世間にはクレジットカードはじめ、多くのポイントプログラムが存在します。
何もしないと消滅しかねませんが、幸い多くが共通ポイントに移行できます。
各種ポイントの移行先として、高い人気を誇るのがdポイント。
dポイントへの移行レートは比較的等価が多く、他の共通ポイントと比べ、価値を損ないにくくなっています。
共通ポイントとしてのdポイントについて、移行レートをテーマに、現在地を確認しましょう。
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共通ポイントについておさらい
共通ポイントは、何種類お使いでしょうか。
スマホアプリですべて使える時代ですから、1種類に限らず多く使うことをおすすめします。
2022年現在の共通ポイントについて、簡潔に見てみます。
共通ポイントにはこんなものがある
共通ポイントと呼べるポイントは、次のものです。
近況とあわせてご確認ください。
楽天ポイント
2022年4月より、税込付与から税別付与となったのをはじめ、ややサービス低下気味。
Tポイント
2022年4月のヤフー離脱で影が薄い。「ウエル活」が最後の砦。
Ponta
ポイント交換所で1.5倍に増やしau PAYマーケットで利用可。ウエル活をしのぐメリット。
Androidユーザーにとっては、
というルートが開通し、使い道が広がった。
PayPayポイント(旧PayPayボーナス)
共通ポイントに割って入ろうとしている。
Vポイント
三井住友カード、三井住友銀行等のポイント。チャージもできスマホ決済可で、電子マネーの性質もある。
それから、ほぼJR東日本エリアに限定されてしまいますが、電車や駅ビルの利用でたまるJREポイントも大きな存在です。
共通ポイントは失効しづらい
共通ポイントには有効期限があります(1年が多い)が、ためていれば失効することがありません。
ただし今回取り上げるdポイントは例外で、4年で失効します。
なかなかここまでため続けることはないかもしれませんが、念のため知っておきましょう。
共通ポイントへの移行レートに注意
世間の多くのポイントが、共通ポイントに移行できるようになっています。
この際問題になるのが、移行レートです。
共通ポイントや電子マネーへの移行レートはバラバラです。
価値の下がる交換方法も多いわけです。
dポイントは比較的等価交換が多く、各種ポイントからの集約に向いています。
ただ、共通ポイントへの移行レートは日々低下しており、dポイントもこの点では例外でありません。
最近の例です。
【Vポイント → dポイント or Pontaの場合】
・ 2021年10月までは等価
・ 11月より「1ポイント → 0.8ポイント」
多くの共通ポイントを使うことは、ポイント目減り対策にもなるわけです。
dポイントは多くのポイントから等価交換可能
dポイントは、移行レートについては比較的、等価のものが多くなっています。
今後も、各種ポイントの集約に活用できそうです。
dポイントの現在地です。
dポイントで15%交換増量キャンペーンがしばしば実施
dポイントでは、しばしば交換時の増量(15%)キャンペーンを実施しています。
最近も、2022年3月まで実施していました。
タイミングが合うと、移行レートが実質15%アップするわけです。
前述の通り目減りしたVポイントからも、この機会なら92%のレートになります。
交換元のポイントが失効しない範囲で、頭の片隅に入れておきたいものです。
dポイントへは多くのポイントが等価交換
他の共通ポイントのメリットを見ましたが、dポイントの大きなメリットは目減りする交換先が少ないこと。
次の(一例)交換元から、等価交換が可能です。
なお比較のため、Pontaへの移行レートが同じく等価のものには、★を付けました。
・ リクルートポイント★
・ WAONポイント
・ エポスポイント★
・ オリコポイント★
・ JACCSラブリィポイント★
・ セゾン永久不滅ポイント★(Pontaはau IDのある会員のみ等価)
・ セディナOMCわくわくポイント
・ LIFEサンクスポイント
・ 出光プラスポイント★
・ 電力系ポイント各種★
・ 都市ガス系ポイント各種★
・ 通信系ポイント各種
三井住友、JCB、三菱UFJニコス等の銀行系クレジットカードが軒並み8割のレートであるものの、全体を見ると等価のほうがずっと多くなっています。
もっとも悪い交換レートが、NTTグループカードで、系列なのにわずか6割です。
それでも他のポイントよりましなほうです。
全体を見て、移行レートの悪いほうではないPontaと比べても、質および量の点でdポイントは優れています。
各種ポイントはdポイントに集約しよう
生活していると、さまざまなポイントがたまっていきます。
ある程度たまったポイントは、交換率の高いdポイントに移行するのをおすすめします。
たまに増量キャンペーンも実施しているので、機会を逃さないようにしましょう。(執筆者:沼島 まさし)
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