新年度を機に投資を考えている方、いませんか。
そんな中、今サービスが拡充しているのが、クレジットカードで投資信託などの積立投資ができる「クレカ積立」です。
現在、クレカ積立が可能な主な証券会社は、以下の通りです。
・ 楽天カード × 楽天証券
・ 三井住友カード × SBI証券
・ マネックスカード × マネックス証券
・ エポスカード × tsumiki証券
・ au PAYカード × auカブコム証券
今回は、この5社について、ポイントやキャンペーンに絞って比較しました。
楽天ポイントカードと楽天の支払いサービスで50%還元のチャンス 複数の支払いサービス利用で当選確率アップを
【ポイント還元率】三井住友×SBIが最も高還元
クレカ積立の最大のメリット、それはポイント還元でしょう。
どの証券会社も、クレカ積立の上限は月5万円ですので、還元率がものをいいます。
基本的なポイント還元率を比較しましょう。
・ 楽天カード × 楽天証券:1%
・ 三井住友カード × SBI証券:0.5%~2%
・ マネックスカード × マネックス証券:1.1%
・ エポスカード × tsumiki証券:0.1%~0.5%
・ au PAYカード × auカブコム証券:1%
三井住友カードが最も高還元を狙えますね。
【三井住友カード】一般で0.5%、ゴールドで1%、プラチナで2%
三井住友カードのクレカ積立は、一般カードで0.5%、ゴールドカードで1%、プラチナカードで2%還元です。
ポイント特化型プラチナ「三井住友カードプラチナプリファード」も、2%還元されます。
【エポスカード】年数を重ねるほど還元率アップ
エポスカードのクレカ積立は、1年経過するごとに還元率が0.1%アップします。
1年目は0.1%ですが、5年目に上限の5%に到達します。
【楽天カード】9月買付分より還元率が0.2%~1%にダウン
2022年9月買付分より、信託報酬のうち販売会社が受け取る手数料が年率0.4%(税込)未満のファンドについては、ポイント還元率が0.2%にダウンします。
年率0.4%以上のファンドについては、1%と変わりません。
【ボーナスポイント】エポスゴールド以上は年間利用額の集計対象
基本のポイント還元率が、クレカ積立の全てではありません。
それ以外にも、ポイントをもらえるチャンスはあります。
ボーナスポイントの有無や内容について、比較しました。
・ 楽天カード × 楽天証券:ポイント投資でSPUが+1倍
・ 三井住友カード × SBI証券:SBI証券Vポイントサービス
・ マネックスカード × マネックス証券:なし
・ エポスカード × tsumiki証券:ゴールド以上は年間利用額の集計対象
・ au PAYカード×auカブコム証券:au・UQ mobileユーザーは最大+4%
【楽天カード】ポイント投資でSPUが+1倍
「SPU」とは、楽天サービスの利用に応じて、楽天市場での買物時の還元率がアップするプログラムです。
楽天証券も対象となっており、楽天ポイントコースを設定し、500円分以上のポイント投資(投資信託)をすると、ポイント+1倍になります。
ポイント投資とは、1ポイント以上使って1回500円以上購入することです。
ただし、4月1日より楽天ポイントコースとマネーブリッジを設定の上、条件が以下のように変更されます。
・ 当月合計3万円以上のポイント投資(投資信託):ポイント+0.5倍
・ 当月合計3万円以上のポイント投資(米国株式 円貨決済):ポイント+0.5倍
【三井住友カード】投資信託以外でもポイントが貯まる「SBI証券Vポイントサービス」
「SBI証券Vポイントサービス」とは、さまざまな取引に応じてVポイントが貯まるサービスです。
対象の主なサービスとポイントは、以下の通りです。
・ 口座開設:100ポイント
・ 国内株式:現物取引の月間合計手数料の3%
・ 投資信託:対象投資信託の月間平均保有額が1,000万円未満で年率0.1%、1,000万円以上で年率0.2%
・ 金・プラチナ・銀取引:スポット取引および積立買付の月間合計手数料の1%
投資信託以外のSBI証券の口座開設、国内株式などの商品も対象となっています。
【エポスカード】ゴールドは年間50万円以上、プラチナは年間100万円以上でボーナスポイント
エポスゴールドカード、エポスプラチナカードには、年間ショッピング利用額に応じてボーナスポイントがもらえるサービスがあります。
ゴールド:年間50万円以上で2,500ポイント、100万円以上で1万ポイントです。
プラチナ:年間100万円以上で2万ポイント、200万円以上で3万ポイント、年間1,500万円以上で10万ポイント
クレカ積立も年間利用額に加算されますので、ボーナスポイントGETのチャンスです。
【au PAYカード】au・UQ mobileユーザーは最大+4%
au PAYカードを持つau・UQ mobileユーザーは、さらにお得です。
クレカ積立で、auユーザーは+4%、UQ mobileユーザーでも+2%還元を受けられます。
対象外の回線プランがありますので、確認してください。
【お得なキャンペーン】楽天・三井住友で実施
通常のポイント還元、ボーナスポイントも魅力的ですが、大量ポイントを狙うならキャンペーンは欠かせません。
特に証券会社の投信積立について、キャンペーンを比較しました。
・ 楽天カード × 楽天証券:ポイント投資で200万ポイント山分け
・ 三井住友カード × SBI証券:最大2万ポイントもらえる
・ マネックスカード × マネックス証券:なし
・ エポスカード × tsumiki証券:なし
・ au PAYカード × auカブコム証券:なし
現在のところ、楽天証券とSBI証券でキャンペーンを実施しているので、詳しく紹介します。
【楽天証券】(3/31まで)米国株式で200万ポイント山分け
3月31日までの期間中、エントリーの上で
・ 初めての米国株積立
・ または、ポイント投資(米国株式(円貨決済))設定と約定を完了させる
と、200万ポイントを山分けできます。
上限は200ポイントです。
【SBI証券】最大2万ポイントもらえる
三井住友カード仲介口座を新規開設し、口座開設申込完了月の翌月10日までに、以下の3つの条件を満たしてください。
(1) SBI証券Vポイントサービスを登録
(2) プラン&キャンペーンエントリー
(3) 三井住友カードつみたて投資を利用
投資信託の積立額の20%のVポイントがプレゼントされます(最大2万ポイント)。
このキャンペーンは、特に終了が決まっていません。
【貯めたポイントの使い道】マネックス以外は積立に使える
ポイントは貯めて終わりではありません。
有意義に使ってこそ意味があります。
そこで、貯めたポイントを積立に使えるか、比較しました。
・ 楽天カード × 楽天証券:1ポイント = 1円で使える
・ 三井住友カード × SBI証券:1ポイント = 1円でTポイントとPontaポイントを使える(Vポイントについては検討中)
・ マネックスカード × マネックス証券:使えない
・ エポスカード × tsumiki証券:1ポイント = 1円で使える(100ポイント以上)
・ au PAYカード × auカブコム証券:1ポイント = 1円で使える
気になるポイントと証券会社について、ピックアップして解説します。
【SBI証券】TポイントとPontaポイントを使える
実はSBI証券、Vポイント、そしてTポイント・Pontaポイント・dポイントのいずれかを貯めることができます。
貯まるTポイント・Pontaポイント・dポイントは、投資信託保有残高の0.1%~0.25%です。
ただし、投資信託の買付代金に使えるポイントはTポイント・Pontaポイントのみで、Vポイントは使えません。
【tsumiki証券】100ポイントから自由に使える
エポスポイントは、100ポイント以上でポイント投資に使えます。
ポイント投資は毎営業日可能で、クレカ積立の月5万円とは別に、上限なく使えます。
無理のない範囲内で行おう
今回は、クレカ積立が可能な主な証券会社について、ポイントやキャンペーンを徹底比較しました。
どれも魅力的ですが、裏を返せば決定打に欠けるところはあります。
証券口座・クレカともほぼ維持コストがかかりませんので、その心配はないでしょう。
くれぐれも、無理のない範囲でクレカ積立を行ってください。(執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁)
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