「スマホ決済はチャージが面倒」と感じている方もいるでしょう。
PayPayはオートチャージが可能ですが、これまではちょっと不便でした。
それが解消されたので、紹介します。
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これまでPayPayのオートチャージのタイミングは「決済後」
オートチャージとは、自動的にPayPay残高にチャージしてくれる機能です。
これまでのオートチャージは、「決済後」にPayPay残高が一定額以下になった場合、事前に設定した金額をチャージしていました。
しかしこれですと、決済前にPayPay残高が不足している場合、決済エラーとなります。
そのため、事前にPayPay残高へのチャージを行う必要がありました。
これでは、オートチャージの意味がありませんね。
「決済時」のオートチャージが可能に
≪画像元:PayPay≫
そんな不満を解消するため、6月1日にオートチャージ機能が改善されました。
「決済時」のオートチャージが可能になったのです。
PayPay残高での支払い時に残高が足りない場合、自動的に不足額以上がチャージされ、支払いが完了します。
もう決済エラーが出ることはありません。
最小チャージ金額を設定できる
最小チャージ金額とは、残高不足時にチャージする最小金額です。
1万円に設定した場合、残高が5,000円不足していても、1万円がチャージされます。
逆に、残高が2万円不足している場合は、設定の1万円以上の不足金額全額(2万円)がチャージされます。
オートチャージの設定方法
≪画像元:PayPay≫
オートチャージは、以下の流れで設定してください。
1. ホーム画面より「チャージ」をタップ
2. 「オートチャージ設定」をタップ
3. 「オートチャージを有効にする」をタップ
4. 「最小チャージ金額」「チャージ方法」を選択
新しいオートチャージの注意点
新しいオートチャージ、すぐにでも使いたくなりますよね。
その前に、以下の注意点を確認して、失敗のないようにしてください。
【注意点1】アプリのバージョンを確認する必要あり
PayPayアプリのバージョンが3.43.0以降ですと、新オートチャージを利用可能です。
新オートチャージを利用したい人は、バージョンを確認の上でアップグレードしてください。
【注意点2】新オートチャージを設定すると、旧オートチャージは使えなくなる
新オートチャージ(決済時チャージ)を設定すると、旧オートチャージ(決済後チャージ)は使えなくなります。
決済後チャージがいいという人は、新オートチャージの設定をしないでください。
オートチャージされない利用先
以下の支払いでは、オートチャージがされません。
・ 送る・わりかんする
・ 請求書払い
・ セブン-イレブンアプリ経由での支払い
・ Amazon.co.jpでの支払い
また、Yahoo! JAPANのサービスなど、一部のオンライン決済では、2万円/24時間、5万円/30日間以上のオートチャージはされません。
使い過ぎに注意
≪画像元:PayPay≫
とはいえ、設定以上の金額をオートチャージされたのでは、使い過ぎが心配です。
PayPayが設定している利用上限金額とは別に、自分で1日・1か月あたりの利用可能額を設定できます。
PayPay残高・クレジットカード・あと払い(一括のみ)の利用、全ての合算です。
オートチャージはほぼキャンペーンの対象になる
PayPayのオートチャージが、決済時にされるようになりました。
オートチャージはPayPay残高に対して行われ、支払い元をPayPay残高に設定した利用は、ほとんどのキャンペーンの対象です。
残高の心配なく、オートチャージを利用してください。(執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁)
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