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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は4日ぶりに反落、欧州市場の下落などが圧迫材料


【ブラジル】ボベスパ指数 93828.61 +0.89%
4日のブラジル株式市場は5日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比826.47ポイント高(+0.89%)の93828.61で取引を終了した。92220.8から94132.3まで上昇した。

売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。資源セクターの上昇が指数をサポート。米中経済指標の改善などが引き続き支援材料となったもようだ。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強い。また、国内における新型コロナウイルスの感染状況が改善されていないことも引き続き圧迫材料となった。

【ロシア】MICEX指数 2766.26 -2.29%
4日のロシア株式市場は4日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比64.82ポイント安(-2.29%)の2766.26で取引を終了した。2825.48から2757.61まで下落した。

売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。欧州市場の下落などが圧迫材料となり、ロシア株への売りも広がった。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かり。ほかに、北極圏の都市ノリリスク近郊の火力発電所から大量の軽油が川に流出した事故の発生が警戒された。

【インド】SENSEX指数 33980.70 -0.38%
4日のインドSENSEX指数は7日ぶりに反落。前日比128.84ポイント安(-0.38%)の33980.70、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同32.45ポイント安(-0.32%)の10029.10で取引を終えた。

朝方はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。弱い経済指標が圧迫材料。5月の日経サービス業購買担当者景気指数(PMI)は12.6となり、前月の5.4を上回ったが、引き続き低水準を維持。また、インド経済がロックダウン(都市封鎖)の実施で予想以上の打撃を受けており、回復するのは予想以上の時間を要するとの指摘も嫌気された。

【中国本土】上海総合指数 2919.25 -0.14%
4日の上海総合指数は小幅に値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比4.12ポイント安(-0.14%)の2919.25ポイントと6日ぶりに反落した。

通商問題を巡る米中の対立が警戒される流れ。米メディアは3日、「中国国有企業が豚肉やトウモロコシなど米国からの輸入品を相次いでキャンセルしている」と報じている。前日に「米国の大豆輸出業者は、中国の国有企業向けに販売をした」と伝えられていただけに、投資家の慎重スタンスが強まった。また、直近のハイピッチな上昇で、上海総合指数は約2カ月半ぶりの高値水準を切り上げていただけに、戻り待ちの売り圧力も意識された。もっとも、経済持ち直しの期待も根強く、指数はプラス圏で推移する場面もみられている。



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