楽天経済圏で獲得できる楽天ポイントをうまく利用すれば、生活費を節約することだけでなく、現金化して貯金することもできます。
この記事では楽天ポイントをお金の代わりに利用する「実質現金化」と、銀行口座を利用して現金にする「現金化」の方法を解説していきます。
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「実質現金化」の方法
楽天ポイントを「実質現金化」する方法は3つあります。
1. ポイント利用可能な実店舗での支払い利用
店舗での支払時に楽天ポイントを利用する方法で、現金の代わりに利用できます。
マクドナルド、ファミリーマート、すき家などの実店舗での利用が可能な上、
・ 期間限定ポイントを利用できる
・ ポイント支払いした分の金額もポイントがもらえる
という、2つのメリットがあります。
支払うお金を減らせるだけでなく、支払い分のポイントが貯まり、ダブルでお得な利用方法です。
2. 楽天ペイでの支払いに利用
楽天ペイが利用できるお店であれば、アプリを通じてポイントの利用が可能です。
こちらも実店舗利用のメリット同様、期間限定ポイントが利用でき、ポイント支払い分もポイントが貯まります。
楽天ポイントが利用できる店舗、楽天ペイが利用できる店舗でそれぞれポイントの利用を使い分けすると良いですね。
3. 楽天カード請求額に充填する
楽天カードの請求から楽天ポイント充填することが可能です。
請求後の金額からポイント充填(相殺)するため、前述した2つの実質現金化と同様に、獲得ポイントが減少しないことはメリットです。
注意点として、楽天カード請求額の充填は楽天通常ポイントのみ利用でき、期間限定ポイントは利用できないことです。
「現金化」の方法
楽天ウォレット口座開設と、楽天キャッシュプレミアム型の設定をしましょう。
楽天ウォレットは楽天が提供している暗号資産を売買・使用できるアプリです。
現金での暗号資産購入も可能ですが、楽天の通常ポイントから暗号資産への交換ができます。
簡単なスリーステップで無料口座開設ができます。
楽天ペイアプリでの、楽天キャッシュプレミアム型の申請方法や注意点については、過去の記事で説明をしていますのでご参照ください。
楽天ポイント現金化の手順
楽天ウォレットアプリを開き、楽天ポイント交換をタップ、暗号資産に交換します。
楽天ウォレットで交換に利用できるのは楽天通常ポイントのみで、
・ イーサリアム
・ ビットコインキャッシュ
の3種類の暗号資産に交換できます。
今回の記事はあくまでポイントの現金化が目的のため、それぞれの暗号資産の説明や暗号資産自体の利用方法については触れません。
暗号資産に交換後、暗号資産から楽天キャッシュにチャージすれば、銀行口座で現金化することが可能になります。
ただし、現金化で注意すべき3つの点があります。
注意1:元本(ポイント)が目減りするリスク
株価や為替などの価格変動と同様で、暗号資産も極端に価格が変動し、交換するポイントから現金化までに目減りするリスクを理解する必要があります。
筆者は減ってもポイントと割り切って現金化しています。
1ポイントでも貯めたポイントが減るのがつらい方は、堅実に実質現金化で消費するのが良いでしょう。
注意2:楽天キャッシュ1万円以上を最低ラインに
楽天キャッシュプレミアム型は出金先が楽天銀行であれば、1万円分以上で手数料がかかりません。
前述通り、目減りするリスクがあるため、楽天キャッシュプレミアム型の残高が最終的に1万円以上となるように、1万円分+ある程度ポイントを貯めて現金化することをおすすめします。
注意3:売却益は売却益は課税対象になる
このサービスは暗号資産の売却相当額が楽天キャッシュにチャージされますが、暗号資産の売却益は課税対象になります。
確定申告でメリットがあり、数十万ポイント以上保有している人を除き、その年で確定申告が発生しない金額分を現金化するのが筆者のおすすめです。
現金化できずに通常ポイントが余った場合は、来年の現金化に回すか、実質現金化で利用すれば、貯金と節約の両方を実現できます。
参照:楽天ウォレット FAQ「楽天キャッシュチャージの利用は課税対象になりますか」
紹介したポイントの現金化は、いくつかの注意点があるので確認をしっかりして、貯まったポイントを最も効率的に利用してください。(執筆者:永瀬 真人)
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