かつては関西圏の風習だった恵方巻も、すっかり全国的に根付いてきました。
スーパーやコンビニ、デパートでも恵方巻の販売予約が行われていて「節分は恵方巻にしよう」と思っているご家庭も少なくないと思います。
とはいえ、スーパーなどで買う恵方巻は安くても1本600円前後、海鮮巻きになれば1,000円を超えます。
恵方巻は1人1本が基本ですから、家族の人数分買うとすると結構なぜい沢品です。
しかし、自宅で作れば1本200円程度で海鮮入りの恵方巻を作ることができます。
今回はより安く簡単に恵方巻を手作りするために便利な具材を業務スーパーから3つご紹介していきます。
※文中の価格はすべて税込です。商品の取り揃えや価格は店舗によって異なる場合があります。
手間なしで値段も安い!厚焼き玉子160円
大抵の太巻きには入っている厚焼き玉子は、食感や彩りのアクセントとして欠かすことはできない具材の1つです。
しかし、太巻きの長さに合わせて作るのは意外と難しく、手間もかかります。
そんな手間を解決してくれるのが業務スーパーで大人気のチルド商品「厚焼き玉子」です。
この商品は長さがたまたま全型海苔とまったく同じで、横方向に細長く8等分にカットすることで簡単に太巻きにぴったりサイズの厚焼き玉子ができあがります。
残った分は冷凍し、自然解凍すればまたおいしく食べることができます。
解凍しやすいよう1本ずつラップに包んでおくといいでしょう。
通常チルドの卵焼きというとお弁当用で、すでにある程度カットしてあることが多く、このサイズのものはなかなか他店ではお目にかかることができません。
値段も、他社のチルド卵焼きが100g150円程度である中、業務スーパーの「厚焼き玉子」は3倍の300gで160円ですのでかなりコスパが良いと言えます。
この安さでも原料の卵は国産なので安心です。
厚焼き玉子は彩りとしてもさることながら、味や食感も重要ですが、この「厚焼き玉子」はほんのり甘くしっとりとした味でお寿司と相性がよく、どんな具材でも優しく引き立ててくれます。
個装だから無駄がない! 冷凍トロサーモン321円
業務スーパーの冷凍食品の中には鮪たたきなど生食可能なものがあり、このトロサーモンも解凍したらそのままお刺身で食べることができる商品です。
全量150gですが50gずつ3つパックに分けて冷凍されており、必要な分だけ解凍して無駄なく使うことができます。
海鮮太巻きを作る際は1本につき1パックでちょうどいい感じです。
1切れが薄いので、等分に配置でき、巻きやすいのも助かります。
少量パックなので、解凍時間も短く、冷蔵解凍なら1時間ほど、流水解凍なら30秒ほどですぐ使えるのもありがたいです。
サーモンというと、普通のスーパーでの相場は100g 700円ほどですが、こちらの商品は150g 321円と半額を大きく下回ります。
さらに「トロ」サーモンの名の通り、脂ののった部位なので、やわらかくコクがあってとってもおいしいです。
わが家では子供用に作ったのでキュウリと合わせましたが、同じく業務スーパーで売られている冷凍アボカド(645円/500g)やクリームチーズ(311円/277g)などと組み合わせるのもおすすめです。
地域最安値!10本入りのカニカマ70円
真っ赤なカニカマは彩りも美しく酢飯との相性もいいので今や定番の具材の1つ。
レタスやキュウリなどの野菜と一緒にマヨネーズをいれたサラダ巻きは子供たちにも人気の味です。
比較的どこのお店でもお手頃価格なカニカマですが、中でも業務スーパーのカニカマは10本入りで70円という激安価格で、地域の他店の中でも最安値でした。
なお、太巻きに入れる際は3本使うとちょうどいい長さになります。
太巻き3本ぶんのメイン具材が70円というのはお財布的にとてもうれしいです。
業ス具材で手作りなら恵方巻1本200円以下!
上記の具材と1本48円のキュウリで太巻き4本を作ってみたところ、かかった金額は海苔代を含めても711円、1本あたり178円でした。
酢飯の分は金額に入れていませんが、入れたとしても200円はいかないのではないでしょうか。
業務スーパーのお得な具材を使うことで、スーパーなど買う1本分の金額で、4本の太巻きを作ることができ、家族みんなお腹いっぱいになりました。
みなさまもぜひ、業務スーパーの具材で、安く手間なく手作りの恵方巻を楽しんでみてください。(執筆者:3人の子を育てる主婦ライター 岩崎 はるか)
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