料理の苦手なズボラ主婦である筆者は、「なんとか料理を簡単にできないか」と100円ショップのキッチン系便利グッズコーナーをパトロールするのが習慣となっています。
先日、近隣店舗でスチーム調理バッグを発見。
「時短・簡単!」と魅力的なワードが書かれたパッケージ。
これは試してみないわけにはいきません。さっそく詳細をチェックしてみましょう。
情報は調査時のものであり、内容等が変更となっている場合があります。
なお店舗により取扱の内容は異なりますので、お求めの際には事前にご確認ください。
取扱説明をよく確認のうえ注意して使用ください。
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【ダイソーで購入】スチーム調理バッグ
【スチーム調理バッグS(9枚入り税込み110円)】
外寸は畳んだ状態で幅200×縦150m×マチ80mm、チャック下112mmです。
材質は、袋外側:PET、袋内側:ポリプロピレン、チャック部分:ポリエチレンです。
耐冷温度は-20度、耐熱温度は120度です。
【スチーム調理バッグM(5枚入り税込み110円)】
外寸は同じく畳んだ状態で幅240×縦190m×マチ100mm、チャック下145mmです。
材質は、袋外側:PET、袋内側:ポリプロピレン、チャック部分:ポリエチレンです。
耐冷温度は-20度、耐熱温度は120度です。
温野菜や簡単な調理に使用できるスチーム調理バッグです。
カットした野菜と調味液を入れ、電子レンジで加熱すると、簡単な料理ができ上がります。
さっそく作ってみた!
特に筆者が興味を持ったのは、下ごしらえや温野菜だけでなく煮物が作れるという点です。
パッケージの裏面にレシピが載っていましたので、参考にして調理をしてみました。
肉じゃが
・ 火の通りにくい具材から下に積み重ねていきます。
・ じゃがいもが一部生煮えのところも。カットの大きさや入れ方で熱の通りが代わるようです。(火が通っていない場合は、別容器に移して追加で加熱するよう記載されています)
・ しかし概ね満足の仕上がり。これが電子レンジでできるなら便利です。
さつまいもの甘露煮
・ 水分を飛ばすまで煮る、ということは難しいようですので、袋の中に調味液が残ります。
・ 問題なく作れました。これは簡単!
実際に使ってみた感想
・ 蒸気口から水がこぼれますので、レンジに置く際など、傾きによるこぼれには注意してください。
・ 以外と背が高く、電子レンジのサイズによっては庫内の天井に当たってしまうかも。
・ カットした野菜のサイズや、位置によってはうまく火の通っていない部分も見られました。
火の通りやすいサイズ感などは回数を重ねてコツをつかむ必要があるかもしれません。
とはいえ、概ね使いやすいアイテムであると感じました。
使いどころ&メリットはココ!
電子レンジで調理が完結するので、焼き物と汁物でコンロがふさがっているけれど、もう一品欲しい、という場合に便利です。
また鍋を洗わなくて良いというのは大きなメリットですね。
コスパ
大手ディスカウント系通販サイトで検索したところ、同じ仕組み・Mと概ね同じサイズのスチームバッグが5枚入り税込み198円で販売されていました。
ダイソーの5枚入り税込み110円というのは、ほぼ底値と考えて間違いなさそうです。
注意点
こちらは少し前に大手メーカーから発売されて以降話題の「冷凍可能レンジ調理バッグ」とは違う仕組みです。
「冷凍可能レンジ調理バッグ」は食材や調味液を入れて冷凍することができるのですが、こちらの製品ではそういった使用法はできません。
というのも、「冷凍可能レンジ調理バッグ」は加熱すると蒸気口が開く仕組みのようですが、こちらのスチームバッグは加熱せずとも蒸気口が開いているので、液体などを入れるとこぼれてしまうのです。
あくまで調理の直前に食材を入れることを前提に作られている製品のようですね。
またカレーやシチュー、油分の多い肉類などの調理には使用できない、と書かれていますので、そういった使用を想定している方には△です。
実際に使用してみて、レンジ調理アイテムとしては充分に使えることがわかりました。
特に小鉢など、もう一品欲しいときなどに活躍してくれそうです。
一枚当たりの単価もお値打ち。店頭で出会った際は、ぜひお手に取ってみてください。(執筆者:新木 みのる)
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