我が家でも今シーズンだけでなく、数年前の書き損じや余った年賀状が何枚も発掘されました。
「年賀状を作成するときに書き損じてしまった」
「多めに印刷したので余ってしまった」
そんな処分に困る書き損じはがきは郵便局で手数料を払えば、数年前の年賀はがきであっても、さまざまな郵便商品に交換できます。
今回は書き損じはがきを有効活用する方法について紹介します。
交換できる郵便はがき・切手類
多めに印刷して余った年賀はがきや書き損じはがきで交換できるものは以下のものです。
- 普通切手
- 郵便はがき
- 郵便書簡(ミニレター)
- 特定封筒(レターパック封筒、スマートレター封筒)
- 年賀はがき(※年賀はがき発売期間中のみ、年賀はがきの書き損じを同じものに交換可能)
記念切手などの特殊切手や、郵便局で販売していてる封筒や文房具などは交換ができません。
投かんされたはがき(宛先不明で返送されたものも含む)や料額印面(はがきの料金を表す部分)が汚れているものも交換できません。
交換には1枚につき5円の手数料
同額のはがきに交換する場合は、
- 1枚につき5円を支払う
- 何枚かまとめて持っていき、額面の合計金額から1枚当たり5円の手数料を引いた金額の郵便商品に交換してもらう
間違って購入した年賀はがきは未使用に限り無料で交換可能
インクジェット用の年賀はがきを買ったつもりが無地の年賀はがきを買ってしまった、などという場合は、年賀状販売期間なら未使用で再販できる状態に限り、無料で本来購入したかった商品に交換できます。
今シーズンの年賀はがきの発売期間は2021年11月1日(月)から 2022年1月7日(金)までとなっており、その期間内なら交換してもらえます。
喪中になってしまった場合も無料で交換可能
年賀状を用意したのに近親者が亡くなり喪中になってしまったときは、たとえ印刷済みであっても年賀状発売期間中であれば、手数料なしで交換できます。
ただし喪中であるという証明が必要になりますので、郵便局に備え付けの請求書の記入が必要です。
この場合も交換可能な商品は上で紹介したものと同じ、弔事用切手は通常切手を含みます。
喪中はがきに貼る弔事用切手にする方が多いようです。
交換するならお年玉くじ当選番号確認後がおすすめ
年賀状の楽しみといえば、お年玉くじです。
2022年用年賀はがきのお年玉くじの賞品は
・1等 現金 30 万円
選べる電子マネーギフト「EJOICA(イージョイカ)セレクトギフト」31 万円分
2021 年発行特殊切手集&現金 20 万円
のいずれか1つ
・2等 ふるさと小包など
・3等 お年玉切手シート
となっています。
抽選は2022年1月16日、翌1月17日から賞品の引き換えが可能です。
書き損じた年賀状でも、お年玉抽選に当選していたら賞品と交換してもらえます。
賞品を受け取った後でも、手数料を払えば切手やはがきなどとの交換が可能です。
どうしても年賀状から年賀状に交換したいという事情がない限りは、当選番号が発表され、当落を確認した後に交換すると良いでしょう。
≪画像元:日本郵便株式会社≫
【実例】筆者は数年前から貯めた書き損じはがきをこうして交換した
筆者は最近、印刷をしたけど送らずに余った約6年分の年賀はがき約数十枚を交換してもらいました。
現在の郵便はがきは63円ですが、価格改定前や消費税増税前の52円、62円のはがきも交換可能でした。
持ち込んだはがきの金額の合計から手数料(5円×はがきの枚数)を引いた金額が、交換できる商品の金額の合計です。
例えば、63円の年賀状を10枚、62円の年賀状を10枚交換する場合は
63×10+62×10=1,250円
1,250円-5×20=1,150円
となり、1,150円分のはがきや切手と交換できます。
筆者はよく使う84円切手を最大まで交換して、余った金額を2円や1円の少額の切手で調整しました。
レターパックをよく使うという方はレターパックを交換できる金額ぐらいまで書き損じはがきを貯めておいて、まとめてもっていくとよいかもしれません。
郵便局で交換する以外の活用方法も
郵便局で交換する他にも、未使用なら手数料を払わずに年賀状を懸賞に応募するために使用することも可能です。
その場合は、はがきの「年賀」マークを二重線で消す、数年前の物なら表に書かれている価格が現行の郵便はがきの価格(63円)と同じか確認するなどの注意が必要です。
書き損じはがきでも投函してしなければ、ボランティア団体などに寄付して誰かの役に立てるという方法もあります。
書き損じ年賀はがきは捨てないで有効活用しよう
年賀状を作成していると余ってしまったり、書き損じてしまったりするのはしょうがないことです。
郵便局の窓口に持っていけば手数料はかかりますが、切手やはがきなどいろいろな郵便商品に交換してもらえます。
新しく買い直すよりお得で、しかも自分が使いやすい商品に交換してもらえるので、書き損じはがきや余った年賀状はぜひ取っておき、有効活用しましょう。(執筆者:加納 愛菜)
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