改悪続きの「楽天SPU」「PayPayStep」ですが、10月以降のポイントプログラム倍率比較とポイント獲得のコツをお伝えします。
まずは特定の日のお買い物でポイントがアップするサービス以外の部分を比較します。
楽天SPUは最大で15.5倍のポイント倍率が獲得できます。
楽天会員、楽天カード、楽天銀行口座の保持、楽天モバイルや楽天ひかり、楽天トラベルなど、主に楽天経済圏のサービス利用でポイント倍率がアップするのがSPUの特徴です。
筆者の場合、楽天SPUはカード、アプリ、モバイル、銀行、証券、ひかり、koboの利用で6.5倍となっています。
月によってはその他で+1.0~1.5倍されるイメージです。
【楽天ふるさと納税】毎年リピートするおいしさ間違いなしの返礼品5選 寄付額1万円でボリューム大
楽天Pashaも改悪
また、ここ最近改悪が続いている楽天SPUですが、8月にも楽天Pashaの条件が下記のような改悪となったところです。
改悪後:トクダネ300ポイント以上獲得かつ、きょうのレシートキャンペーン10枚以上レシート承認でポイント+0.5倍
PayPayStepは10月現在、最大でPayPayモール10.5%、Yahoo!ショッピング9.0%のポイント倍率が獲得できます。
倍率の大半でもらえるポイントはPayPayボーナスで、Tポイントは1%です。
プレミアム会員、対象サービス利用の一部はサービス利用で、PayPay支払い、ストアポイントなどは実際のお買い物での倍率アップ獲得条件になります。
PayPayStepとその他サービス内容
また、お買い物時の決済方法でも加算されるポイント倍率が異なり、下記となります。
PayPayモール 9.5%、Yahoo!ショッピング 7.5%がベース倍率
Yahoo! JAPANカードを使った決済だと、PayPay残高払いは-0.5倍になりますが、PayPayモールでは+1%、Yahoo!ショッピングにおいては+2%となります。
PayPayで支払う場合はゴールドメダル獲得想定であるため、PayPay残高払いどちらのショップも+1.0%となります。
筆者の場合、カード決済メインでゴールドメダルを獲得できない月はPayPayモール6.5~8.0%、Yahoo!ショッピング5.5~7.0%以下といった感じです。
なお、10月1日から改悪されたPayPay残高払いは以前1.0%だったため、ショッピングでPayPay残高支払をしていた方にとっては-0.5%の改悪となってしまいました。
両サービスで獲得できるポイントの特徴
【期間限定楽天ポイント】
楽天SPUで獲得できるポイントは期間限定楽天ポイントで、有効期限が設定されています。
ポイント期限は獲得した月の翌月末が多く、ポイントを使い切るのを忘れてしまうとポイントが消滅してしまいます。
【PayPayボーナス・Tポイント】
PayPayStepではPayPayボーナスとTポイントが獲得できます。
PayPayボーナスはPayPay残高支払いのみでしか利用できませんが、利用する期間が限定されておらず、消滅する心配がありません。
Tポイントについても最後に付与された日から1年で、ポイントを獲得し続ければ実質は消滅することはありません。
改悪後のポイント獲得のコツ
【楽天SPU】
今年に入って数回の改悪をしており、今後も続くのではとの声が多いのが事実です。
達成条件の改悪に加えて、ポイントに使用期間があることもネックだと思われます。
楽天経済圏の方であれば改悪後もSPU条件は比較的クリアしやすいと思います。
期間限定ポイントは楽天Payを使って日々の買い物に充填できます。
また、ネットショッピングの利用額が多い方であれば楽天スーパーセールやお買い物マラソンなどのキャンペーンと楽天SPUを併せてポイントを一気に貯めることも可能です。
【お買い物マラソン】
【PayPayStep】
特定日のサービス
改悪に加えて、ゴールドメダル獲得のハードルもあります。
ゴールドメダルを獲得できない場合、ポイント倍率が-2%となるため、SPUに比べるとポイントが貯まりづらい欠点があります。
その反面、PayPayボーナス、Tポイントはポイント期限がないため、ポイントを貯めて保持することには向いています。
お買い物をする場合はYahoo! JAPANカードでの決済、日曜日や5のつく日などの特定日を狙い、ポイント倍率をなるべく増やすことをおすすめします。
ソフトバンク、ワイモバイルユーザーであればさまざまなポイントアップ特典が期待できます。(執筆者:永瀬 真人)
【2021年8月】楽天ポイント獲得実績報告 寝る前5分のメールチェックがポイントアップに