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三菱重工サーマルシステムズ、2020年度省エネ大賞で「資源エネルギー庁長官賞」を受賞


TOKYO, Jan 7, 2021 - (JCN Newswire) - 三菱重工グループの三菱重工サーマルシステムズ株式会社(社長:楠本 馨、本社:東京都千代田区)は、空冷ヒートポンプチラー(注1)「MSV2」で、一般財団法人省エネルギーセンター主催・経済産業省後援による2020年度(令和2年度)省エネ大賞の製品・ビジネスモデル部門において「資源エネルギー庁長官賞(節電分野)」を受賞しました。新開発した『e-3Dスクロール』圧縮機やその他独自技術の組み合わせにより、業界トップクラスのエネルギー消費効率(COP:Coefficient Of Performance(注2))を実現していることなどが高く評価されたものです。表彰式は1月27日に都内で行われます。

40~70馬力モデルの4タイプからなる「MSV2」シリーズは、冷媒を縦横両方から圧縮する「3Dスクロール」圧縮機をさらに進化させ、スクロール形状をステップからスロープに変更することにより、漏れ損失を大幅に低減し、低負荷時の効率を飛躍的に高めた『e-3Dスクロール』圧縮機を採用しています。さらに「大型プロペラファン」「ロングベルマウス」「細径ヘアピン空気熱交換器」を新規採用することで、従来製品に比べ20%の省電力を達成しました。また吸収式冷温水機に比べても約55%のエネルギー削減となっています。

一方、冷媒には、地球温暖化係数(GWP:Global Warming Potential(注3))が従来のR410A冷媒に比べて約3分の1のR32冷媒を採用。冷媒封入量を従来機に比べて約28%、CO2換算値で約77%削減することで環境負荷の抑制・軽減に貢献できます。

省エネ大賞は、事業者や事業場などにおいて実施した他者の模範となる優れた省エネの取り組みや、省エネルギー性に優れた製品ならびにビジネスモデルを表彰するものです。日本全体の省エネ意識の拡大、省エネ製品の普及などによる省エネ型社会の構築に寄与することを目的としています。

三菱重工サーマルシステムズは今回の受賞を励みとし、さらなるCO2削減と省エネに役立つ技術・製品開発に取り組んでいきます。また、各種プラントにおけるエネルギー効率の向上をはかるサーマルエンジニアリング事業、大空間空調の大型冷凍機事業、多様な快適空間を創り出す空調事業、コールドチェーンに欠かせない輸送冷凍機事業、カーエアコン事業などといった事業領域の広さを生かしたシナジーによる統合技術力で、お客様の多種多様なニーズに応じた最適なサーマルソリューションの実現に注力していきます。

本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://www.mhi.com/jp/news/210107.html

概要:三菱重工業株式会社

詳細は www.mhi.co.jp をご覧ください。


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