グラタンなど、温かいオーブン料理が恋しくなる季節です。
フタがない容器はグラタン、パイ、ケーキなど、華やかな見た目で写真映えする料理に向いています。
近年は作り置きがブームとなり、冷蔵庫からそのまま食卓に出せる、中身が見えるフタ付きのシンプルな容器が人気です。
食器と調理器具を兼用できることから、洗い物を減らせて時短になると評判です。
耐熱容器のメリットは、レンジだけでなく、オーブン、食器洗浄機が使えること。
カレーやミートソースなど、ニオイや色移りが気になる料理の保管に使い勝手が良いです。
人気に伴いサイズ展開が増え、ダイソーでも人気がある耐熱容器を今回は紹介します。
※商品は全て税込み表示です。
ダイソーで買える観葉植物 雑貨店なら1万円の「レア物」も110円や330円で楽しめる
人気がある耐熱容器
まずは王道の「耐熱グラタン皿」です。
グラタン皿
フタがないタイプで、グラタンやパイ、ケーキ作りなど、盛り付けや断面を楽しむ料理にピッタリです。
サイズはいろいろありますので、個別でも大皿でも、用途によって使い分けができます。
ダイソーは400ml正方形165円、600ml楕円形220円、850ml台形と1リットル長方形は330円です。
同じサイズでは揃わなかったので、600mlを基準に他メーカーと比較するとIKEA199円、ダイソー220円、HARIO900円、iwaki(700ml)1,320円でした。(ニトリは容量表記ではなく、幅14 × 奥行12 × 高さ4cmの耐熱ガラス皿が523円です)
最安はIKEAですが、筆者の近所にはIKEAがなく、手軽に購入できる環境にありません。
ダイソーでも、有名メーカーに比べ1枚680円以上お得に購入することができます。
IKEAが身近にある方はIKEA、ない方はダイソーで実物を見ながら選ぶのが良いでしょう。
耐熱ガラス食器
フタ付きなので、そのまま冷蔵庫に収納することができます。
積み重ねて使用できるので、常備菜の作り置きにピッタリです。
ラップの使用量を抑えることができるので、エコにもなります。
フタは2か所でパチンと簡単にはめられるので、開け閉めがスムーズにできます。
簡易的なフタなので、横にするとフタの部分から液体が漏れてしまいます。
密閉したい料理には、後述の「レンジOK!耐熱ガラス密閉容器」を使いましょう。
ニオイが気にならない食材、汁気の少ない料理の保存なら、こちらで充分間に合います。
フタはパカっと簡単に開け閉めできるので、フタだけ持つと本体が落下してしまいます。
持つときはフタだけでなく、ガラス本体部分を持つようにしましょう。
ガラス容器は横からでも中身が分かるので、冷蔵庫の中を見やすく整頓できます。
同じサイズの容器をいくつかそろえるためには、費用を最小限に抑えたいところです。
ダイソーで費用を大幅に節約しながら、作り置きを楽しんでほしいと思います。
形は全て正方形で、310mlが110円、500mlが220円、800mlが330円です。
iwakiは240mlで880円、380mlで990円です。
IKEAは同タイプの容器はありませんが、ガラス容器+シリコンフタは450ml499円、ガラス容器+竹製フタは400ml499円で販売しています。
ダイソーとiwakiの大きな違いとして、iwakiはフタが別売りで購入できます。
また、iwakiはフタをしたまま電子レンジで加熱することができる点が使いやすいです。(ダイソーは加熱の際にフタを外す必要があります)
金額的に考えると、ダイソーが最もお得です。
電子レンジでフタが必要かどうかが、他メーカー品と比べる際の分岐点になりそうです。
レンジOK!耐熱ガラス密閉容器
3点目は「レンジOK!耐熱ガラス密閉容器」です。
こちらは4点ロックのフタにパッキンが付いており、しっかり密閉することができます。
味付け卵、漬物、ピクルスを入れても、ニオイや汁漏れがありません。
ニオイや汁気のある食品を入れる場合に向いている商品です。
価格は310mlが165円、530mlが220円、800mlが330円、1.1リットルが440円です。
市販品やネットだと、同様の耐熱ガラス密閉容器は750ml1000円程度します。(iwakiやHARIOは4点ロックで留める密閉容器がないため比較していません)
ニトリは370mlで249円、650mlで299円、1040mlで449円です。
IKEAは400ml299円、600ml299円、1.0ℓ499円の商品があります。
IKEAには750ml×3ピースで599円という、破格のセット価格もあるようです。
ニトリもIKEAも、ダイソーとサイズが微妙に異なるため、比較はしにくい状態です。
価格面ではややダイソーが有利ですが、セット購入だとIKEAの方が安い商品もあります。
必要なサイズによって、ダイソー、ニトリ、IKEAを選び分けましょう。
材質
耐熱ガラス(ホウケイ酸ガラス)
【耐熱温度差】120℃
耐熱ガラス皿共通のメリット&デメリット
共通のメリットとデメリットがあります。
<メリット>
・ 食器洗浄機、レンジ、オーブンで使用することが可能
・ 色移り、ニオイもれに強い:カレー、ミートソースなどを保存する際に重宝します
・ フタをしてスタッキング収納、もしくはフタを外して入れ子式収納ができる
・ 透明なので、横から中身が見える
・ 油汚れに強い:電子レンジ加熱しても、タッパーに比べてこびりつきが起きにくい
・ 調理用の器が必要なくなるので、洗い物が減る
<デメリット>
・ 加熱する際はフタを外す必要がある
・ ガラス製なので重い:中身を入れるとより重くなる。滑らないよう持ち運びには注意。
・ 容器が熱くなりやすい:オーブンを使うと、見た目からは想像できないくらい容器が熱くなる。
鍋つかみを使って取り出すように注意しましょう。
・ たわし、クレンザーの使用不可:ガラス表面に傷が付くので、使用できません。
・ 割れやすい:ガラスなので、落としたり、衝撃を与えると割れてしまいます。
重ねて収納する際は四隅にヒビが入らないよう、丁寧に扱いましょう。
お子さまのいる家庭での取り扱いにも注意が必要です。
元ダイソー店員が感じた耐熱容器の注意点
耐熱容器は、筆者が勤務していた頃から良く売れていました。
店頭に並べる前に、割れやヒビが入っていないか、商品をチェックしています。
その際気になったのは、フタと本体のハマり具合が商品によって微妙に違うことです。
フタの閉まり方が硬すぎたり、緩すぎたり。
あまり気にしない方もいますが、私は「フタを閉める時のフィット感」にはこだわるタイプです。
持ち手が付いていない商品の場合、フタが緩いと落下の危険性が高まります。
キツ過ぎるとなかなか開かないので、使う際に不便だと感じます。
毎日使う食器は使いやすさが大切です。
自分が気持ちよく使えるよう、購入前に開け閉めをして確認することをオススメします。
【まとめ】
ガラス製の耐熱容器は、電子レンジ、オーブン、食器洗浄機で使えるのが利点です。
ニオイ移り、色移りが少なく、中が透明で見やすいので、冷蔵庫内を綺麗に保てます。
シンプルで何にでも合う高級感のあるオシャレな見た目から、映える料理にピッタリです。
ダイソーは店舗数が多く、実際に手に持って商品を確認しながら選べます。
市販の耐熱ガラス容器よりも安価にそろえることができるダイソー商品。
日常生活に取り入れて、食事をより一層楽しむことができるよう、役立ててください。(執筆者:山城 奈々)
ダイソーの靴下&レッグウォーマー 床暖房は8→2時間に短縮、12日で元取れの使用レポ