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16日の中国本土市場概況:上海総合0.7%安で3日ぶり反落、医薬品セクターは逆行高


16日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比22.55ポイント(0.71%)安の3169.57ポイントと3日ぶりに反落した。上海A株指数も下落し、23.67ポイント(0.71%)安の3319.60ポイントで取引を終えている。

時価総額上位の銘柄群が下げを主導する流れ。中国工商銀行(601398/SH)が1.5%安、中国建設銀行(601939/SH)が1.7%安、中国石油天然気(601857/SH)が1.4%安で引けた。鉄鋼や非鉄の素材株も安い。宝山鋼鉄(600019/SH)が1.3%、中国アルミ(601600/SH)が1.8%ずつ値を下げた。ゼネコン株や建機株、不動産株、自動車株、空運株なども売られた。

半面、医薬品株はしっかり。MSCI指数に採用が決まった康美薬業(600518/SH)が2.9%高と続伸し、上場来高値を連日で更新した。医薬品の特許期間について、中国はこれまでの20年間から25年に延ばしたこともプラス材料となっている。そのほか、食品・飲料株、発電株なども値上がりした。

一方、外貨建てB株の相場はまちまち。上海B株指数が0.63ポイント(0.20%)安の320.32ポイント、深センB株指数が0.36ポイント(0.03%)高の1106.95ポイントで終了した。

【亜州IR】



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