仮想通貨のゆくえと日本経済vol.13 日本は、仮想通貨金融センターとなれるか【フィスコ世界経済・金融シナリオ分析会議】
シークエッジグループ代表 白井一成
フィスコIR取締役COO 中川博貴
フィスコ取締役 中村孝也
【フィスコ世界経済・金融シナリオ分析会議】は、フィスコ・エコノミスト、ストラテジスト、アナリストおよびグループ経営者が、世界各国の経済状況や金融マーケットに関するディスカッションを毎週定例で行っているカンファレンス。主要株主であるシークエッジグループ代表の白井氏も含め、外部からの多くの専門家も招聘している。それを元にフィスコの取締役でありアナリストの中村孝也、フィスコIRの取締役COOである中川博貴が内容を取りまとめている。2016年6月より開催しており、これまで、この日本経済シナリオの他にも今後の中国経済、朝鮮半島危機を4つのシナリオに分けて分析し、日本経済にもたらす影響なども考察している。
◇以下は、フィスコ世界経済・金融シナリオ分析会議で議論したことをFISCO監修の投資情報誌『FISCO 株・企業報 2018年春号 −仮想通貨とサイバーセキュリティ』(4月28日発売)の特集『仮想通貨のゆくえと日本経済』でまとめたものの一部である。また、8月3日発売の書籍『ザ・キャズム~今、ビットコインを買う理由~』(フィスコIR取締役COO/フィスコファイナンシャルレビュー編集長 中川博貴著)のダイジェスト版となる。全14回に分けて配信する。
ビットコインは、この世に誕生してからまだ10年も経過していない。2017年に最大20倍以上に膨れ上がったビットコインの価格を見て「中世オランダのチューリップ球根以来のバブル」だと評する声もあったが、これはバブルなのだろうか。ビットコイン投資に機関投資家が本格参入している今、その将来性を悲観するのは早計であろう。貨幣の歴史そのものに立ち返ることで、仮想通貨の本質的価値とその未来、これから日本経済が進むべき道を探る。
~仮想通貨は世界に何をもたらすか~
■日本は「仮想通貨金融センター」となれるか
世界には、輸出できる資源を持たずに貿易で不利な立場に置かれていたところ、「金融立国」の道を選んで花開いた国々がある。シンガポール、香港、スイス、ルクセンブルクなどだ。また、金融業は労働者の賃金を上げやすいため、先進国が推進すべき十分な動機がある産業といえる。
しかも、平日の昼間たった5時間しか空いていない株式市場や、夜間も開いているが週末や祝日にクローズするFX市場と異なり、仮想通貨市場は24時間365日、常に開いているというアドバンテージがある。その分、取引所が収益を上げられるチャンスが増えるわけだ。
これからの日本が活きる道は、国際的な「仮想通貨金融センター」としての役割を探ることにある。従来型の法定通貨を取り扱う金融センターとしての役割が、アジアにおいては香港やシンガポールに先行されているのは間違いない。
非営利の国際機関・世界経済フォーラムが公表している「国際競争力指数」において、算出の基礎となる12項目のうち、「金融市場の成熟度」に注目すると、シンガポールは3位、香港が5位に付けているのに対し、日本は20位と大きく水をあけられている(2016年統計)。
だが、シンガポールはGDPや軍事力の規模が小さく、国際的な影響力を確保するには力不足である。要は「大国」になれないのだ。たしかに、シンガポールは、都市国家として生き残りをかけた徹底的な規制緩和等により、アジアのオフショア・センターとしての地位を築いている。ただし、華僑が多いという国家の成り立ちに加え、地政学的に中国の影響力が高まりやすいことが懸念材料となってきている。都市国家(=小国)であるがゆえに、豊かであっても軍事力が豊富という訳でなく、中国による
政治的侵食を許しやすい。中国の影響力が及ぶということは、西側諸国の富裕層にとって安全な資金の逃避先でなくなってしまう危険性があることを意味する。
東南アジア諸国は中国の意向に逆らえず、中国人の資産移転を受け入れてしまう。シンガポールを除くASEAN諸国で、シンガポールの役割を代替できるところはないだろう。
また、香港は仮想通貨を厳しく規制した中国の影響下にあるため、おおっぴらに「仮想通貨金融センター」を目指すことは難しいのではないかと考えられる。このところ、香港が特別行政区であるとの立場を無視する格好で、中国政府が香港の自治を犯し始めている。中国の金融戦略の一角としては成長を遂げるだろうが、早晩、西側諸国の金融センター(イギリスと近しい関係によるオフショア・センター)としてのポジションから、香港は脱落する可能性が指摘されている。
となると、消去法的に、アジア地域で2番目の経済規模を誇り、日米同盟も含めて軍事力で中国と渡り合える日本のポジションがクローズアップされる。
日本は、アジアで唯一、中国に正面から対抗できる国だ。「大国」としての体面を保てていて、中国の影響力からも独立できている日本は、アジアの、いや世界全体の「仮想通貨金融センター」の地位を目指せるポテンシャルが充分にあると考えられる。少なくとも米国は、日本がその立場を目指すことを妨害しない。将来の日本が経済力を強化し続け、大量の米国債を買い支えていなければ、米国が危機に陥るからだ。
(つづく~「仮想通貨のゆくえと日本経済vol.14 「シナリオ」は危機管理能力を高める【フィスコ世界経済・金融シナリオ分析会議】」~)
◆執筆者
シークエッジグループ代表 白井一成
フィスコIR取締役COO 中川博貴
フィスコ取締役 中村孝也
<HH>
鈴木拓“埼玉の不動産王”になった外国出身タレントを実名告白「めっちゃカネあるんですよ」
和田アキ子「小泉さん、知らない仲ではないが、のど通られへん」備蓄米おにぎり試食の重圧
水を入れずに米を炊くとどうなる?炊飯器のうっかりミスで「放心状態になった」
鈴木拓“本当に強い、リアル最強芸人”を実名告白「圧倒的に強い。めちゃくちゃ強い」
152メートル満塁弾、メジャーとマイナー含め今季最長飛距離の本塁打をRソックス有望株が記録
上沼恵美子「医者の診断はうれしいな」橋幸夫の芸能活動継続に言及
鈴木拓“紳助さんにタックル”騒動真相語る 「走ってタックルした」が現場は「ピキーンと…」
叶姉妹、人気芸人を「共演NG」に 番組中の“一言”に「カメラ止めて」
山口北部で謎の地震活動 震度1未満、2月から3600回超 専門家疑問
天真堂のダイエットプロテインにミルクティー味発売
長嶋一茂、「家族としてお許しいただきたいけれど…」妹・三奈さんらとの病室での会話明かす
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
ヒカル、浮気相手とのLINE流出にドン引きの声「キモすぎる」「吐きそう」
小倉優子、不自然な“二重ライン”にネット騒然「やっぱり整形?」
藤本美貴、夫・庄司智春がしていたら「結婚しなかったと思う」“習慣”を発表
武田鉄矢、昨年死去した大物俳優をライバル視していた「1人だけ、ライバルと思った人がいた」
あのちゃん実名告白「めんどくさい芸能人」が台本と違いスタジオ騒然
西田ひかる「なんとかならなかったのかな」コンビニ備蓄米視察で小泉農相「大きなうねり」発言に
大谷翔平の長女へ、ロバーツ監督がピンクの〝ポルシェ〟プレゼント 昨年は大谷がミニポルシェ贈る
37歳女性タレント、元交際相手から送られてきた“写メ”にドン引き「デリカシーなさすぎ」
父が再婚の丸山隆平(36)現在の家族関係がとんでもないことになっていたと話題に
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
ヒカル、浮気相手とのLINE流出にドン引きの声「キモすぎる」「吐きそう」
多部未華子(30)結婚の裏事情あまりにも恐ろしすぎると話題に!
ガーシー、佐野ひなこの暴露を示唆でネット騒然「ファンだったのに」
【おすすめアニメ50選】完結済み!定番から最新作まで!
「名探偵コナン」最大の謎、蘭姉ちゃんのあの角の正体がついに判明
浜崎あゆみ、バスト丸見えの投稿にネット騒然「巨乳すぎて不自然」
小澤征悦と再婚した桑子真帆アナ(34)黒い過去が流出、衝撃の過去にネット騒然
長嶋一茂、「家族としてお許しいただきたいけれど…」妹・三奈さんらとの病室での会話明かす

鈴木拓“埼玉の不動産王”になった外国出身タレントを実名告白「めっちゃカネあるんですよ」
和田アキ子「小泉さん、知らない仲ではないが、のど通られへん」備蓄米おにぎり試食の重圧
水を入れずに米を炊くとどうなる?炊飯器のうっかりミスで「放心状態になった」
鈴木拓“本当に強い、リアル最強芸人”を実名告白「圧倒的に強い。めちゃくちゃ強い」
152メートル満塁弾、メジャーとマイナー含め今季最長飛距離の本塁打をRソックス有望株が記録
上沼恵美子「医者の診断はうれしいな」橋幸夫の芸能活動継続に言及
鈴木拓“紳助さんにタックル”騒動真相語る 「走ってタックルした」が現場は「ピキーンと…」
叶姉妹、人気芸人を「共演NG」に 番組中の“一言”に「カメラ止めて」
山口北部で謎の地震活動 震度1未満、2月から3600回超 専門家疑問
天真堂のダイエットプロテインにミルクティー味発売