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14日の中国本土市場概況:上海総合0.6%安で4日ぶり反落、ハイテク関連に売り


14日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比18.97ポイント(0.56%)安の3340.78ポイントと4日ぶりに反落した(上海A株指数は0.56%安の3501.36ポイント)。

売り圧力が意識される流れ。上海総合指数は前日までの3日続伸で、約1カ月半ぶりの高値水準を回復していた。域外マネーの流出も目先の懸念材料。中国・香港間の相互取引スキームを通じた14日前場の売買では、香港経由の本土株売買が再び売り越しに転じた。指数は後場に入り、下げ幅をやや広げている。

習近平・国家主席は14日午前、「深セン経済特区」設立の40周年記念式典で演説。「深セン経済特区は驚異的な発展を遂げたと称賛したうえで、改革・開放を止めることはない」などと強調した。今日の相場では、これを好感する買いが限定されている。(亜州リサーチ編集部)


業種別では、ハイテク関連の下げが目立つ。情報技術サービスの上海宝信軟件(600845/SH)が8.8%安、電子部品メーカー大手の環旭電子(601231/SH)が6.6%安、IC設計の上海韋爾半導体(WILLSEMI:603501/SH)が2.8%安で引けた。不動産株、資源・素材株、公益株、金融株、自動車株、空運株、医薬品株なども売られている。

外貨建てB株相場も値下がり。上海B株指数が3.48ポイント(1.36%)安の252.29ポイント、深センB株指数が3.22ポイント(0.34%)安の954.30ポイントで終了した。

亜州リサーチ(株)




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