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概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は弱含み、景気の減速観測が嫌気された


【ブラジル】ボベスパ指数 85620.13 -2.39%
9日のブラジル市場は4日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比21.08ポイント高(+0.02%)の85641.21で取引を終えた。84030.36から86233.42まで上昇した。

後半はマイナス圏に転落したが、引け間際にプラス圏を回復した。連日の下落で足元では値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、インフレ率の落ち着きなども支援材料となった。一方、海外市場の下落が指数の上値を押さえた。また、原油価格の下落なども資源セクターの圧迫材料となった。

【ロシア】MICEX指数 2403.47 -1.44
9日のロシア株式市場は続落。主要指標のMICEX指数は前日比35.15ポイント安(-1.44)の2403.47で取引を終了した。2431.85から2385.23まで下落した。

売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。米国がクリミア半島(事実上ロシアが領有)の企業と個人に対して制裁を追加したとの報道を受け、米ロ関係の悪化懸念が高まった。また、12月の米追加利上げ観測もロシアからの資金流出懸念を強めた。ほかに、原油価格の下落などが資源セクターの売り手掛かりとなった。

【インド】SENSEX指数 35158.55 -0.22%
9日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比79.13ポイント安(-0.22%)の35158.55、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同13.20ポイント安(-0.12%)の10585.20で取引を終えた。

中盤はプラス圏に回復したが、その後は再び売りに押された。景気の減速観測が嫌気された。米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは最新リポートで、2019年、20年のインドの成長率が7.3%まで鈍化するとの見通しを示した。ノンバンクセクターにおける流動性引き締めの強化や、原油価格の上昇、通貨ルピー安の進行などが成長の足かせになると指摘した。

【中国本土】上海総合指数 2598.87 -1.39%
9日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比36.76ポイント安(-1.39%)の2598.87ポイントと5日続落した。

銀行株が急落し、全体相場の逆風となった。中国政府が民営企業の資金繰り難を解消するため、具体的な数値目標を定めて融資の拡大を図る考えを示したと伝わったことがネガティブ。当局が中小企業向け融資の金利引き下げを迫る可能性があることや、国有企業と比べ貸し倒れリスクが高いためだ。



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