東京の主な観光地に行くのに、東京メトロは非常に便利です。
迷宮のような東京の道路を通らずとも、メトロなら確実に目的地にたどり着けます。
コロナの影響で一時期落ち込んでいましたが、ここから回復とばかりに「休日メトロ放題」のサービスを開始します。
非常にお得なサービスですので、しっかり読んで確実にお得になりましょう。
【Tポイント】3月で終了するサービスを紹介 早めの「脱出」を
5月の土日祝日が2,000円で実質乗り放題になる「休日メトロ放題」
≪画像元:東京メトロ≫
東京メトロでは、5月の土日祝日が実質乗り放題になる新サービス「休日メトロ放題」のトライアルを、月額2,000円で実施します。
メトロポイントクラブ(以下、メトポ)に登録のPASMOを持っている人が対象です(小児用PASMO、他の交通系ICは対象外)。
対象は12日間
休日メトロ放題は、2022年5月の土日祝日に利用できます。
つまり、1日、3日、4日、5日、7日、8日、15日、21日、22日、28日、29日の12日間です。
対象日の始発から終電までの乗車が対象となります。
GW中も対象、というのがうれしいですね。
対象日に1回乗車で元が取れる
休日メトロを利用するには、登録料として2,000円払わなければなりません。
1日あたり167円利用すれば、元が取れます。
IC運賃の初乗りが168円ですから、対象日に各1回乗車するだけで元が取れちゃうんです。
休日メトロ放題でお得になるまでの流れを紹介
≪画像元:東京メトロ≫
休日メトロ放題は、すぐにお得になるわけではありません。
申し込んで乗車して、その乗車分がポイント還元される仕組みです。
その流れを、分かりやすく紹介しましょう。
【STEP 1】4/30までに申込
≪画像元:東京メトロ≫
「休日メトロ放題」は、使うその場で買えるわけではありません。
メトポへ登録の上で、4月30日までの事前申込が必要です。
メトポはWEBでの仮登録後、駅券売機での本登録が必要となります。
特設サイト内の申込ページへアクセスし、必要事項を入力しましょう。
サービス登録料として、2,000円をクレジットカードで支払えば、申込完了です。
4月30日までなら、キャンセルもできます。
【STEP 2】5月の土日祝日に東京メトロを利用する
5月の対象日に、チャージ残高を使って東京メトロを利用します。
定期券・企画券区間内での乗車は、対象外です。
対象日であれば、利用回数の上限はありませんので、ガンガン利用しちゃってください。
ただし、この段階ではお得になりません。
とりあえず立て替えておく必要があるので、残高の確認をお忘れなく。
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他社との相互直通区間の利用については、東京メトロ分のみ還元、乗継割引適用区間の利用については、利用運賃と同一の還元とならない場合があります。
【STEP 3】7/11に対象金額分が全額ポイント還元
7月11日に、STEP 2で利用した金額分が、全額メトポとしてポイントバックされます。
メトポは10ポイント=10円相当として、PASMO残高へチャージ可能です。
つまり、実質無料で東京メトロを利用できます。
「休日メトロ放題」と併用・使い分けしたいお得を紹介
休日メトロ放題は、衝撃的にお得です。
他のお得と組み合わせれば、さらにお得になります。
逆に、休日メトロ放題でカバーできない分、他のお得で補うこともできます。
クレジットカードからの残高チャージでさらにポイントを貯める
≪画像元:東京メトロ≫
休日メトロ放題は、PASMOの残高が必要です。
残高へのオートチャージが可能なクレジットカードがあれば、残高不足の心配もありません。
また、チャージでポイントも貯められます。
加えて、メトロポイントPlusに申し込んだPASMOで、メトロポイントPlus加盟店にてPASMO電子マネーを利用すると、ポイントが貯まります。
ソラチカカードなどがおすすめです。
【メトポ】土日休日乗車・月10回以上乗車でさらにポイントを貯めよう
≪画像元:東京メトロ≫
メトポを貯める乗車パターンは、以下の3つです。
・デイタイムポイント:平日日中の乗車で1日5ポイント
・ホリデーポイント:土日祝日の乗車で1日7ポイント
・ボーナスポイント:月10回以上乗車ごとに10ポイント
このうち、デイタイムポイントは休日メトロポイントの対象ではありません。
ボーナスポイントは、10回乗車ごとに10ポイントですから、対象日に乗り倒すほど多くポイントがもらえます。
いわゆる「修行」がはかどりますね。
(4/30まで)新規入会で乗車ポイントが10倍
≪画像元:東京メトロ≫
休日メトロ放題は、5月からしか始まりません。
4月のうちにお得になりたい人は、メトポにPASMOを新規登録しましょう。
4月の1か月間、乗車ポイントが通常の10倍です。
【24時間乗車券】平日利用・小児の利用がお得
≪画像元:東京メトロ≫
東京メトロでは、24時間乗車券を販売しています(大人600円、小児300円)。
休日メトロ放題では対象外の、平日でも利用できます。
また、休日メトロ放題には小児料金がありませんが、24時間乗車券には小児料金があります。
5月の土日休日のうち、3日くらいしか東京メトロを利用しない人は、休日メトロ放題より24時間乗車券がお得です。
まずは4/30までに登録を
2,000円支払うと、5月の土日祝日の東京メトロが実質無料、それが「休日メトロ放題」です。
10回乗車ごとに10ポイントもらえる「ボーナスポイント」と併用できれば、ローコストでポイントがさらに貯まりそうです。
ただし、4月30日までに申し込まないと参加できませんので、忘れずに登録してください。(執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁)
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