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4日の中国本土市場概況:上海総合0.1%高で3日ぶり反発、食品・飲料に買い


4日の中国本土市場は小幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比2.45ポイント(0.07%)高の3444.58ポイントと3日ぶりに反発した(上海A株指数は0.07%高の3610.59ポイント)。


中国景気の持ち直しが改めて意識される流れ。今週初めに官民で公表された11月の製造業PMIがそろって上振れるなど、これまでに報告された経済指標は良好なものが多くみられている。ただ、米中対立の警戒感がくすぶる中で上値は限定的。米国防総省は3日、中国人民解放軍が所有、または支配していると見なされる中国企業のリスト(通称、ブラックリスト)にICファウンドリ中国最大手の中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK、688981/SH)など4社を追加したと正式に発表した。指数は安く推移する場面もみられた。(亜州リサーチ編集部)


業種別では、食品飲料の上げが目立つ。業界大手の重慶ビール(600132/SH)がストップ高、醤油メーカー中国大手の仏山市海天調味食品(603288/SH)が6.1%高、白酒(中国の蒸留酒)メーカー最大手の貴州茅台酒(貴州マオタイ:600519/SH)が2.5%高で取引を終えた。医薬品株、海運株、防衛関連株、素材株の一角も買われている。


半面、ハイテク株はさえない。上記したSMICが3.3%安、ディスプレイ基幹部品の彩虹顕示器件(600707/SH)がストップ安、パワーエレクトロニクス用半導体モジュール生産の嘉興斯達半導体(603290/SH)が4.6%安で引けた。このほか金融株、不動産株、自動車株、公益株、エネルギー株、空運株なども売られた。


一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が0.31ポイント(0.13%)高の242.16ポイント、深センB株指数が1.40ポイント(0.13%)安の1047.10ポイントで終了した。

亜州リサーチ(株)


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