おうち時間が増えた今、外食する機会が少なくなった分「以前よりもガス料金が高くなってしまった!」と嘆いている方も増えています。
そこでおすすめなのが炊飯器を使った時短メニュー。
ボタンを押すだけでパパっと仕上がるとともに、フライパンや鍋を使った一般的な調理法よりもガス代をグッと抑えられます。
こちらではおすすめの炊飯器活用レシピを3種類ご紹介します。
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1. ほっこり優しいお味「大根と鶏ミンチの豆乳煮込み」
旬の野菜、大根と鶏ミンチを使った豆乳煮込みのレシピです。
隠し味にとろけるチーズを加えることで、より濃厚な味わいに調味できます。
材料【4人前:1人分の材料費 99円】
・ 大根 1/3本
・ 鶏ミンチ 250g
・ エリンギ 1本
・ 豆乳 500ml
・ とろけるチーズ(スライス) 1枚
・ コンソメの素(顆粒) 小さじ2
・ 醤油 大さじ1
・ 塩胡椒 適量
作り方
(1) 大根は皮を剥いていちょう切りにし、エリンギは細切りにします。
(2) 炊飯器の内釜に豆乳・コンソメの素・醤油を加え、さっと混ぜ合わせます。
(3) 2に大根・鶏ミンチ・エリンギ・適当な大きさにちぎったとろけるチーズを加えます。
(4) 菜箸などで鶏ミンチをほぐすように全体をかき混ぜたら通常炊飯します。
(5) 仕上げに塩胡椒で味を整えたら器に盛り付けて完成です。お好みで刻みねぎを散らしてお召し上がりください。
ポイント
4の工程で鶏ミンチを加えた際、何もせずにそのまま通常炊飯してしまうとお肉がカチカチにかたくなってしまうので、かならずほぐした上でボタンを押すようにしましょう。
2. スパイスの香りに食欲UP「ジャンバラヤ」
ジャンバラヤとはケイジャン料理(※アメリカ南部のルイジアナ州の郷土料理)の一種で、米や肉、野菜、スパイスを使ったアメリカ版炊き込みご飯のような料理です。
聞きなれない料理名かもしれませんが、日本でも気軽に手に入る身近な食材で簡単に作ることができます。
材料【3人前:1人分の材料費 150円】
・ 米 1合半
・ ウインナー 3本
・ にんじん 1/3本
・ 玉ねぎ 1/2個
・ ホールコーン 大さじ4
・ エリンギ 1本
・ トマトケチャップ 大さじ2
・ 中濃ソース 大さじ1
・ コンソメの素(顆粒) 小さじ1/2
・ 醤油 小さじ1
・ おろしにんにく 小さじ1
・ クミン、チリパウダー 各小さじ1/2
・ 塩胡椒、乾燥バジル 各適量
・ バター 大さじ1
作り方
(1) ウインナーは輪切りに、人参・玉ねぎ・エリンギはみじん切りにします。
(2) 米を研ぎ、ザルに上げて水気を切ったら炊飯器の内釜に移します。
(3) 2に1合半の目盛りよりも気持ち少なめの水を注ぎ入れます。
(4) 全ての材料を3の中に加え、通常炊飯します。
(5) 炊き上がったら全体をよく混ぜ、10~15分程度蒸らします。
(6) 5を器に盛り付け、乾燥バジルを散らして完成です。
ポイント
スパイスの種類はクミンやチリパウダーに限らず、オレガノやタイムなどお好みのスパイスをブレンドしてもOKです。
3. 味しみしみ白飯との相性抜群「肉豆腐」
お酒のおつまみにもおすすめ!「肉豆腐」のレシピです。
肉豆腐には牛肉が使われることが多いですが、食費を抑えるために豚こま肉を取り入れてみました。
材料【3人前:1人分の材料費 129円】
・ 豚こま肉 200g
・ 絹ごし豆腐 1丁
・ 玉ねぎ 1/2個
・ 水 2カップ
・ 和風だしの素(顆粒)小さじ1
・ 醤油 大さじ5
・ みりん、料理酒、砂糖 大さじ3
・ 塩 ふたつまみ
作り方
(1) 絹ごし豆腐は横半分に切り、2cm幅程度に切ります。
(2) 炊飯器の内釜に水・和風だしの素・醤油・みりん・料理酒・砂糖・塩を加え、さっとかき混ぜます。
(3) 2に豚こま肉を手で伸ばしながら加え、玉ねぎ → 絹ごし豆腐の順番で投入します。
(4) ふたをし、通常炊飯したら器に盛り付けて完成です。(大根と鶏ミンチの豆乳煮と同様にお好みで刻み葱を散らしてもOKです)
ポイント
そのまま炊飯器の内釜に投入してもOKですが、絹ごし豆腐は1の工程で2cm幅に切った後キッチンペーパーに包んで軽く水切りしておくと、味がさらに中までしみ込みやすくなります。
「ガス代を少しでも節約したい」「仕事帰りでも簡単に作れる料理のレパートリーを増やしたい」という方はぜひ参考にしてみてくださいね。(執筆者:栄養士、おうちご飯研究家 池田 莉久)
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