starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は反発、政府が中小企業への支援を強化


【ブラジル】ボベスパ指数 101790.54 +1.34%
15日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1350.31ポイント高(+1.34%)の101790.54で取引を終了した。100444.3から102113.5まで上昇した。

買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。新型コロナウイルスのワクチン実用化への期待が高まっていることが買い安心感を与えた。また、欧米市場の上昇も支援材料。ほかに、経済活動の再開に伴う航空業界の回復期待から航空大手の一角に買いが広がった。

【ロシア】MICEX指数 2747.91 +0.12%
15日のロシア株式市場は反発。主要指標のMOEX指数は前日比3.37ポイント高(+0.12%)の2747.91で取引を終了した。2724.35から2763.20まで上昇した。

売りが先行した後は買い戻され、その後は前日の終値近辺でもみ合った。欧米市場の上昇が好感され、ロシア株への買いも広がった。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。国内における新型コロナウイルス感染状況が改善されていないことや、米中対立の激化懸念が足かせとなった。

【インド】SENSEX指数 36051.81 +0.05%
15日のインドSENSEX指数は反発。前日比18.75ポイント安(-0.05%)の36051.81、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同10.85ポイント安(-0.10%)の10618.20で取引を終えた。

プラス圏で推移した後は終盤に上げ幅を縮小させた。国内経済が回復軌道に乗っているとの観測が好感された。また、政府が中小企業への支援を強化するとの期待も支援材料。ほかに、追加利下げ期待の高まりが指数をサポートした。なお、6月の卸売物価指数(WPI)は前年同月比で1.81%となり、3カ月連続で低下した。外部環境では、米株高や新型コロナウイルスワクチン開発への期待を受け、前半はリスクオンムードがやや強まった。

【中国本土】上海指数総合 3361.30 -1.56%
15日の上海指数総合は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比53.31ポイント安(-1.56%)の3361.30ポイントと続落している。(亜州リサーチ編集部)

米中対立の激化が不安視される流れ。トランプ米大統領は14日、「香港国家安全維持法」を巡り、関与した中国の当局者や企業、取引関係にある銀行を制裁する「香港自治法案」と、米国が香港に認めてきた優遇措置を廃止する大統領令に署名した。香港自治法の成立を受けて中国外交部は、「必要な措置をとる」と改めて声明している。このところ両国は新型コロナウイルス、ハイテク、国家安全保障など様々な分野で対立を深めている状況だ。



<CS>

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.