楽天グループは、2022年6月1日より楽天のポイントアッププログラムである楽天SPUで
・ 楽天モバイル利用+1倍
を発表しました。
これまで改悪発表の続いていた楽天サービスに、久しぶりの改良です。
そしてこれまで、あまり日の目を見ることがなかった楽天ランクダイヤモンド会員には朗報といえます。
楽天は7月から楽天銀行+楽天カードのポイントアップ条件を改悪しましたが、6月と7月は楽天SPUの達成条件が大きく変わります。
ここでは、楽天SPUの「6月改良点の紹介」と「7月改悪点のおさらい」をします。
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6月1日(水)より楽天SPUの改良点
6月1日(水)から導入される楽天SPUの改良点2つをご紹介します。
(1) 楽天モバイル+1倍(SIM契約+モバイル利用)
もともと楽天モバイル契約者には、「楽天SPU倍率+1倍」が条件としてありました。
さらに6月より、新たに+1倍が付与されます。
これにより「楽天モバイル契約者のポイント倍率は合計で+2倍」となります。
※獲得上限ポイント1,000P/月
注意点
楽天モバイルの新プラン発表により、1GBまでのデータ通信料について変更の発表がありましたが、その補填としての楽天SPU条件となります。
楽天モバイルは7月にプラン変更後、1GB未満は実質4か月間無料となりますが、11月より1か月の利用が0GBでも月額1,078円(税込)の通信料が発生します。
プラン変更後の楽天モバイルの使用は、利用状況や新料金プラン、解約時期等とあわせて検討しましょう。
(2) ダイヤモンド会員+1倍
楽天会員に設定されている楽天ランクのダイヤモンド会員は、「楽天SPU倍率+1倍」となります。
※獲得上限ポイント1,000P/月
楽天ランクとは
楽天会員は、利用頻度(ポイント獲得数と獲得回数)に応じた会員ランクが5つ設定されています。
ランクや継続期間に応じて特典があります。
今回の改良は、最高楽天ランクであるダイヤモンド会員が楽天SPUの対象になります。
2022年7月1日(金)の楽天SPU改悪点のおさらい ※楽天銀行+楽天カード
<~2022年6月30日(木)>
楽天銀行口座で楽天カードの利用代金で引き落としをした際に「楽天SPU倍率+1倍」
<2022年7月1日(金)~>
1. 楽天銀行口座で楽天カードの利用代金で引き落としをした際に「楽天SPU倍率+0.5倍」
2. 1の条件を満たし、さらに購入の前月に楽天銀行で「給与・賞与・年金」を受け取ると「楽天SPU倍率+0.5倍」
※1と2の条件を満たすと「楽天SPU倍率合計+1倍」
注意点
・ 給与、賞与の受け取りは電文で「給与振込」とされているものを対象と判定されます。
・ 入出金明細に「給与」「賞与」と漢字で表記されている場合は、対象となります。
ただし、振込先が「給与振込」以外の電文で振込をしていた場合、振込内容が給与だったとしても楽天SPUの対象外となります。
楽天銀行+楽天カード SPU月間獲得上限ポイント数
<~2022年6月30日(木)>
ダイヤモンド会員:1万5,000ポイント
プラチナ会員:1万2,000ポイント
ゴールド会員:9,000ポイント
シルバー会員:7,000ポイント
その他会員:5,000ポイント
<2022年7月1日(金)~>
全楽天会員ランク一律:5,000ポイント
変更後(7月1日~)の楽天SPU条件
「6月改良」「7月改悪」の両方の変更を加味した7月からの主な楽天SPU条件は、7点となります。
1. 楽天会員+1倍(楽天会員登録)
2. 楽天カード+1倍(楽天市場で楽天カード決済)
3. 楽天市場アプリ+0.5倍(楽天市場アプリを利用して買物決済)
4. 楽天モバイル+1倍(SIM契約+モバイル利用)
5. 【6/1~】楽天モバイル+1倍(SIM契約+モバイル利用)
6. 【6/1~】楽天ランクダイヤモンド会員+1倍
7. 【7/1~】楽天銀行+1倍(楽天カード引落とし口座に設定+0.5倍、「給与・賞与・年金」の受け取り+0.5倍)
※その他、楽天Pashaや楽天トラベルなどの楽天SPU条件もありますが、金融やモバイル、お買い物ポイント条件に関わる条件のみ抽出。
「6月改良点の紹介」と「7月改悪点のおさらい」のまとめ
今回は「楽天銀行+楽天カード:楽天ランク別SPU月間獲得上限ポイント数が一律5,000ポイントに変更」「ダイヤモンド会員+1倍追加」と楽天ランクにテコ入れが入りました。
楽天モバイルのプラン変更や楽天ランク優遇見直しの内容から、楽天サービスを利用し貢献している会員は優遇を付与するが、利用料などの面であまりつながりのない会員の優遇は薄くするという傾向がみられます。
昨今、楽天サービスは改悪続きで楽天経済圏ユーザーには激震を与えてきましたが、そもそも楽天経済圏はポイント付与に関しては良心的な設定だったといえます。
しかし今後は、各利用者の頻度、金額、利用サービスの数などに合わせて、優遇に優劣をつけていく方針のようです。
改悪発表の度に「経済圏を変えるべきか」という話題があがりますが、継続するかは「総合的に楽天サービスを利用し貢献している会員」になっているかがひとつの指標になりそうです。
楽天サービス改悪があると、他社サービスがプラン変更やキャンペーンを打ち出してきますが、サービス1つだけをみて判断するのではなく、経済圏全体の優遇条件を考慮して利用サービスを選択していく必要がありそうです。(執筆者:太田 玲世)
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