家にいる時間が長くなりがちな秋冬に気になるのは光熱費。
暖房機器を使う冬場は光熱費が高くなりやすく、今年も自粛生活のため光熱費がさらにかかりそうで心配です。
今回は「秋冬の光熱費節約におすすめの5つの方法」をご紹介します。
どれも簡単できて、光熱費を減らすのに役立ちます。
お金をかけずにできるものも多いので、取り入れて節約につなげてください。
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1. 保温機能は必要な時だけ使う
電気ポットや炊飯器・便座の保温は、時間当たりの電気代は安くても長時間保温することが多いため、思った以上に電気代がかかっています。
できる限り保温機能を使わない・放熱しないように注意することが光熱費の削減につながります。
【炊飯器】
タイマー機能で必要な時に炊いて保温はしない・まとめて炊いて冷蔵か冷凍してレンジであたためる
【電気ポット】
沸騰後は魔法瓶に入れて電気代をかけずに保温する
【便座】
便座カバーを使用して保温はオフか、低温にする・放熱を防ぐため必ずふたをする
ちょっとしたことの積み重ねで光熱費は減らせるので、できることからチャレンジしてみましょう。
2. まずは着るもので調整する!ポイントは足元
室内で寒さを感じた時にすぐにストーブなどの暖房機器を使っていませんか。
少し肌寒い程度であれば、すぐに暖房機器に頼らずにカーディガンやひざかけなど着ると光熱費をかけずにすみます。
特に効果的なのは、靴下の重ね履きやスリッパ・レッグウォーマーなどを使って、冷気がたまりやすい足元を中心にあたためる方法です。
ただでさえ心臓から遠い足元は血流が悪くなりやすく冷えやすいので、ここを温めるだけでも体感温度に違いが出てきます。
3. 加湿で体感温度アップ
同じ室温でも、空気が乾燥するほど体感温度は下がります。
室内の理想の湿度は40~60%と言われていて、室温だけではなく湿度にも気をつけると同じ室温でも快適度が変わってきます。
湿度の調整と言えば加湿器を思い浮かべますが、洗濯物の室内干し・鍋など湯気の出る料理でも加湿できます。
例えば、濡れたバスタオルをお部屋に干すだけでも簡単に湿度を上げることができます。
最近では100均でも加湿器が売られていて、光熱費のかからないペーパータイプや素焼きポットが数百円で買えるので、こういったものを活用するのもおすすめです。
加湿器を使用する場合は加湿方式に注目しましょう。
光熱費で選ぶのなら超音波の振動で水を霧状にすることでお部屋を保湿する「超音波式」がおすすめです。
しかし、ヒーターを使用しない超音波式は水中の雑菌などもそのまま放出されるため、除菌機能がついているものを選ぶか、こまめにお手入れしましょう。
4. 窓周りから冷気を侵入させない!
室内の暖かい空気は約50%が窓から逃げてしまうと言われています。
そのため窓の断熱対策をおこなうことで効果的に室温が保てます。
専用の断熱シートや隙間テープを使用するのもよいですが、宅配便の緩衝材などに使われているプチプチなどでも代用できます。
また、普段から使っているカーテンも熱を逃がさないために役立ちます。
生地が厚いカーテンほど断熱効果が高く、丈は床につくくらいのものだと冷気の侵入を防げます。
カーテンの丈が短いと断熱効果がダウンしてしまうので、冬場だけカーテンを継ぎ足したり窓の下部だけ冷気ブロックパネルをつけて、冷気の侵入を防ぎましょう。
5. エアコンの使い方を見直して暖房費ダウン!
本格的に寒くなってくると活躍の機会が増えるエアコンですが、節電するには使い方が重要です。
まず、暖房の温度は1度下げると電気代が10%下がると言われているので、設定温度は20度を目安にあげすぎないようにしましょう。
モードは効率的な運転ができる「自動運転」にして、風向きは下にしておくと部屋全体を暖められます。
エアコンはつけた瞬間が一番電力消費が大きいので、短時間の外出であればつけたままにするのがおすすめです。
また、エアコンのフィルターに目詰まりがあると必要以上に電力を消費してしまうので、2週間に1度を目安にフィルターのお手入れをおこないましょう。
合わせて、室外機近くに障害物がないかもチェックしておきましょう。
周りに障害物があると、冷暖房能力の低下や消費電力アップにつながる可能性があります。
エアコン使用時に扇風機やサーキュレーターを併用するのもおすすめです。
窓の近くに置いて部屋中央の天井に向けると、天井付近にたまった暖かい空気を循環させることができ、室温のムラを減らすことができます。
ちょっとした工夫で光熱費アップを阻止しよう!
「秋冬の光熱費節約におすすめの5つの方法」をご紹介しました。
1つ1つは簡単な方法ですが、日々気をつけるだけで光熱費を減らせます。
できることから試してみましょう。(執筆者:浦辺 愛美)
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