キャッシュレス決済も多様化しており、私のスマートフォンで使える決済手段を数えたら、共通ポイントも含め20種類ありました。
これだけ決済手段があっても、常に優先度の高いのがモバイルSuicaです。
単に電車に乗るだけのツールではありません。
そして、東日本だけで便利なローカルアイテムでもありません。
モバイルSuicaを全国でお得に使うための、クレジットカードとの組み合わせをご案内します。
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Suicaは全国区の電子マネー
交通系電子マネーは全国各地に存在しますが、おおむね互換性を持っています。
定期券以外の交通利用も買い物も、どの電子マネーでも同じことができるわけですが、利便性や還元については異なります。
選べる交通系電子マネーのうち、利便性と還元率の双方において、モバイルSuicaにかなうものはありません。
「モバイル」に対応している交通系にはPASMOもありますが、Suicaのほうが高い還元率となります。
スマートフォンを持っていれば誰でもすぐSuicaを始められますが、チャージ方法が最大の問題です。
モバイルSuicaはビューカードと合わせて使わなくてもよい
モバイルSuicaにチャージして使うクレジットカードは、JR東日本のクレジットカード「ビューカード」が、同系列だけあって有利です。
このラインナップでは、「ビックカメラSuicaカード」等も人気があります。
有利な理由は次の通りです。
・ オートチャージ対応
JR東日本の鉄道や駅ビル利用を除き、原則として利用時にポイント還元のないSuicaですが、チャージだけで1.5%の還元は実に大きなものです。
オートチャージにより、残高不足で改札を抜けられない心配もありません。
ただ東日本以外の人には、ビューカードには次の通り使いづらい点があります。
・ 優待・特典が東日本に偏っている
・ JR東日本エリアから外に出ると、オートチャージが機能しない
ビューカードの利便性は、エリア外では大きく損なわれますが、幸い便利なのはビューカードだけではありません。
オートチャージは使えませんが、随時チャージも決して面倒なものではありません。
東日本エリアの方にもおすすめです。
モバイルSuicaにチャージできてポイントの貯まるカード
Suicaは多くの電子マネーと違い、特に東日本エリア外の人にとっては「利用」で貯まるポイントがありません。
チャージが唯一、ポイントの貯めどころとなります。
当然ポイント還元率の高いカードが有利ではあるものの、すべてのカードがSuicaへのチャージの際、ポイント付与になるわけではありません。
以下は、チャージ時にポイント対象となるカードの例です。
チャージ時還元率と合わせてご案内します。
・ リクルートカードVISA、Mastercard（月3万円まで／1.2％）
・ ヤフーカード／PayPayカード（1.0％）
・ Orico Card THE POINT（1.0％）
・ TカードPrime（1.0％）
・ TカードプラスPremium（1.0％）
・ ヤマダLABI ANAマイレージクラブカードセゾン・アメリカン・エキスプレス・カード（1.0％）
・ エポスカード（0.5％）
・ セゾンカード（0.5％）
・ セディナカード（0.5％）
・ ライフカード（0.5％）
・ 楽天カード（楽天ペイでモバイルSuicaを設定／0.5％）
以上すべて、スタンダードクラスのカードなら年会費無料（または実質無料）です。
リクルートカード（VISA、Mastercard）は月3万円までチャージ可能、1.2％還元
リクルートカードは他のカードよりも高い還元率でチャージできます。
リクルートカードにはJCB発行と、三菱UFJニコス発行のVISA、Mastercardとがありますが、どちらもオリジナル発行のカードはポイント対象外のため、恵まれています。
ただし、チャージ額月3万円までという制限があります。
リクルートカードのJCBは、2022年2月16日よりSuicaチャージ時の還元率が0.75％と低下しますので、ご注意ください。
VISA、Mastercardはそのままです。
エポスゴールドカードならチャージ還元率1.5％以上に
列挙したカードには、1.5％の還元率となるビューカードにかなうものがないように思えますが、1枚切り札が存在します。
【エポスゴールドカード】
・ エポスカードを1年間50万使うと、おおむねインビテーションをもらえる
・ インビテーションで入手の場合、年会費は引き続き無料
・ 直接ゴールドカードを申し込むと、年会費5,000円。ただし年間50万円利用で永年無料
・「選べるポイントアップショップ」に登録する3店舗がポイント3倍
・ 選べるポイントアップショップに「モバイルスイカ」登録で、モバイルSuicaへのチャージ還元率が3倍の1.5％
・ 年間利用額に応じてポイントボーナスがある（50万円・・・2,500ポイント、100万円・・・1万ポイント）
年会費無料で、ビューカードと並ぶポイント還元率を出す1枚です。
Suicaを「選べるポイントアップショップ」登録した分、他の店舗が登録できなくなりますが、その店舗でもSuicaで決済すればいいでしょう。
さらにポイントボーナスにより、Suicaチャージを含めた還元額が上がります。
「選べるポイントアップショップ」登録と年間100万円利用を両方達成すると、実にモバイルSuicaチャージが2.5％の高率となります。
詳細は省略しますが、ファミリーボーナスによってさらに0.1％以上実還元率を上げる方法もあります。
モバイルSuicaをお手持ちのクレジットカードで
お買い物にも便利なモバイルSuica、ぜひ全国で使ってください。
最もおすすめのカードは、エポスゴールドカードです。（執筆者：沼島 まさし）
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大谷翔平・野球ニュース