冬の夜は肌寒く、ついつい温かい飲み物に手が伸びます。
しかし寝る前にカフェインを摂りすぎると眠りの質が下がってしまいます。
そんなときに便利なのが、カフェインをほとんど除去したデカフェ。
これまでは妊婦さんや授乳中の人向けに一部の店舗でしか売られていませんでしたが、最近はスーパーでもデカフェをアピールする飲み物が増えてきました。
とはいえ、デカフェ商品は作るのに手間もかかり、需要もそれほど多くないため、値段が高いのがネックです。
例えばデカフェのインスタントコーヒーは普通のものの2倍程度で日常使いするのは気が引ける値段となっています。
しかし、業務スーパーならデカフェなお茶もお手頃価格で購入することがでます。
妊婦さんや授乳中の方はもちろん、夜にもノンカフェインでお茶を楽しみたい方は必見です。
※文中の価格はすべて税込です。店舗によって商品の取り揃えや価格が異なる場合があります。
1. 大容量な上、値段も安い!業スのカフェインレスコーヒー
インスタントのカフェインレスコーヒーは夜でも気にせず飲めるのでコーヒー好きの強い味方です。
値段はものによりますが、大体普通のインスタントコーヒーの2倍程度で50g500円弱といったところです。
それに対し、業務スーパーのカフェインレスコーヒーは100g入り376円。
カフェインレスコーヒーの半額以下で普通のインスタントコーヒーよりも安い値段だったので見つけたときにはかなり驚きました。
あまりに安いので品質の方が心配でしたが、粉が細かくお湯を入れればさっと溶けて、香りも決して悪くありません。
味は確かにちょっと薄めで、特に苦味に関しては控えめなのですが、それは他のカフェインレスコーヒーでも感じたことです。
粉を規定量より気持ち多めに入れたら他のカフェインレスコーヒーとほぼ違いがわかりませんでした。
コーヒーにこだわりがある方には物足りないかもしれませんが「夜でも気にせずコーヒーっぽいものが飲みたい」くらいの気持ちであれば問題なく使える商品です。
2. ルイボスティーも業スなら日常使いできる!
≪画像元:業務スーパー≫
ノンカフェインでミネラルやポリフェノールを多く含むルイボスティーは苦味が少なく、茶葉以外で作るお茶の中では比較的受け入れやすい癖のない味わいです。
水出しでも飲むことができ、子どもにも受けられる味で日常使いもしやすいと言えます。
しかし、ルイボスティーは普段使っている麦茶などよりはるかに高く普通のスーパーだと30包500円弱です。
ネットショッピングで安いものを探しても100包898円が最安でした。
しかし、業務スーパーではルイボスティを20包158円というお手頃価格で購入することができます。
1包あたりで比較すると、普通のスーパーが16.7円、ネット最安が9.0円、業務スーパーが7.9円ですので、最安値と言っていいでしょう。
唯一コストコのもののみ1包6.6円と業務スーパーよりも安かったのですが、コストコは会費もかかる上、200包入りの大容量です。
味がわからないお茶をいきなり200包買って1,300円ほど払うのはなかなか勇気がいりますが、業務スーパーなら失敗しても158円なので最悪あきらめがつくお値段です。
と言ってはみたものの、業務スーパーのルイボスティーが特別おいしくないということは決してなく、他の物と変わらないごくごく普通のルイボスティーの味ですのでご安心ください。
ルイボスティーはあまり癖がないので生姜やはちみつ、レモンなどアレンジがしやすいのもうれしいところ。
1箱持っておくと夜のティータイムが豊かになること間違いなしです。
3. 小腹対策にも◎!梅昆布茶
夜に温かいものを飲みたいと感じる人の中には「小腹が空いて寝付けない」という人もすくなくないと思います。
そんな方におすすめなのが梅こぶ茶です。
茶、とついてはいるものの、茶葉は入っていないのでノンカフェインですし、糖分も0でカロリーも非常に低いので、夜小腹が空いたときにはぴったりのお茶です。
昆布のとろみ成分は腹持ちもよく、便通をよくしてくれる効果もあります。
さらに梅のクエン酸は疲労回復の効果があり、疲れた夜にぴったりです。
業務スーパーの梅こぶ茶は105円で80gですが、同様の値段帯の100均のものはわずか16gでした。
同じ値段で5倍の容量というのはかなりのお値打ちです。
梅こぶ茶はお茶として飲む以外にも、浅漬けやお吸い物、和パスタの味付けなど幅広く使えるので、多くても案外あっさり使い終えてしまいます。
さすがは業務スーパー、デカフェは高いという思い込みを見事打ち壊してくれました。
寒い冬のお供にぜひ業スでデカフェなお茶をそろえてみてはいかがでしょうか。(執筆者:3人の子を育てる主婦ライター 岩崎 はるか)
業スは国産食材も底値 人気16品のグラムあたり単価を一般相場と徹底比較