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「QUICPay」を活用しよう 驚異の3%還元や9の日の抽選などメリット豊富



キャッシュレス手段が多数ある中では、電子マネーのQUICPayはそれほど目立つものではありません。


2005年にさかのぼる、業界では古いツールですが、使ったことのない人も多いと思われます。


ですが今QUICPayは要注目です。


クレジットカードとの組み合わせによっては大きな還元率になるからです。


QUICPayが自分に関係ないと思っている人に向けて、活用のアドバイスをいたします。


QUICPay


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QUICPayのおさらい


交通系(Suica等)、nanaco、WAON、楽天Edyなどは、事前チャージの必要なプリペイド式電子マネーです。


これらに比べると、ポストペイ式(チャージ不要で、組み合わせたカードで決済するタイプ)のQUICPayは影が薄いように感じます。


同じポストペイ式のiDほど、加盟店が多くないのも難点です。


そんなわけでなくても困らないものの、あると便利なQUICPayを振り返ってみます。


カードタイプや、nanaco一体型のQUICPayも健在ですが、ここではモバイル利用に限定して取り上げます


Apple Pay、Google Payで使うのが基本だが、おサイフケータイも


現在のQUICPayは、Apple Pay、Google Payで使う人が多いはずです。


ただしすべてのクレジットカードブランドが対応しているわけではありません。


また対応していたとしても、ブランドによりQUICPayかiD、あるいはタッチ決済のいずれかに振り分けられるため、すべてのクレジットカードでQUICPayが使えるわけではありません


Androidスマートフォンでは、おサイフケータイでQUICPayが使えます。


ただし対応カード会社は限られています。


以下は、QUICPayの使える人気のカードの例と、使えるアイテムです。


・ 楽天カード  → Apple Pay、Google Pay


・ セゾンカード → Apple Pay、Google Pay、おサイフケータイ


・ JCBカード(オリジナルシリーズ) → Apple Pay、Google Pay


・ エムアイカード → Apple Pay、Google Pay


・ オリコ → Apple Pay、おサイフケータイ


・ セディナ → Apple Pay、おサイフケータイ


・ PayPayカード → Apple Payのみ


・ エポスカード → Apple Payのみ


・ アメックス(プロパー) → Apple Payのみ


・ Kyash(プリペイドカード) → Apple Pay、Google Pay


QUICPayはチャージ不要


QUICPayのメリットは、チャージが不要な電子マネーであることです。


QUICPayで支払うと、紐づけたクレジットカードの即時決済となります。


チャージ不要なのは便利ですが、デメリットにもなります。


プリペイド式のようにWポイントとならず、クレジットカード決済と還元率が変わらないためです。


ただしQUICPayにも、ポイントを上乗せしてくれる組み合わせがあるので後述します。


QUICPayは使えるシーンで使えばいい


QUICPayは普及にあたって次の通り問題を抱えています。



・ すべてのクレジットカードが対象ではない


・ 加盟店がiDより少ない


・ タッチ決済が追い上げてきている



使えない加盟店がわりと多いのは困ります。


確かにドラッグストアならおおむねOKですが、スーパーになるとイオン、セブン系の大手が目立つのみです。


カフェでもそれほど普及しておらず、スターバックスでは利用不可です。


ですがポストペイ式の決済は、これだけ使い続けるような性質のものではありません。


使える際に使えばそれで十分です。


QUICPayでお得になるクレジットカード


QUICPay、それからiDというポストペイ式の電子マネーは、クレジットカード直接決済と効果が変わらないのが基本です。


クレジットカードのタッチ決済が普及してきた昨今、その価値が今後失われていく可能性も否定できません。


ですが、少ないながらQUICPayを使って上乗せのあるカードも存在するので取り上げます。


セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード


QUICPayの可能性を大きく押し上げそうな1枚が、セゾンパール・アメックスです。


バーチャルカードであるセゾンパールDigitalも登場しました。


こちらは申し込んですぐ使えます。


年会費実質無料(年間一度の利用で無料)のこのカードは、QUICPayにセットして使うと、還元率が実に3.0%となります。


ただし残念なお知らせです。


2022年8月からは還元率が2.0%に低下し、さらに11月以降は未定となっています。


それでも、2.0%で止まればなお大きな還元率です。


25歳未満の人限定ですが、セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートでQUICPay決済すると5.0%還元となる特典もあります。


Orico Card THE POINT Premium Gold


オリコカードザポイントプレミアムゴールドは、年会費1,986円のゴールドカードです。


格安ゴールドと呼ばれる、実益特化型のゴールドです。


このカードの券面には、QUICPayとiDが付帯しており、どちらの電子マネーで支払ってもポイントが0.5%上乗せされます。


基本還元率1.0%のカードが、1.5%となるわけです。


モバイルについては、オリコの場合Google Pay非対応であるものの、AndroidユーザーはおサイフケータイでQUICPayが使えます。


2022年12月まで開催中! 毎月9の日はQUICPayを


QUICPayでは、毎月3回ある「9の日」、つまり9日、19日、29日に全額キャッシュバックキャンペーンを実施中です。


対象日ごとに、222名の利用者に対して、1万円を上限とする利用額全額キャッシュバックが当たります。


日ごろは使わないという人でも、9の日だけは抽選に期待してQUICPayを使ってみるのもおすすめです。


メインでなくてもいいからQUICPayを使ってみよう


比較的地味なのですが、時として大きな威力を持つQUICPayについて見てきました。


対応クレジットカードを持っている人なら、特にリスクなく始められますので、ぜひ使ってみてください。


新規にカードを取得するなら、セゾンパール・アメックスがおすすめです。(執筆者:沼島 まさし)


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