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2日の香港市場概況:ハンセン1.5%安で反落、鉄鋼セクターに売り


2日の香港市場は値下がり。主要51銘柄で構成されるハンセン指数が前日比460.80ポイント(1.48%)安の30583.45ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が224.97ポイント(1.81%)安の12203.91ポイントとそろって反落した。売買代金は1260億3600万香港ドルとなっている(1日の売買代金は1144億7400万香港ドル)。

トランプ米政権の保護的な貿易政策を警戒。トランプ大統領は1日、鉄鋼・アルミ輸入に高率の関税を課す計画を打ち出し、来週にも輸入制限を発動することを表明している。輸出国の中国などが対抗措置を打ち出すとの懸念も強まり、経済活動に悪影響を及ぼすとの不安が広がった。

時価総額上位の大手銀行株が下げを主導。中国建設銀行(939/HK)が2.7%安、中国工商銀行(1398/HK)が2.1%安、中国農業銀行(1288/HK)が2.0%安で引けた。

鉄鋼セクターも急落。馬鞍山鋼鉄(323/HK)が4.8%安、重慶鋼鉄(1053/HK)が4.3%安、鞍鋼(347/HK)が2.4%安で取引を終えている。傘下に鉄鋼会社を持つ民営コングロマリットの復星国際(656/HK)も3.9%安と下げた。そのほか、アルミニウム中国最大手の中国アルミ(チャルコ:2600/HK)は2.5%安と続落。今年1月に付けた年初来高値からの下落率は26%を超えた。

中国の自動車セクターも安い。華晨中国汽車HD(ブリリアンス・チャイナ:1114/HK)が3.9%、広州汽車集団(2238/HK)が2.4%、東風汽車集団(489/HK)が2.7%、吉利汽車HD(175/HK)が2.0%ずつ下落した。

本土市場も反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.59%安の3254.53ポイントで取引を終えた。鉄鋼株が安い。エネルギー関連株、金融株、インフラ関連株、不動産株、空運株なども売られた。

【亜州IR】



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