カーシェアリングの副業は、相場と地域によっては十分稼げます。
とはいえ具体的にどういった稼ぎ方なのか、分かりづらい面があります。
「カーシェアリングの副業って実際儲かるの？」
「収入例や稼ぎ方について知りたい」
カーシェアリングの副業について調べている際、上記のような疑問を持たれる方もいらっしゃるでしょう。
そこでこの記事では「カーシェアリング副業の稼ぎ方や収入例」についてまとめました。
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カーシェアリングはまさに副業と相性抜群！ 安く保有できると考えれば良いかも
カーシェアリングで集客力があり、個人でも参入可能な「エニカ」は非常におすすめです。
とはいえ車は維持費がかかるものなので、維持費以上に稼ぐ必要があります。
そのため副業として考えるなら、まず車を安く保有できる考えで参入すると良いでしょう。
カーシェアリングで稼ぐなら地域と相場は大切
カーシェアリングは、正直なところ地域によって需要が大きく異なります。
地方で車が必須な場合、カーシェアリングの需要はあまり大きくありません。
しかし都心で車の維持費がかかる場所は、大きな需要があります。
そしてすでにサービスで相場が分かるため、どの車種がどのくらいの価格になるか判別可能です。
事前にサービス内の相場を読み取り、地域と維持費を照らし合わせて黒字になるポイントを探しましょう。
正直儲かるかどうかは難しいところ
正直な話、利益が出るかどうかは難しい部分があります。
なぜなら予約状況により、売上が変動しやすいからです。
なので人気のある車や相場を理解し、維持費を正確に計算した上で取り組まなければなりません。
洗車や清掃の手間もありますし、受け渡す際の時間も必要です。
一度も予約が入らなければ、売上0円になる可能性だってあります。
副業としては忙しいサラリーマンと相性が良いものの、一定の知識が必要になるのは間違いありません。
向いていない方の場合だと損しやすい副業でもあるので、「車の維持費が少しでも抑えられるならラッキー」と思える方が取り組むと良いでしょう。
なぜサラリーマンと相性が良いと思うのか
あくまで筆者と友人のオーナーを例として挙げます。
特徴としては下記の通りです。
・ 都心に住むサラリーマンで普段は電車通勤
・ 車はあくまで趣味として捉えている
・ ローンが通りやすい
・ 協力してくれる人が周囲にいる
・ 初対面の人とも積極的に話せる
サラリーマンの場合、高級車でもローンが通りやすいです。
カーシェアリングは高級車の需要が高く、単価も高いので売上が高くなります。
さらに車を日常的な足として使っておらず、なくても困りません。
おそらく同じような状況で、車を保有していない方がカーシェアリングを使っているのだと推測されます。
属性からカーシェアリングしやすく、売上がプラスに転じなくても「維持費の足しになるからいいか」と思える状況です。
この状況なら売上の見込みが立てやすい上に、人気車種を新たに買い足して総合的な売上アップも目指せます。
ある程度の売上が出れば、洗車や清掃も外注化してしまえば問題ありません。
実際収入はどのくらいになるのか
収入はかなり上下しやすく、保有台数によっても大きく変わります。
その前提で例を出すなら、1日レンタルの売上は下記のとおりです。
・ プリウスα（2015）3,600円
・ MINI（2014）6,600円
・ アルファード（2021）1万2,000円
・ テスラモデル3（2020）1万8,000円
・ BMWi8（2015）2万5,000円
車種やグレード、年式によって1日の売上が大きく変動します。
さらにこの金額からプラットフォーム手数料（プランによって25～35％）が引かれる仕組みです。
正直なところ、1台保有では利益が出にくくなっています。
数台保有しなければ、売上は上がりません。
カーシェアリングを副業として行う際の注意点
カーシェアリングの副業は注意点が多くあるものの、十分注意すべき点は「維持費の正確な計算を怠らないこと」です。
とくにここは要注意で、目先だけの売上を狙うと「貸し出すだけでどんどん損をする可能性」もあります。
カーシェアリングを行うと、下記の点でコストが発生するので注意しましょう。
・ オイル交換の頻度増加
・ タイヤ摩耗
・ 走行距離の増加による車体本体の下落
さらにカーシェアリング受け渡しの時間も入れれば、総合的な費用はけっこうな割合を占めます。
このコスト計算ができないと、貸出の割合がジリ貧で損をしていく可能性が高いです。
事前にしっかりと維持費・利益を計算し、「維持費の足しになればOK」という計算で小さく始めていってください。
維持費計算がしっかりできればカーシェアリングは副業として成り立つ
カーシェアリングの良いところは、少し背伸びして高級車を安く維持できる点です。
その状態でうまく調整していけば、売上を出していくコツも掴めます。
軌道に乗せれば追加投資で台数を増やせますので、気になる方はぜひ挑戦してみると良いでしょう。（執筆者：副業スペシャリスト 奥泉 望）
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