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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は値上がり、米中通商交渉の進展期待が強まる流れ


【ブラジル】ボベスパ指数 97276.2 +0.88%
27日のブラジル市場は4日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比846.6ポイント高(+0.88%)の97276.2で取引を終えた。95855.3から97951.00まで上昇した。

中盤はマイナス圏に転落したが、後半は再び買い戻された。ブラジル中央銀行がドル売り・レアル買いの為替介入を実施したことに伴い、レアルは下げ止まった。また、最近の下落で値ごろ感も強い。一方、米中協議再開への懐疑的な見方や4-6月期のドイツ国内総生産(GDP)はマイナス成長に転じたことなどが指数の上値を押さえた。

【ロシア】MICEX指数 2659.35 +0.04%
27日のロシア株式市場は小反発。主要指標のMOEX指数は前日比1.11ポイント高(+0.04%)の2659.35で取引を終了した。2636.99から2663.14まで上昇した。

不安定な展開が続いた後は終盤はプラス圏を回復した。メケル(MTLR)などの増配発表が好感され、関連銘柄に買いが広がった。一方、指数の上値は重い。米中協議再開への懐疑てきな見方や、世界的な景気減速懸念が再び高まっていることなどが圧迫材料となった。
【インド】SENSEX指数 37641.27 +0.39%
27日のインドSENSEX指数は3日続伸。前日比147.15ポイント高(+0.39%)の37641.27、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同47.50ポイント高(+0.43%)の11105.35で取引を終えた。

終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅をやや拡大させた。前日の米株式市場の上昇を受け、インド株にも買いが先行。また、トランプ米大統領が主要7カ国首脳会議(G7)で、米中通商協議の再開に前向きな姿勢を示したことも好感された。

【中国本土】上海総合指数 2902.19 +1.35%
27日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比38.63ポイント高(+1.35%)の2902.19ポイントと反発した。8月1日以来の高値水準を回復している。

米中通商交渉の進展期待が強まる流れ。G7首脳会議で訪問したフランスでトランプ米大統領は26日、「中国側から通商協議再開の申し入れがあった。交渉を再開する」と述べた。中国で通商問題を担当する劉鶴副首相はこれより先、「貿易戦争のエスカレートには断固として反対する。冷静な協議を通じ、問題を解決する方針だ」と発言している。企業業績の回復基調も好材料。全国工業企業の利益総額は今年7月、前年同月比で2.6%増加した。2カ月ぶりにプラス成長を回復したことで、国内景気の過度な減速懸念が薄らいでいる。



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