楽天モバイルは、4G/5G共通の料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」を「Rakuten UN-LIMIT VII(ラクテン アンリミット セブン)」をアップデートし、「1か月のデータ利用料は1GBまでは月額0円」を終了すると発表しました。
いつか来るのではないかと予想されていた改悪が、ついに実行されることになってしまいました。
プラン変更の理由は、「品質向上」「早期黒字化」「サービス拡大」の3点とし、5Gではデータ利用量増加を念頭に、今後データ利用量を気にせずモバイルサービスを利用できるよう変更をするとのことです。
0円ユーザーにとっては衝撃的なニュースとなりましたが、ここでは「楽天モバイル改悪情報のまとめ」と「今後、楽天モバイルは解約すべきか」について紹介します。
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プランの変更点
今回、月1GBまでのデータ利用料について変更がありました。
【~2022年6月30日(木)】
1か月のデータ利用料は1GBまでは月額0円
【20227月1日(金)~】
1か月の利用が0GBでも月額1,078円(税込)で3GBまで利用可能
変更にあたり注意点
「Rakuten UN-LIMIT VI」契約者は、7月1日(金)から「Rakuten UN-LIMIT VII」へ自動的にプランが変更されます。
解約はすべき? するならいつ?
7月より自動的に「Rakuten UN-LIMIT VII」に移行されるため、月額1,078円(税込)の費用が発生するとなっています。
しかし、現在すでに契約中の場合、プランは移行するものの7月~8月末までは、1GBまでプラン料金は無料のまま維持されます。
また9月~10月末までは、1GBまでの利用者はプラン料金相当の楽天ポイントが付与となります。
つまり7月よりプラン変更となりますが、変更後は実質4か月間無料が継続されます。
【2022年7月1日(金)~8月31日(水)】
「Rakuten UN-LIMIT VII」以降するが1GBまでプラン料金は無料
【2022年9月1日(木)~10月31日(月)】
プラン料金は発生するが振替としてプラン料金相当の楽天ポイントが付与(1GBまでの利用者対象)
解約した場合のデメリット(楽天SPU改良の影響)
7月にプラン移行後は、実質4か月間無料になるため、10月までは継続で問題なしと考えてよいです。しかも今回、同時に「楽天モバイルの楽天SPUポイントアップ条件改良」についても発表されました。
既存の「楽天モバイル+1倍」にプラスして「楽天モバイル+1倍」が追加となり、楽天モバイル利用で楽天SPUは+2倍となります。
「楽天モバイル利用でポイント+2倍」の恩恵も失効してしまうので、楽天市場でお買い物をしているユーザーにとっては、解約するとデメリットが大きいです。
すでに有料スマホプランを契約していた場合
月額1GBまでの利用プランのみに変更があったため、他有料プランには特に大きな影響はありません。
楽天モバイル改悪についてまとめ
改悪とはいいつつ、4か月間は無料が続くので焦った解約手続きは不要だといえそうです。
楽天SPUのほうでは大きな改良があったため、現時点で総合的にはメリットが増えました。
今すぐの解約はデメリットの方が多いので、解約については急いで決断せずに慎重に検討したほうがよいでしょう。
格安スマホが登場してから、激戦の続くスマホ業界ですが、今回の楽天モバイル改悪のニュースは市場に大きな影響を与えることが予想できます。
新キャリアとして、これまで攻めたプランでユーザー数を拡大し従来のスマホ業界に風穴を開けたといえる楽天モバイルですが、今回のニュースでユーザー離れを起こす可能性があります。
これまで楽天サービスが改悪を発表すると、同業サービスが新キャンペーンや新プランを発表するなど多々ありました。
それと同様に、今回解約する楽天モバイルユーザーを狙った別キャリアが新しい料金プランを打ち出してくることも考えられるので、今後の各社動向に注意が必要です。(執筆者:太田 玲世)
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