買いやすく、使いやすい収納用品といえば、無印良品やニトリ。
そのなかで今回は人気のあるファイルボックス・仕切りスタンド・取っ手付き収納ボックスの3つを比較しました。
似たような商品かと思いきや、意外と各社違った特徴がありますので、使いやすかった用途などをまじえてご紹介します。
これが100円?セリアのアートセンス抜群な雑貨ベスト3 美大卒も納得の逸品
ファイル収納ボックス
無印良品
【商品名】ポリプロピレンファイルボックス・スタンダードタイプ・A4用
【価格】390円
【サイズ】幅10 × 奥行32 × 高さ24cm
【カラー】ホワイトグレー、クリアの2種類
【他のカラーやオプション品】高さ12cmの1/2サイズや、幅15cmのワイドサイズなど、4サイズ展開。
別売りのフタをすれば積み重ね可能。
キャスターの別売りもあり。
ニトリ
【商品名】A4ファイルケース Nオール レギュラー
【価格】349円(399円が2021/11/12~現行価格に値下げ)
【サイズ】幅9.7 × 奥行32 × 高さ24cm
【カラー】ホワイト、クリアの2種類
【他のカラーやオプション品】幅14.5cmのワイドもあり。オプション品はなし
ダイソー
【商品名】A4ファイルケース Nオール レギュラー
【価格】330円
【サイズ】幅9.5 × 奥行32.2 × 高さ24.3cm
【カラー】ホワイトのみ
【他のカラーやオプション品】高さ12cmのハーフもあり(220円)。別売りのフタをすれば積み重ね可能。
各特徴とおすすめの使い方
全て日本製で、サイズはA4の書類を収納できるクリアファイルがちょうど入るサイズです。
穴の形やサイドのカットの形状がそれぞれ微妙に違います。
無印はサイドカットなしの箱状、ニトリは両側にサイドカットがあり、ダイソーは片側のみです。
無印のものは素材の厚みがあり、重いものを入れて持ち運んでも安定感があります。
ホワイトではなくややグレーがかった「ホワイトグレー」が無印らしい、インテリアになじむ色味だと定評があります。
また、サイドカットがないので、縦向きに置いて本や書類を立てるときや中の物を隠す収納に重宝するでしょう。
筆者は無印のポリプロピレンファイルボックスをカラーボックスの中に置き、子どもの教科書類を収納しています。
仕切り代わりになり、教科書が倒れないので使いやすいようです。
逆に、横向きにおいて書類を収納するのであれば、ニトリがインデックスのラベリングが見やすく、上から探しやすいという特徴があります。
ダイソーとニトリは素材の厚みは同じぐらいで、サイドカットの形と片側か両側か、フタの有無の違いが挙げられます。
用途やどの向きに置いて使用するかによって使いやすさが変わるので、どのように使うかで決めると良いでしょう。
仕切りスタンド
無印良品
【商品名】スチロール仕切りスタンド・ホワイトグレー
【価格】890円
【サイズ】幅27 × 奥行21 × 高さ16cm(仕切り間隔は8.3cm)
【カラー】ホワイトグレー
【他のサイズ】幅13.5 × 奥行21 × 高さ16cm(仕切り間隔は3.8cm)の小もあり
ニトリ
【商品名】ブックスタンド(SOFFICE)
【価格】610円
【サイズ】幅25.4 × 奥行21.3 × 高さ17.2cm(仕切り間隔は7.5cm)
【カラー】ホワイト
【他のカラーやオプション品】なし
各特徴とおすすめの使い方
仕切りスタンドは無印とニトリでは同じ用途に使う商品ですが、細かい特徴に違いがあります。
まず、色はファイル収納ボックスと同じく無印はホワイトグレー、ニトリはホワイトです。
さらに無印は外側の縁も仕切りも同じ厚みで底には丸い突起があり、やや滑りやすいのですが、ニトリは仕切りよりも縁と底部分に厚みがあり、裏側の4箇所にシリコンの滑り止めが付いており、本を出し入れする際にも滑りません。
そして、ニトリには底部分の一部がギザギザになっているので、書類や本が倒れにくくなっています。
価格と使いやすさはニトリの方に軍配が上がりますが、デザインは無印の方がスタイリッシュなので、部屋のインテリアや好みで選んでくださいね。
取っ手付き収納ボックス
無印良品
【商品名】ポリプロピレン収納キャリーボックス・ワイド
【価格】990円
【サイズ】幅32 × 奥行15 × 高さ8cm(取っ手部分と含むと12.5cm)
【カラー】ホワイトグレー、クリア
ニトリ
【商品名】ハコブNインボックス リビング
【価格】599円
【サイズ】幅24.6 × 奥行15.5 × 高さ11.5cm(取っ手部分と含むと17.8cm)
【カラー】ホワイト、ライトグレー、ダークブラウン、ターコイズブルー、ローズ
各特徴とおすすめの使い方
取っ手付き収納ボックスは形こそ似ていますが、大きさや使い勝手がかなり違う商品です。
無印のものはニトリに比べると幅が8cm以上大きく、横長の形状をしています。
この横長のサイズは「ポリプロピレンファイルボックス・ワイド」と同じサイズなので重ねて使うことができます。
キャリーボックス同士を重ねることも可能です。
中央に2箇所ある仕切りは付け外し可能で、またファイルボックス用の「ポリプロピレンファイルボックス用・仕切付ポケット」や100均の小物入れなどと組み合わせて、さまざまな使い方が広がるでしょう。
筆者宅ではリビング学習用の文房具入れに重宝しています。
ニトリのものは無印よりも幅が短く、全体的に丸みを帯びたつくりです。
ニトリの主力収納用品のカラーボックスにピッタリ合うサイズとして人気の高い「Nインボックス」のシリーズなので、組み合わせて使えるのが1番の特徴だと言えます。
収納用品をニトリでそろえている方には使いやすいかもしれません。
サイドがカットされている側の仕切りは付け外すことができ、ティッシュを収納できるようになっていますが、薄型のボックスティッシュがギリギリ入るか入らないかのサイズで、筆者宅のボックスティッシュは少し箱がへこんでしまいました。
リモコン類には良いサイズ感なので、他にはメイク道具やスマホ関連の小物収納にもおすすめです。
無駄買いを防ぐためには
収納用品は似たような形や値段でも、想像していた使い心地と違ってしまっては無駄買いになってしまう可能性もあります。
もうすでに似たような収納用品がある場合は、なるべく同じ店舗のものでそろえるのも失敗を防ぐポイントです。
入れたい物のサイズやどう使うか、インテリアに合う色かをよく検討してから購入してくださいね。(執筆者:加納 愛菜)
ダイソー50周年「増量キャンペーン」がすごすぎる 節約主婦の戦利品6品も公開