料理の味に深みを出してくれる粉末出汁は、家庭で簡単においしい料理を作りたいときの強い味方です。
かつお出汁、コンソメ、鶏ガラスープなどさまざまな出汁の素がありますが、最近よく見るようになってきたのは「韓国出汁」です。
牛肉や貝類をベースにした韓国出汁はコクと旨味たっぷりで料理に加えると一味も二味も違います。
とはいえ、まだまだ商品の種類が少ない韓国出汁は他の出汁の素と比べると値段が高く、値引き等もされない傾向にあります。
そこで今回は1袋100円程度で買える業務スーパーの韓国出汁についてご紹介します。
※なお文中の価格はすべて税込です。店舗により商品の取りそろえや価格が異なることがあります。
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業スの韓国出汁は1袋95円~
業務スーパーの韓国出汁は牛肉出汁と貝出汁の2種類があり、どちらも100gという小さめな袋で売られています。
値段もお手頃でそれぞれ95円、106円です。
韓国出汁で有名なものというと「ダシダ」がありますが、そちらは牛肉出汁のスタンダードなものが100g180円ほど、貝出汁に至っては96g入りで300円を超えます。
業スはどちらも100円前後なわけですから半額以上の圧倒的な安さです。
業務スーパーというと大容量で安いというイメージですが、こちらの2種の韓国出汁はどちらも100g入りの小容量で安いのが非常に助かります。
どうしても食卓において主役とまではいかない調味料なので、小さめの袋で無理なくおいしいうちに使い切れるのがうれしいです。
業スの韓国牛肉出汁の味はダシダと同じ?使い道は?
牛肉出汁の素はコンソメに似た薄い褐色の粉末です。
私はダシダも使ったことがありますが、少し業務スーパーの方が粉末が細かいものの、においなども含めかなりよく似ています。
ただ、味についてはダシダと比べると若干コクが薄く、塩味が強い印象を受けました。
とはいえ、香味野菜のスパイシーさを感じる分、普通のコンソメよりはパンチが強く食欲をそそります。
韓国の牛肉出汁の使い道として、もっともポピュラーなのがワカメスープです。
焼肉屋さんでセットについてくるワカメスープの味が、牛肉出汁があればそれだけで再現できてしまいます。
≪牛肉出汁で作ったワカメスープとチャーハン≫
実際、乾燥ワカメときざみ葱にスプーン1杯の牛肉出汁を入れ、一人分のワカメスープを作ってみると、本当に焼肉屋さんそのままの味で、夫が大絶賛していました。
牛肉出汁の用途はスープだけでなく、チャーハンなどの炒め物や、ナムル、チヂミの味付けなど多岐に渡ります。
料理の味がなんとなくぼんやりしている、決まらないというときに一振りすると一気にしっかりした味になるのでチョイ足し調味料としても活躍しています。
韓国貝出汁は唯一無二の味!使い道も意外と多い
牛肉出汁がオーソドックスな味で使いやすいのに対し、貝出汁は「まさに貝!」といった感じの唯一無二の味です。
貝が苦手な人は少し入れただけでも食べられなくなるのでおすすめしません。
ただ、貝が好きな人にとっては、一振りするだけで貝の風味をつけることばできる夢のような調味料です。
たとえば、スンドゥブ鍋のベースに入れればアサリや魚などが一切入っていなくても魚介の風味がして本格的な味になります。
風味がかなり強いので使い道が限られるのではと思われがちですが、特に辛かったり香味野菜の香りがしたりするわけではなく、シンプルに貝の香りだけなので韓国料理以外でも使えます。
例えば味噌汁に入れればあさりのお味噌汁のような味になりますし、パスタに入れればボンゴレ風になり、「あさりの味は好きだけど砂がじゃりっとするのが苦手」という私のような人間なら便利に思えること間違いありません。
この貝出汁を入れるとすべて魚介風味に印象が変わるので、余りがちなカレーやお鍋の2日目の味変として活躍しています。
ぜひ食卓に取り入れてみよう
取り入れれば料理のレパートリーは増えるとわかっていても、使いこなせるかわからない調味料を高額で買うのは気が引けるものです。
業務スーパーの韓国出汁は、使い切りやすい分量かつお手頃な値段で試すことができますのでぜひ食卓に取り入れてみてください。(執筆者:3人の子を育てる主婦ライター 岩崎 はるか)
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