TOKYO, Feb 17, 2021 - (JCN Newswire) - Fujitsu Technology Solutionsは、このたびEUとポルトガル政府による、学界・産業界の研究者に世界レベルの研究能力をもたらすイニシアティブの一環として、EuroHPC共同事業(注1)(以下、EuroHPC)およびポルトガル政府科学技術機構(Fundacao para Ciencia e Tecnologia)(以下、FCT)の資金拠出により、10ペタフロップス(注2)のスーパーコンピュータシステムを2,000万ユーロで受注しました。本システムは、ポルトガルの「Minho Advanced Computing Center(MACC)」(ミーニョ アドバンスト コンピューティング センター)に設置され、ポルトガルや欧州の学術機関や産業分野などのユーザに向けて、2022年初頭より運用が開始される予定です。

本システムは、医療やバイオエンジニアリング、気象予報、気候変動、新材料や新薬の発見など、公共および産業界における先進的な科学研究を支援するほか、AI(人工知能)やビッグデータ活用の分野にも貢献し、ポルトガルや欧州全体のデジタル化において重要な役割を果たすことになります。

本システムは、国立研究開発法人理化学研究所(所在地:埼玉県和光市、理事長:松本紘)と富士通が開発したスーパーコンピュータ「富岳」にも使用されているプロセッサー「FUJITSU Processor A64FX(以下、A64FX)」を搭載した富士通製スーパーコンピュータ 「FUJITSU Supercomputer PRIMEHPC FX700(以下、PRIMEHPC FX700)」1,632台などで構成します。「A64FX」は、高性能サーバ向けの命令セットアーキテクチャ「Armv8.2-A Scalable Vector Extension」に準拠し、また、優れたエネルギー効率を実現しています。

富士通は、HPC(ハイパフォーマンス・コンピューティング:高性能計算技術)の技術知見やノウハウ、および活用に向けた専門性の高いコンサルティングサービスやサポートサービスを有しており、さらに、HPCの活用において重要となるAtos SE(本社:フランス共和国、Chief Executive Officer:Elie Girard)などのサプライヤーとの協力関係を確立していることから、EuroHPCとFCTに選定いただきました。富士通および株式会社富士通研究所(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:原裕貴)のHPC事業における長年の経験を活かし、スーパーコンピュータシステムの構築を行います。

エンドースメント

President of FCT, Helena Pereiraのコメント
富士通の「A64FX」は、Armv8.2-A命令セットアーキテクチャーをスーパーコンピュータ向けに拡張した「SVE(Scalable Vector Extension)」を備えた初のArmプロセッサーです。本プロセッサーを搭載した「PRIMEHPC FX700」 により、世界レベルのコンピューティング能力を獲得し、ポルトガルにおける最先端の研究活動に必要な計算能力を得ることができます。富士通が丁寧に我々やパートナーと協力関係を築いてきたことで、このような大規模プロジェクトが実現しました。

Managing Director at Fujitsu Portugal, Carlos Barrosのコメント
MACCが、高性能なコンピューティング技術の核となる「A64FX」を搭載したスーパーコンピュータシステムを導入することは、非常に喜ばしいことです。本プロジェクトは、ポルトガルの研究者に世界レベルのコンピューティング技術を提供することを目的としており、我々はパートナーとともにMACCと緊密に協力し、EUにおいて世界最高レベルのHPCへの利用拡大に貢献していきます。

本リリースの詳細は下記をご参照ください。
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概要: 富士通株式会社

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情報提供元:JCN Newswire
記事名:「富士通、ポルトガルに世界レベルの研究能力をもたらす10ペタフロップスのスーパーコンピュータシステムを受注