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冷蔵庫の買い換えは9年目がおすすめな理由 節電効果は「3つの規格」を見ればわかる


おうち時間が増えて、今年の夏の電気代に目を丸くした家庭も多いのではないでしょうか。

電気をこまめに消したり待機電力をなくしたりしても、思ったよりも効果を実感できず、すぐにいつもの生活に戻りがちです。

今回は、思い切った電気代節約方法「冷蔵庫の買い替え」についてお話しします。

冷蔵庫の節電指標3つ、買換えは9年目

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電気代節約なら冷蔵庫の買い替えが良い理由

電気代を節約する方法は「日常生活の中で節電を心がける」と「消費電力が少ない家電を使う」の2種類ではないでしょうか。

節約を意識している人は、常に節電を心がけています。

そうなると、さらにできることは

「消費電力が少ない家電を使う」

です。

節約家は、ものを大切に使います。

家電も例外ではありません。

しかし、長い目で電気代節約を考えるならば、冷蔵庫は買い替えたほうがいいのかもしれません。

なぜならば、冷蔵庫の消費電力は家庭の消費電力の約14.2%を占めています。

冷蔵庫の扉の開閉回数や時間を減らすことで多少の電気代は変わりますが、がんばっても年間で数百円程度の節約にしかならないといわれています。

家電は進化しています。

性能だけでなく、消費電力が少なくなりました。

とくに一般家庭で使われている450リットル程度の冷蔵庫は、10年前と比べて約49%も省エネ機能が上昇しています。

冷蔵庫の省エネ進化

筆者の冷蔵庫は2006年製造の年間消費電力が590kwhなので、電気代は1万5,930円です(27円/kwhで計算)。

現在販売されている同サイズの冷蔵庫は、年間消費電力が290kwhで電気代は7,830円です。

年間8,100円の差になります。

メーカーによっては、もっと消費電力が少ない冷蔵庫も多く、冷蔵庫の選び方によってはさらに電気代を安くできます。

細かい節電も積み重ねれば電気代節約にはなります。

しかし、思い切って電気代を節約するならば、消費電力が大きい冷蔵庫の買い替えをしたほうが、早く効率的に電気代を減らせるのです。

電気代が節約できる冷蔵庫を選ぶ3つのポイント

冷蔵庫の買い替えを考えたら、3つのポイントをチェックします。

1. 統一省エネラベル

ひとつ目は「統一省エネラベル」で、2006年からはじまった評価制度です。

ひとことで「電気代を抑えた冷蔵庫」といっても、メーカーによって基準が違えば消費者は選びにくくなります。

そこで相対的に比べられるように、多段階評価や年間の目安電気代などを表示したものが統一省エネラベルです。

統一省エネラベル

多段階評価は、省エネ基準達成率を5つの星で表示しています。

省エネ達成率が高い冷蔵庫は、だいたい消費電力が低いと考える目安になるでしょう。

2. インバータ制御

ふたつ目は「インバータ制御」です。

インバータ制御は、周波数を変化させることで電気機器を細かく制御できます。

簡単に説明すると

「できるだけ電気をつかわないように工夫できる」

のです。

インバータ制御の冷蔵庫か、そうでないかを見抜く方法は、消費電力をチェックします。

消費電力が「50Hzのときも60Hzのときも消費電力が変わらない」ならばインバータ制御の冷蔵庫です。

例えば、表示は「100/100W 50Hz/60Hz」となっています。

3. 断熱材

最後は「断熱材」です。

インバータ制御は、無駄な電気を使わないようにコンプレッサーを動かしますが、庫内の温度が下がらなければさらに節電できます。

庫内の温度を保つ要は断熱材です。

以前は、冷蔵庫の外壁と外壁の間には、ノンフロンの断熱材だけがはさまっていました。

しかし今は、真空断熱材もはさめることで、断熱効果を高めています。

断熱材がしっかりとしているものは、冷蔵庫の外側の熱の影響を受けにくいため、さらに電気代を抑えられるのです。

冷蔵庫を買い替えるタイミングとは

冷蔵庫は、気がつくと20年近く使っていることがあります。

筆者の冷蔵庫は15年目です。

大きな音が突然鳴りだしたり、止まったりするようになり、修理を依頼しました。

本来ならばメーカーの補修部品保有期間は9年間ですが、運よく部品が残っていたため修理できました。

ただ、次回壊れたときには修理は難しいとのことです。

冷蔵庫は9年目を過ぎたら修理部品がない

冷蔵庫は1日でもなければ困る家電です。

筆者の家は、冷蔵庫置き場の幅が狭いため、置ける冷蔵庫が限られます。

壊れたときにお買い得な冷蔵庫がなければ、多少高くても入るものを買うしかありません。

つまり、冷蔵庫は補修部品保有期間の9年間を過ぎたら、修理が難しくなるため「新しい冷蔵庫の目星をつけるタイミング」です。

さらに、メーカーは毎年10月~11月に新モデルを出します。

新モデルが出る9月~10月は、旧モデルが値下げされるタイミングです。

冷蔵庫は、毎日当たり前のように使っているため、電気代まで考えが及びません。

しかし、冷蔵庫の電気代は大きいです。

節電は、お財布だけでなく地球にもやさしいことです。

現在使っている冷蔵庫の電気代がどれだけかかっているのかを確認し、家計にも地球にもやさしい冷蔵庫を探してみてはいかがでしょうか。(執筆者:クリエイティブな節約家 式部 順子)

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