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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、外部環境の不透明感が嫌気される流れ


*09:53JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、外部環境の不透明感が嫌気される流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 108836.47 +0.70%
13日のブラジル株式市場は強含み。主要指標のボベスパ指数は前日比758.20ポイント高(+0.70%)の108836.47で取引を終了した。107,419.59から109,192.91まで上昇した。

朝方は軟調な値動きを示したが、その後は買い戻された。米利上げの長期化懸念の後退が外資の流出懸念を後退させた。また、原油価格の上昇なども支援材料となった。一方、指数の上値は重い。成長予想の下方修正などが圧迫材料となった。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施した週間調査では、2023年の国内総生産(GDP)成長予想は前回の0.79%から0.76%に引き下げられた。23年末の政策金利予想は前回の12.50%から12.75%に引き上げられた。

【ロシア】MICEX指数 2264.27 +0.12%
13日のロシア株式市場は小反発。主要指標のMOEX指数は前日比2.69ポイント高(+0.12%)の2264.27で取引を終了した。2261.37から2271.00まで上昇した。

終始プラス圏で推移し、終盤は上げ幅を縮小させた。通貨ルーブル安の進行で輸出銘柄に買いが広がった。また、中国当局の景気支援スタンスなども好感された。一方、指数の上値は重い。欧州連合(EU)の追加制裁懸念の高まりが指数の上値を押えた。

【インド】SENSEX指数 60431.84 -0.41%
13日のインドSENSEX指数は続落。前日比250.86ポイント安(-0.41%)の60431.84、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同85.60ポイント安(-0.48%)の17770.90で取引を終えた。

終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を縮小させた。米金利高が圧迫材料となった。また、IT大手らの新規雇用が鈍化しているとの報告も、景気の先行き不安を高めた。

【中国本土】上海総合指数 3284.16 +0.72%
週明け13日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比23.49ポイント高(+0.72%)の3284.16ポイントと反発した。

経済指標の改善が好感される流れ。10日引け後に発表された1月の中国金融統計では、国内金融機関の新規融資が市場予想を大幅に上回り、マネーサプライ(通貨供給量)M2の伸び率も上振れている。中国景気の持ち直しが改めて意識されるなか、指数は上げ幅を徐々に広げた。

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