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13日の中国本土市場概況:上海総合0.7%安で続落、ハイテク関連の一角は逆行高


13日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比21.11ポイント(0.66%)安の3159.05ポイントと続落した。上海A株指数も下落し、22.18ポイント(0.67%)安の3308.38ポイントで取引を終えている。

内部環境の不透明感を嫌気。中国人民銀行(中央銀行)の資金吸収スタンスや、中国貿易統計の下振れが売り材料視された。人民元建ての3月輸出は前年同月比で9.8%減となり、予想外のマイナスに落ち込んでいる。事前の市場予想は8.0%増だった。

業種別では、不動産株がさえない。保利地産(600048/SH)が2.6%安、華麗家族(600503/SH)が1.8%安で引けた。時価総額上位の金融株も軒並み下落。空運株や紙・パルプ株、前日に逆行高したバイオ医薬関連株も下げが目立った。資源・素材株、インフラ関連株なども売られている。

半面、ITハイテク関連株の一角はしっかり。金融機関向けソフト開発会社の恒生電子(600570/SH)が4.8%高、スーパーコンピュータ大手の曙光信息産業(中科曙光:603019/SH)が2.4%高と値を上げた。

一方、外貨建てB株の相場は反発。上海B株指数が0.54ポイント(0.17%)高の326.46ポイント、深センB株指数が2.18ポイント(0.19%)高の1140.25ポイントで終了した。


【亜州IR】



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