JR東日本は2022年、5方面の新幹線が開業してそれぞれ周年を迎えるのを記念して、「新幹線YEAR2022」キャンペーン」を実施します。
キャンペーン期間中は、通常の半分以下のJRE POINTで新幹線に乗車することができますが、日頃から鉄道が大好きな筆者が、キャンペーンをさらにお得に活用できるコツを発見したので紹介します。
JRE POINT 特典チケット 新幹線YEARスペシャルとは
登録したSuicaを使っての鉄道利用や、JR東日本のインターネット予約サイト「えきねっと」の利用、駅ビルや駅ナカでの買い物で貯まるJRE POINT。
こちらを特定区間の新幹線特急券などに交換できるのが「JRE POINT特典チケット」です。
2022年は5方面の新幹線が開業してそれぞれ周年を迎えるのを記念し、以下の期間については通常の半分以下のポイント数で新幹線に乗ることができます。
・ 第1弾：2月1日～2月28日
・ 第2弾：6月1日～6月14日
・ 第3弾：9月24日～10月7日
期間中は、例えば東京 → 秋田 の新幹線が
・ 通常 1万2,110ポイント
・ 期間限定 6,000ポイント（401km以上の場合）
と、通常の半分以下のポイントで乗車することができます（乗車券は別途必要です）。
第1弾の2月に間に合わない方も、今からJRE POINTを貯めれば間に合うでしょう。
筆者は第2弾以降は、マイナンバーカードの「健康保険証としての利用申し込み」と「公金受取口座の登録」でもらえるマイナポイントをJRE POINTで受け取り、新幹線チケットに交換することを狙っています。
さらにお得に活用するには「距離」に注目
JRE POINTを新幹線チケットに交換する際は、以下の乗車距離区分が適用されます。
| 乗車距離 | 通常時交換ポイント | JRE POINT特典チケット 新幹線YEARスペシャル |
| 0～100km | 2,160ポイント | 1,000ポイント |
| 101～200km | 4,620ポイント | 2,300ポイント |
| 201～400km | 7,940ポイント | 3,900ポイント |
| 401km～ | 12,110ポイント | 6,000ポイント |
ここで気がつくのは、区分の境目のところで必要ポイント数が大きく変わること。
例えば、
東京 → 長野 222.4km
東京 → 郡山 226.7km
上記の表に当てはめると、キャンペーン期間中でも3,900ポイントが必要となります。
少し先や、手前の駅で乗り降りする
一方、東京から30.3km北にある、大宮から新幹線を利用すると
大宮 → 長野 192.1km
大宮 → 郡山 195.1km
と、2,300ポイントで済みます。
東京 → 大宮間は在来線利用でも10分程度しか所要時間が変わりません。
長野エリアへの観光旅行ということであれば、数年前の大河ドラマで人気になった上田で降りてもいいですね。
上田市内にも多数の宿泊施設があるので観光の拠点として便利ですし、JR東日本としなの鉄道が1日間乗り放題となる「信州ワンデーパス」（2,680円）などを使って、長野県内を回るのもおすすめです。
新潟方面の場合
東京 → 越後湯沢 199.2km
東京 → ガーラ湯沢 201.0km
が、要注意区間です。
新幹線でスキーやスノーボード旅行に行きたい方、もしガーラ湯沢で降りたいなら
と、都内でも上野からの乗車とするだけで、必要ポイント数を大きく減らせます。
乗り降りする駅を意識するだけでグッとお得に利用できるので、ぜひお試しください。
「新幹線YEAR20222」キャンペーンを活用して、お得に旅しよう
新幹線は日頃、費用の面で敬遠してしまう方も、通常の半分以下のポイント数で乗れるとなれば、普段行かない場所にも行ってみようという気持ちになるのではないでしょうか。
ぜひ賢く使って、お得に旅を楽しんでください。（執筆者：星澤 美衣）
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