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13日の中国本土市場概況:上海総合0.1%高と3日続伸、セメント株に買い


13日の中国本土市場は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比4.66ポイント(0.14%)高の3384.15ポイントと3日続伸した。上海A株指数も上昇し、4.84ポイント(0.14%)高の3543.78ポイントで取引を終えている。

景気期待が改めて強まった。連休の多い例年9~10月は「金九銀十」と呼ばれ、各種高額商品の販売が伸びる傾向にある。元高一服や高値警戒感などで指数は小安く推移する場面がみられたものの、終盤に入り買いの勢いが増した。上海総合指数は今月6日に付けた年初来高値(終値で3385.39ポイント)に接近して取引を終えている(終値は3384.15ポイント)。

業種別では、セメント株が高い。華新水泥(600801/SH)が3.8%、安徽海螺セメント(600585/SH)が3.1%ずつ上昇した。例年9~10月はセメントの需要期となっている。冬季の大気汚染抑止のため、京津冀(北京・天津・河北省)地域でセメントや鉄鋼などの減産計画が打ち出されていることもあり、製品価格の先高観も強まった。非鉄株や鉄鋼株、不動産株もしっかり。ゼネコンや建機のインフラ関連株も買われる。中国中鉄(601390/SH)が1.1%高、三一重工(600031/SH)が2.0%高で引けた。食品株、石炭株、医薬バイオ関連株、半導体株なども物色されている。

外貨建てB株相場も値上がり。上海B株指数が1.62ポイント(0.45%)高の359.53ポイント、深センB株指数が7.04ポイント(0.60%)高の1177.96ポイントで終了した。

【亜州IR】




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