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概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は4営業日ぶりに反発、連日の下落で値ごろ感が強まる


【ブラジル】ボベスパ指数 85136.13 -0.65%
26日のブラジル市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比561.02ポイント安(-0.65%)の85136.13で取引を終えた。85684.25から83891.75まで下落した。

中盤に下げ幅を拡大させる場面もあったが、その後は値をやや戻した。成長予想の下方修正が嫌気された。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施した最新調査では、2019年の成長予想が前回の2.55%から2.53%まで引き下げられた。一方、指数の下値は限定的。米株式市場や原油価格の上昇など外部環境の改善が支援材料となった。

【ロシア】MICEX指数 2308.85 +0.79
26日のロシア株式市場は5日ぶりに反発。主要指標のMICEX指数は前日比17.99ポイント高(+0.79)の2308.85で取引を終了した。2291.98から2315.98まで上昇した。

買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。連日の下落で値ごろ感が強まったほか、原油価格の上昇が資源セクターの支援材料。また、海外環境の回復なども買い安心感を与えた。

【インド】SENSEX指数 35649.94 +0.51%
26日のインドSENSEX指数は4営業日ぶりに反発。前日比179.79ポイント高(+0.51%)の35649.94、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同66.35ポイント高(+0.62%)の10729.85で取引を終えた。

売りが先行した後は買い戻され、引けまで上げ幅をじりじりと拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、下値を拾う動きが活発となった。また、製薬セクターの先高観が強まっていることも同セクターの支援材料。値ごろ感などで製薬セクターの株価は平均で現水準から10%上昇すると予測されている。

【中国本土】上海総合指数 2498.29 -0.26%
26日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比6.53ポイント安(-0.26%)の2498.29ポイントと続落した。

前日までの軟調地合いを継ぐ。米国市場を発端とする世界同時株安が続くとの警戒感が投資家心理を冷やした。また欧米をはじめ主要市場がクリスマス休暇で休場となったため、様子見ムードも強まっている。



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