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12日の中国本土市場概況:上海総合1.2%高で6日ぶり反発、消費セクターに買い


週明け12日の中国本土マーケットは値上がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比31.65ポイント(1.22%)高の2630.52ポイントと6日ぶりに反発した。上海A株指数も上昇し、33.16ポイント(1.22%)高の2754.72ポイントで取引を終えている。

中国消費の堅調を背景に、過度な景気減速懸念が薄らぐ。オンライン通販の最大商戦日に当たる11日の「独身の日(シングルデー)」では、イベントを主催した中国の電子商取引(EC)最大手、阿里巴巴集団(アリババ・グループ・ホールディング:BABA/NYSE)の総取引高が過去最高を記録した。株価の下値不安も後退。証券当局は9日、上場企業の自社株買い戻し支援策を発表した。株価純資産倍率(PBR)の1.0倍以下銘柄、直近20営業日で30%の下落銘柄が認められるというもの。現地メディアによれば、9日時点でA株292銘柄が対象となったという。指数は中盤から上げ足を速めた。

業種別では、家電や小売など消費関連がしっかり。青島海信電器(ハイセンス:600060/SH)が4.0%高、青島海爾(青島ハイアール:600690/SH)が2.9%高、新華文軒出版傳媒(601811/SH)が4.1%高で引けた。運輸株も物色される。中遠海運能源運輸(600026/SH)が2.8%高、中国春秋航空(601021/SH)が2.2%高、大衆交通(600611/SH)が2.1%高と値を上げた。先週末のWTI原油先物が10日続落するなか、燃油コストの低減が期待されている。また、燃料炭相場の先安観が指摘され、発電株も買われた。ハイテク株、不動産株、医薬株、インフラ関連株、証券株なども上昇している。

外貨建てB株の相場も値上がり。上海B株指数が2.77ポイント(1.01%)高の276.54ポイント、深センB株指数が13.75ポイント(1.56%)高の896.22ポイントで終了した。

【亜州IR】




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