本の「き」
参照:楽天
楽天キャッシュの受け取り方法は簡単です。
1. 楽天ギフトカード受取り画面を開く
2. カードの裏のシールをはがし、出てきたPIN番号を入力する
3. 楽天キャッシュが受け取れる
«執筆者撮影»
ポイントがチャージされたかどうかは、楽天ポイントクラブ「ポイント実績」から確認できます。
楽天ギフトカードは、楽天証券で投資信託購入に利用できるほか、楽天市場などでの利用、楽天ペイ利用もできます。
筆者は、楽天キャッシュの「残高キープチャージ」を申し込みましたが、還元率が高いファミマで購入した「楽天ギフトカード」によるポイントチャージもしていきます。
参加できるキャンペーンは2つ
楽天証券で楽天キャッシュを利用することで、2つのキャンペーンに参加できます。
・ スタートダッシュキャンペーン
・ 投信積立での楽天キャッシュ決済開始記念キャンペーン
1. (~7/12)楽天キャッシュ決済スタートダッシュキャンペーン
«画像元:楽天証券»
「楽天キャッシュ決済スタートダッシュキャンペーン」は、初月8月買付分の楽天キャッシュ決済をした人に、楽天キャッシュ100万円分が山分けとなるキャンペーンです。
キャンペーン期間は2022年6月19日~7月12日。
キャンペーン期間中、楽天キャッシュで投信積立設定をして約定した人が対象です。
楽天証券の投資信託積立は、月々100円からはじめられるので、少額積立で貯めるクセをつけたい人にもおすすめです。
エントリーが必要なキャンペーンです。
1人あたり最大100円分までの楽天キャッシュがもらえます。エントリーして参加してみましょう。
2. (~11/12)投信積立での楽天キャッシュ決済開始記念キャンペーン
«画像元:楽天証券»
投信積立は、楽天カードからチャージをすることで、キャンペーン期間中は1.0%ポイント還元が期待できます。
«画像元:楽天証券»
楽天カードから楽天キャッシュにチャージすることで0.5%のポイント還元、そして、楽天キャッシュを使って投信積立をすることにより0.5%還元、合計1.0%還元となります。
筆者はファミペイ利用を優先的に行いますが、資金が豊富な方は楽天キャッシュ満額もどうぞ。
ファミペイ利用は6,000円分、最大限積立するなら楽天カードであと4万4,000円積立することで1.0%還元も見込めます。
積立設定期間は6月19日~11月12日、買付指定日は8月1日~12月28日です。
こちらはエントリー不要です。
楽天キャッシュ積立をはじめてキャンペーンにも応募を
楽天キャッシュでの楽天証券の投資信託積立が開始され、筆者が攻略法として考えたのはファミペイと組み合わせるワザです。
6月25日配布予定のクーポン価格で考えると4.3%還元となり、楽天カード+楽天キャッシュの組み合わせでの1.0%より高還元です。
キャンペーンにも参加できます。
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